映画「ダーティ・ダンシング」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ダーティ・ダンシングの紹介：1987年アメリカ映画。ベイビーは17歳の学生、夏に休暇で訪れた山荘で会ったダンサーのジョニーにダンスを少し教えてもらった彼女は彼にもダンスにも夢中になります。ダンスショーの代役としてベイビーが出演する事になり、ジョニーと数日間猛特訓し無事ショーを成功させます。60年代を舞台に、避暑地を訪れた少女が経験する恋を激しくセクシーなダンスを取り入れて描いた青春ラブストーリー。
監督：エミール・アルドリーノ 出演：パトリック・スウェイジ（ジョニー・キャッスル）、ジェニファー・グレイ（フランシス・“ベイビー”・ハウスマン）、シンシア・ローズ（ペニー・ジョンソン）、ジェリー・オーバック（ジェイク・ハウスマン）、ジャック・ウェストン（マックス・ケラーマン）、ほか
この解説記事には映画「ダーティ・ダンシング」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
17歳の大学生フランシスことベイビーは医師の父ジェイクを持ち裕福な家庭に育ちました。ある夏、両親、姉の家族4人で知り合いの山荘を休暇で訪れました。夕食後、ダンサー2人が激しいマンボを踊っていました。その素晴らしさに目が釘付けになるベイビー、二人は山荘のダンス教師を担当するジョニーとペニーでした。その夜、 知り合いに秘密のダンスホールへ連れて行かれたベイビーは多くのダンサーがセクシーなダンスを踊っている様子を目の当たりにし圧倒されます。そこにはジョニーの姿もありました。彼の事が気になっていたベイビーはジョニーと目が合った事からジョニーにダンスを教えてもらいます。ベイビーは彼にもダンスにも夢中になり始めていました。
ある夜、ベイビーは厨房でうずくまり泣いているペニーを発見しジョニーを呼びます。彼女は女癖の悪い学生アルバイトのウェイター、ロビーの子を妊娠していたのでした。彼はベイビーの姉リサにも近づこうとしていました。ベイビーはロビーに詰め寄りますが、彼は全く無関心。ペニーのためベイビーは、理由は話さずに中絶費用を父親に借りますがペニーは受け取りを拒否。中絶手術が行える日が、違うホテルのマンボダンスショーの日と重なっておりペニーは諦めかけますが、ベイビーが代役になる事になりました。その日からジョニーとペニーと共に猛特訓が始まりました。猛特訓で煮詰まったジョニーとベイビーは森に出かけ湖でリフトの練習をします。そこで2人は距離を縮めます。
ショー当日、リフトは失敗するも何とか乗り切ります。ジョニーはよくやったと褒めてくれます。山荘に戻るとペニーが痛みに苦しんでいました。ずさんな中絶手術をされた様子です。ベイビーは父ジェイクを呼びペニーの手当を頼みます。ペニーの相手がジョニーだと勘違いしたジェイクは、ベイビーにもう二度と彼と関わるなと警告します。ですがジョニーが好きになっていたベイビーは彼の部屋へ行き思いを打ち明け一夜を共にします。その後回復したペニーは、二人の関係を察知しジョニーに客には手を出さないよう忠告をします。ジョニーは自分の思うようなショーが出来ないことに苦悩していましたが、ベイビーからもっと意見を言うべきだと助言しますがベイビーも父に、身分が違うジョニーを紹介していないことを指摘され2人は悩みます。愛する2人はその後も密会を続けますがある朝、ジョニーの部屋から朝帰りするベイビーを見かけた客の女性（ジョニーを気に入っている）は嫉妬から、ジョニーに窃盗の罪をかぶせます。
山荘オーナーがジョニーの元へ怒鳴り込もうとした時、ベイビーは昨夜彼と一晩共に居たので彼は無実だと皆の前で証言します。アリバイが証明されジョニーの潔白は証明されましたが、今までの扱われ方に嫌気がさしていた彼は山荘を去る事にします。そしてジェイクを訪れ、自分のベイビーに対する気持ちを伝えようとしますが、ジェイクから“ペニーを妊娠させひどい目に合わせた男”と誤解されているジョニーは相手にしてもらえません。ジョニーはベイビーに別れを告げ山荘を後にします。ですが、その後ジェイクはペニーの相手がロビーだったと知るのでした。その夜、ショーの最中にジョニーが現れベイビーと共にラストダンスをステージで踊り始めます。自分の踊りたいダンスを仲間たちと思い切り踊るジョニーに観客も大喜び、そしてベイビーはリフトを大成功させます。ダンサーも観客も共にダンスを楽しみます。ベイビーのダンスを見て両親も感動、ジェイクはジョニーの事を誤解していた事を謝罪し二人の仲を認めます。ジョニーとベイビーはその後も楽しく踊り続けます。
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