ドラッグストア・カウボーイの紹介:1989年アメリカ映画。ガス・ヴァン・サント監督のポーランド3部作の一つ。カート・コバーンもリスペクトしていた話題性のあるウィリアム・S・バロウズも神父役で参加した作品。
監督:ガス・ヴァン・サント 出演:マット・ディロン(ボブ)、ケリー・リンチ(ダイアン)、ジェームス・レグロス(リック)、ヘザー・グラハム(ナディーン)、トム・マーフィー神父(ウィリアム・S・バロウズ)ほか
映画「ドラッグストア・カウボーイ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ドラッグストア・カウボーイ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ドラッグストア・カウボーイ」解説
この解説記事には映画「ドラッグストア・カウボーイ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ドラッグストア・カウボーイのネタバレあらすじ:1
1971年、オレゴン州ポートランド。麻薬常用者ボブと妻のダイアンは、仲間のリックとその彼女ナディーンとチームを組んで自分たちに必要なドラッグを手に入れるため、ドラッグストア荒らしをしていました。ある日、テレビを見ていたナディーンが犬を飼いたがりました。しかし、ボブとダイアンは首を縦に振りませんでした。その理由は二人の不幸を呼ぶワードが『犬』だと教えました。とにかく、ナディーンが口にした『犬』のことのせいでツキが30日はなくなったと説明するボブ。他にも、鏡の裏を見ること、ベッドの上に帽子を置くことをしたらお前たちとは縁を切るとまでいいだします。ボブに子ども扱いされることが気に入らないナディーンは、ベッドの上に帽子を置いて横になり、何もないことを証明してやるとリックに言い放ちます。
ドラッグストア・カウボーイのネタバレあらすじ:2
その夜、ボブとダイアン、リックの3人でいつも通り、ドラッグを求め病院に忍び込みました。ボブは病院へ侵入、リックとダイアンは車で待機していました。いつもなら、スムーズに盗んで帰ってくるはずのボブが明け方になっても帰ってこない。さすがに待てない2人は先にナディーンの待つ部屋に戻りました。しかし、戻った部屋のナディーンはオーバードーズ(ドラッグの過剰摂取)でベッドのわきで倒れて死んでいました。時間差で戻ってきたボブはその帽子を見るなりあきれ果てたが、すぐにナディーンの死体に気づき、もうこの生活にピリオドを打とうと決めます。ダイアンにも一緒に行こうと誘うが、彼女はこの生活を終わりにするつもりはないとボブに告げ、ボブと別れました。
ドラッグストア・カウボーイの結末
ボブは田舎に帰り、メタドン治療をしながら、工場で働き始めます。治療先では子どものころに、ドラッグを譲ってくれたマーフィー神父に再開しますが、彼は治療中なのにいまだにドラッグをほしがる始末。そんな中、ダイアンがボブに会いに来るが、ダイアンは今ではリックの下で働き、しかもリックと付き合っていると言います。ダイアンはボブにドラッグを渡し、部屋から去っていきますが、ドラッグを断つ気持ちは変わらず、そのドラッグをマーフィー神父に届けました。部屋に戻るとそこにはドラッグがほしいジャンキーが忍び込み、ドラッグを持っていないボブをピストルで撃ち逃走します。顔見知りの刑事が駆けつけますが、誰に撃たれたかは告げず、ダイアンに『帽子に気を付けろ』と伝えてほしいとだけ告げ、救急車で病院に運ばれて行きました。
以上、映画ドラッグストア・カウボーイのあらすじと結末でした。
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