デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~の紹介:2009年アメリカ映画。企業スパイのレイと、同じくスパイで恋人のクレアは、大手総合商社のB&R社と敵対するエクイクロム社に秘密裏に雇われていたが、会社を出し抜き、大金を手に入れて逃避行する準備をしていた。
監督:トニー・ギルロイ 出演:ジュリア・ロバーツ(クレア・ステインウィック)、クライヴ・オーウェン(レイ・コヴァル)、トム・ウィルキンソン(ハワード・タリー)、ポール・ジアマッティ(ディック・ガーシック)、デニス・オヘア(デューク)、トーマス・マッカーシー(ジェフ・バウアー)、キャスリーン・チャルファント(パム)、ウェイン・デュヴァル(ネッド・ガストン)、ほか
映画「デュプリシティ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「デュプリシティ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~の予告編 動画
映画「デュプリシティ」解説
この解説記事には映画「デュプリシティ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~のネタバレあらすじ:起
レイ(クライヴ・オーウェン)は大手総合商社エクイクロム社で諜報活動を行う産業スパイの一人でした。まだ入社して数週間にもかかわらず、彼はその日、任務を放ってある女性を追いかけます。
クレア(ジュリア・ロバーツ)という同じく産業スパイを生業としている女性で、彼女は敵対企業B&R社の敵対企業情報部に勤めていましたが、エクイクロムに雇われている二重スパイでもありました。
デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~のネタバレあらすじ:承
二人は実は交際していましたが、仲間や敵対企業の目を欺くために「一度寝た仲」という関係を演じきっていました。二人の出会いはドバイのパーティー。二度目はイタリアでの再会、お互いの職業の性質から自分の任務を邪魔しているのではないかと疑心暗鬼になることもありましたが、大金を手に入れてそんな気苦労から解放されたいという思いがありました。
クレアはB&R社が競合他社を蹴落とすため「毛が生える育毛剤」を完成させたことをエクイクロムの取締役ガーシック(ポール・ジアマッティ)に伝えます。ガーシックは特許を盗み出し、株主総会で育毛剤の発売を大々的に発表しようと画策します。
デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~のネタバレあらすじ:転
しかし二人はB&Rとエクイクロムどちらも出し抜いて、育毛剤の特許を他所の外資系企業に売って大金をせしめようと考えていました。レイは開発者の男を追い、クレアはB&RのCEOタリーから情報を引き出し奔走。
クレアは隙を見て特許文書をレイたちのもとに送りました。そして諜報部の基地に合流。レイとの不仲を演じ彼が裏切ったように見せかけることに成功しました。
デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~の結末
クレアとレイは空港で落ち合い、盗み出した特許文書のコピーを手に外資企業役員の待つホテルへ向かいます。しかし「育毛剤ではなくローションだ」と嘲笑され、役員たちは去っていきました。すべての黒幕はR&Bのタリーでした。
二人の恋仲を利用し、ガーシックを偽の情報で陥れることに成功したのです。ガーシックは株主総会で大演説を終えた後、それがただのローションの化学式だったと知り、途方にくれます。レイとクレアもタリーが一枚上手だったことに気づき、餞別として2杯のシャンパンを口にしました。
以上、映画「デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~」のあらすじと結末でした。
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