ドロップ・ゾーンの紹介:1994年アメリカ映画。スカイダイビングを利用して悪事を働くハイジャック犯に弟を殺された連邦保安官が、スカイダイビングの女インストラクターと組んで犯人グループに立ち向かうスカイアクション作品です。
監督:ジョン・バダム 出演者:ウェズリー・スナイプス(ピート・ネシップ)、ゲイリー・ビジー(タイ・モンクリーフ)、ヤンシー・バトラー(ジェシー・クロスマン)、マイケル・ジェッター(アール・リーディ)、マルコム=ジャマル・ワーナー(テリー・ネシップ)ほか
映画「ドロップ・ゾーン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ドロップ・ゾーン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ドロップ・ゾーンの予告編 動画
映画「ドロップ・ゾーン」解説
この解説記事には映画「ドロップ・ゾーン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ドロップ・ゾーンのネタバレあらすじ:起
連邦保安官のピート・ネシップ(ウェズリー・スナイプス)と弟で同じく捜査官のテリー(マルコム=ジャマル・ワーナー)は、服役中の天才ハッカー、アール・リーディ(マイケル・ジェッター)を連邦刑務所に護送する任務を命じられ、ボーイング747型ジャンボジェット機に乗り込みました。大の猫好きであるリーディは猫までも機内に連れ込み、機は一路連邦刑務所のあるシアトルへと飛んでいましたが、その時操縦室にハイジャック犯から犯行声明が送られたと同時に、客席に潜んでいたタイ・モンクリーフ(ゲイリー・ビジー)ら武装したハイジャック犯一味が突如発砲、リーディの身柄を確保するとドアを突き破ってスカイダイビングで脱出しました。機内の気圧低下により外へ飛ばされそうになった少女を助けたテリーは、そのまま機外に投げ出されて死亡しました。
ドロップ・ゾーンのネタバレあらすじ:承
ジャンボ機はマイアミに緊急着陸、ピートは、駆けつけた上司のトム・マックラッケン保安官(アンディ・ロマーノ)に事情を説明しましたが、FBI捜査官のボブ・コヴィングトン(クラーク・ジョンソン)とグレン・ブラックストン(チャールズ・ボスウェル)は事件はテリーが先に発砲したために起こったものであり、ハイジャック犯は全員死亡したと伝えてきました。機の搭乗者などのデータは何者かによって消されており、ピートはリーディの仕業だと主張しても聞き入れられず、しまいにはピートはバッジと銃を取り上げられて停職処分となってしまいます。弟の仇を何としても討ちたいピートは単独で犯人を見つける決意をし、パラシュートのプロフェッショナルであるジェシー・クロスマン(ヤンシー・バトラー)からダイビング技術を教わることにしました。
ドロップ・ゾーンのネタバレあらすじ:転
その頃リーディは、タイの仲間でジェシーの元恋人でもあるジャガー(ルカ・ベルコヴィッチ)から、スカイダイビングで目的地に潜入してハッキングする訓練を受けていました。ジャガーがスカイダイビング大会に出場することを知らされたピートは、テリーが助けた少女の証言によりジャガーも犯人の一味であることを確信しましたが、ピートの行動は汚職刑事のフォックス(エド・アマトルド)によってタイに伝えられており、ジャガーは口封じのために高圧線に落下させられて殺害されました。元DEA(麻薬取締局)捜査官だったタイ一味は空からスカイダイニングでDEA支局ビルに潜入、押収物の麻薬を盗み出すと同時にリーディにハッキングさせて囮捜査官に関する機密情報を盗み出しました。情報は犯罪組織に売り飛ばそうというのです。ジャガーの死を知ったジェシーはその死に疑問を抱きました。
ドロップ・ゾーンの結末
スカイダイビング大会も迫り、ピートはジェシーやその仲間のセルカーク(コリン・ネメック)やスウープ(カイル・セコー)、ボビー(レックス・リン)らと共にチームを結成、同じく大会に出場するタイ一味をマークすることにしました。大会当日、セルカークのパラシュートがトラブルを起こし、辛うじてスウープにより助けられました。責任を感じたジェシーは姿を消し、航空機に潜んでいたところをタイ一味に遭遇、駆け付けたピートに救われました。大会に紛れて再びDEAのビルに侵入しようとするタイ一味の企みを見抜いたピートはジェシーや仲間たちと共にビルに向かい、逃げようとするタイらを追って空へ乗り込みました。ピートはタイと格闘となり、ピートはパラシュートで脱出、タイは逃げようとした仲間のトラックに激突して死亡しました。逃げようとしたリーディも逮捕されて事件は解決、ピートはジェシーからプロになれると称賛されました。
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