アースフォール(別題:アースフォール 地球壊滅)の紹介:2015年アメリカ映画。無数の小惑星群の飛来により危機を迎えた地球。離れ離れになった家族3人はぞれぞれの行方を探しながら壮絶なサバイバルに挑むことに・・・。隕石による地球の危機に立ち向かう人々の姿を描いたB級ディザスターパニック映画です。
監督:スティーヴン・ダニエルズ 出演者:ジョー・ランドー(スティーブン)、ミシェル・スタフォード(ナンシー)、デニース・トンツ(レイチェル)、アンドリュー・エルヴィス・ミラー(ビンス)、マーク・ロルストン(キーリー)、ブレンダン・マッカーシー(カール)、ダイアナ・ホッパー(アリー)、エヴァン・ギャンブル(マイク)、ラファエロ・デグルトーラ(トニー)、ベン・レヴィン(クレイグ)、プレスリー・コーカー(マット)ほか
映画「アースフォール」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アースフォール」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アースフォールの予告編 動画
映画「アースフォール」解説
この解説記事には映画「アースフォール」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アースフォールのネタバレあらすじ:起
自宅で小説を執筆中の作家スティーブン(ジョー・ランドー)の家に友人のビンス(アンドリュー・エルヴィス・ミラー)が訪れ、大変なことになったと告げてきました。仕事に追われるあまりニュースを見ていなかったスティーブンは宇宙ステーションに異変が起こったことも、メキシコの海岸にイルカの群れが押し寄せたことも何一つ知りませんでした。
一方、エネルギー関連企業に勤めるスティーブンの妻ナンシー(ミシェル・スタフォード)は、成層火山付近に大量の天然ガスが溜まっていることに疑問を感じていました。
友人たちとロックフェスに出かけるところだったスティーブンとナンシーの娘レイチェル(デニース・トンツ)はいつものように両親とスマホのテレビ通話で近況を話し合っていたところ、突然通話が途切れ、その直後に地球に宇宙の彼方から無数の小惑星群や隕石が押し寄せ、世界各地に隕石が降り注ぎ、主要都市は壊滅状態に陥り、隕石の落下を起因とする竜巻が各地で発生していました。
アースフォールのネタバレあらすじ:承
10日後。スティーブンとビンスは車で町を脱出しましたが、途中でガス欠になったので近くのガソリンスタンドまで車を押していきました。ようやく給油しようとしたその時、竜巻は周りの電線やガソリンを飲み込み、巨大な炎の渦となって襲い掛かってきました。逃げようとしたスティーブンとビンスの車は横転し大破、仕方なく二人はたまたまレイチェルが行く予定だったロックフェスのチラシを拾い、手掛かりを求めて会場へ徒歩で向かいました。しかし、そこには人ひとりおらず、ただ“避難所”と謎の数字が書かれた紙があるのみでした。
一方、嵐で友人の一人を失ったレイチェルたちもまた、避難所らしき場所を探してさまよい歩いていました。途中でレイチェルと仲間たちはわずかな水を巡って喧嘩となったところ、たまたま近くを通りがかった、銃を持った男二人組に出くわしました。
オフィスで同僚たちと待機していたナンシーらの前に政府関係者のキーリー(マーク・ロルストン)が兵士を引き連れて訪れ、小惑星群の影響により地球の自転に狂いが生じたと説明しました。続いてキーリーは地球上のエネルギーや資源を政府の管理下に置くとしてナンシーの会社に協力を求めましたが、ナンシーにとっては家族の安否の方が気がかりでした。そんな最中、ナンシーは自らの研究データを記録したパソコンの中に「S.A.F.E.作戦」なる見知らぬデータを発見しました。そしてナンシーは同僚と共に家族を探すためオフィスから抜け出しました。
アースフォールのネタバレあらすじ:転
スティーブンとビンスは会場近くの農場に住む老人に協力を求め、紙に書かれている数字は避難所の場所を示す緯度・経度ではないかとアドバイスを得ました。レイチェルと仲間たちはどうやら同じく避難所を目指しているらしい男二人組と移動を開始、ナンシーも同僚と共に車でひた走っていましたが、そこに大量の隕石と炎の竜巻が襲い掛かり、レイチェルの友人のひとりが逃げ遅れて隕石の直撃を受けて死亡してしまいます。
難を逃れたスティーブンとビンスは米軍兵士に保護されて避難所に辿り着き、そこでようやく同じく保護されたナンシーと再会を果たしました。そこにキーリーが現れ、「S.A.F.E.作戦」の概要を説明し始めました。それは、軍が保有する全ての核ミサイルを大量の天然ガスが溜まっている層に撃ち込み、その爆発力で地球を元の座標に戻すという前代未聞の作戦でした。そして天然ガスがある攻撃ポイントこそが紙に書かれていた緯度・経度の場所であり、どうやら何者かが避難所と勘違いしてネットで拡散してしまったということでした。その時、スティーブンやナンシーたちは偵察機からの映像により、レイチェルと友人が男二人組と行動を共にしていることを知りました。しかもレイチェルたちのいる場所とは攻撃ポイントのすぐ近くでした。
アースフォールの結末
レイチェルと友人は本性を現した男二人組によって攻撃ポイント近くの廃屋に監禁されました。そこにスティーブンとナンシーがレイチェルを助けに突入、スティーブンは男たちに間もなく核攻撃が始まることを伝えるも、政府を信用していない男たちは聞く耳を持とうとはしませんでした。スティーブンは肩を負傷しながらも男たちからレイチェルを取り戻し、間もなくキーリーたちの乗ったヘリコプターが助けに駆け付けてきました。
スティーブンたちは男二人組を手錠で廃屋に縛り付けてヘリでその場から飛び立ち、間もなくヘリの後方でアメリカ全土から核ミサイルが放たれて大爆発を起こしました。ヘリのスティーブン、ナンシー、レイチェル、ビンス、キーリーたちは作戦の成功を確信しながら帰路に就きました。
以上、映画「アースフォール」のあらすじと結末でした。
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