エンパイア レコードの紹介:1995年アメリカ映画。老舗レコード店“エンパイアレコード”の買収騒ぎをめぐって、雇われ店長と超個性的な店員たちが巻き起こす大騒動を描いた青春コメディ。
監督:アラン・モイル 出演:リヴ・タイラー(コリー)、アンソニー・ラパリア(ジョー)、マックスウェル・コールフィールド、デビ・メイザー、ジョニー・ホイットワース、トビー・マグワイア、ほか
映画「エンパイアレコード」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「エンパイアレコード」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「エンパイアレコード」解説
この解説記事には映画「エンパイアレコード」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
エンパイアレコードのネタバレあらすじ:起・買収計画
片田舎の老舗レコード店“エンパイア・レコード”。ある晩、閉店係を任された店員のルーカスは、事務所にあった書類から店が大手チェーンに売却されることを知る。衝動的に彼はその日の売上金9000ドルを手にカジノへ向かうが、全額すってしまい途方に暮れる。翌朝店の前で出勤してきたA.Jとマークにカジノですったことを言い残してルークは立ち去る。入れ替わりにやって来た店の雇われ店長ジョーは店に入るとオーナーのミッチから売上金が入金されていないことを知らされる。マークから事情を聞いたジョーは怒り心頭、A.Jにルークを探すよう命じるが、そこへいたって冷静な様子のルークが現れる。ジョーは資金を稼ぎ店を守りたかったというルークに激怒しながらも、ミッチに売上金はまだ店にあると言ってその場を取り繕う。
エンパイアレコードのネタバレあらすじ:承・個性的な店員たち
一方で店員たちも大わらわ。才色兼備だがオクテのコニーは、今日店のイベントにやってくるかつてのアイドルレックスに処女を捧げようと遊び人のジーナにレクチャーを受けていた。そんなコニーに思いを寄せるA.Jは彼女に告白することを決意、手首に包帯を巻いたデブラは出勤するなりトイレで髪を切り始めスキンヘッドに。バンドで有名になることを夢見るマークは朝からヘヴィメタを流して踊りまくり、万引き少年ウォーレンも現れて店は大騒ぎに。お金を取りに来たミッチにはただの紙きれを売上袋に詰めて渡し、時間稼ぎをして金策に走るジョーだったがうまくいかない。そんな彼らに呆れたジョーは、売上金を元手に店を買い取るつもりだったが、それが叶わなくなったと店員たちに大手チェーン店への売却決定を言い渡す。
エンパイアレコードのネタバレあらすじ:転・店と仲間の危機
そんな中、レックスが店に到着。昼食時、コニーは意を決してレックスを誘惑するが、土壇場で臆して逃げ出してしまう。「他の男を探せ」というジーナにコニーは「あんたとは違う」と言って2人はケンカとなり、腹いせにジーナは事務所の金庫室でレックスと寝てしまう。それがみんなにバレてジョーはレックスを追い出し、コニーに責められたジーナは思わずコニーがクスリの常習者であることを暴露する。パニックになったコニーは店で暴れるが、それをなだめたのは普段は仲の悪かったデブラだった。皆に悩みがあることを知ったコニーは店のメンバーでデブラの偽葬儀を計画する。葬儀の場でそれぞれが自分の悩みを打ち明けあい、コニーとジーナは仲直りをする。
エンパイアレコードの結末
店の存亡が危ぶまれる中、諦めたジョーがミッチに本当のことを話そうと決心した時、突然マークがチャリティーパーティを開くことを思いつく。店員たちのライブとビールでパーティーは大成功、寄付も9000ドル集まり、自分の店を持ちたいジョーは大手チェーン店となってしまう店は辞めると言って9000ドルをミッチに渡す。しかし店のどんちゃん騒ぎに嫌気がさしたミッチから店を安く譲ってやると言われ、エンパイア・レコードは危機を乗り越える。
この映画の感想を投稿する