エンド・オブ・デイズの紹介:1999年アメリカ映画。アーノルド・シュワルツェネッガー主演のホラーアクション作品で、西暦2000年を目前に控えるニューヨークを舞台に、運命の女性と交わることで世界を滅ぼそうと企む悪魔と、それを阻止すべく立ち向かう民間警備会社の男との闘いを描いています。
監督:ピーター・ハイアムズ 出演者:アーノルド・シュワルツェネッガー(ジェリコ)、ガブリエル・バーン(サタン/銀行マン)、ロビン・タニー(クリスティーン)、ケヴィン・ポラック(ボビー)、ロッド・スタイガー(コバック神父)ほか
映画「エンド・オブ・デイズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「エンド・オブ・デイズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「エンド・オブ・デイズ」解説
この解説記事には映画「エンド・オブ・デイズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
エンド・オブ・デイズのネタバレあらすじ:起
千年紀(ミレニアム)を間近に控えた1999年12月下旬のニューヨーク。民間の警備会社で働くジェリコ(アーノルド・シュワルツェネッガー)は同僚で相棒のシカゴ(ケビン・ポラック)と共にウォール街のとある銀行マン(ガブリエル・バーン)の警護に就きます。しかし僅かな隙を突かれて狙撃されそうになるもジェリコが身を呈して安全を確保、ジェリコは狙撃犯を追い詰めますが、捕らえた犯人は「千年の時代は終わりに近づいている」と謎めいた言葉を言い放ち、病院に搬送されます。犯人はあらかじめ舌を切り取っていたことがわかり、その身元はバチカンの修道士だったトマス・アキナス(デリック・オコナー)と判明します。アキナスは20年前、古い預言書の言い伝えからある前兆を察知していました。それは,ちょうどこの年に人類の運命を握る女の赤ん坊が誕生すること、1999年12月31日に悪魔(サタン)が復活、20歳になったその女性と交わることで世界は滅亡することでした。ローマ法王はその子を守るよう指示を出し、バチカンは必死になってその女性を探し回っているというのです。
エンド・オブ・デイズのネタバレあらすじ:承
ジェリコとシカゴはアキナスの部屋を捜索、中からある女性の写真を発見します。一方、その写真の女性であるクリスティーン(ロビン・タニー)は常に幻覚に苛まれていました。ジェリコたちが護衛していた銀行マンそっくりの男が現れ、彼女と交わるというのです。ジェリコとシカゴは彼女の自宅に向かいますが、彼女は謎の黒ずくめの集団に襲われていました。ジェリコは彼女を救出しますが、襲撃犯の一人が落とした魔除けのマークから、犯人の正体は宗教秘密結社「バチカン騎士修道会」のものと判明します。ジェリコはクリスティーンが特別な存在であることに気付きますが、彼女は自分がなぜ狙われているのか理解できていません。間もなく、クリスティーンは育ての親である養母からも突然襲われ、さらには警察からも追われ、ある教会に逃げ込みます。彼女の家には銀行マンが現れ、シカゴとクリスティーンを取り逃がした養母を殺害します。銀行マンには実はサタンが憑依していたのです。
エンド・オブ・デイズのネタバレあらすじ:転
ジェリコとクリスティーンは、逃げ込んだ教会でコバック神父(ロッド・スタイガー)と会います。コバックはクリスティーンの腕にある痣を見るなり彼女は「サタンの子の娘花嫁」だと告げ、悪魔の数字「666」を逆さまにすると「999」になり危機の年、すなわち1999年を示すと言い、彼女が悪魔と交わる時に世界は滅亡すると告げます。ジェリコはコバックの言うことが全く理解できません。クリスティーンを教会に預けたジェリコは部屋に戻りますが、そこに銀行マンの姿をしたサタンが現れ、ジェリコの亡き妻子の幻影を見せて味方に付くよう誘いますがジェリコは応じず、サタンと取っ組み合いになります。サタンを窓から突き落としたジェリコは急いで教会に戻りますが、そこにはクリスティーンを襲撃したバチカン騎士修道会、さらにはサタンが現れ三つ巴の闘いになります。ジェリコはビルに磔にされ、修道会の神父たちはサタンに惨殺さら、クリスティーンはサタンにさらわれてしまいます。
エンド・オブ・デイズの結末
運命の1999年12月31日。コバックに助けられたジェリコは武器をかき集め、とある閉店した店の地下で行われている悪魔復活の儀式に乗り込みます。サタンはシカゴを蘇らせて手玉にしていましたが、シカゴはジェリコを殺せず自ら命を絶ちます。ジェリコは何とかクリスティーンを救出し、地下鉄構内を逃げた後、ようやく教会に辿り着きます。ジェリコは「私に力を」と神に祈ります。そこに銀行マンの身体から抜け出したサタンが現れジェリコに憑依、ジェリコの意志とサタンが身体の中で闘います。クリスティーンの声援により辛うじて自我を取り戻したジェリコは、自ら破壊された像の聖剣に串刺しになり、自らの命と引き換えにサタンを完全に消滅させました。クリスティーンと世界は救われたのです。間もなく年が明け、街では何事もなかったかのようにミレニアムを祝う群衆で溢れかえっていました。
心臓手術後の復帰作第1作目。待ってました!久しぶりのシュワルツェネッガーと思ったら今度は悪魔と世紀末バトルでちょいホラーテイストでどうなるのとワクワクドキドキ。蓋を開けてみたら拳と機関銃で悪魔も世紀末もやっつけてました。ただ、ラストが死んじゃうのが私には納得いかない。ハッピーエンドが大好きでアーノルドシュワルツェネッガー作品は大体生存しているので、死亡ラストは本当に予想外だった。