燃えよデブゴンの紹介:1980年香港映画。俳優のサモハン・キンポーが寵愛するブルース・リーをオマージュし作り上げたのが本作。作品も同様にブルース・リーに憧れる主人公が悪党を倒していくというストーリー。サモハン=デブゴンとなるそのきっかけとなった作品です。
監督:サモ・ハン・キンポー 出演:サモハン・キンポー(ウォン・ロン)、リー・ハイシュウ(メイ・チェン)、リク・チュセク(カオ)、ピーター・K・ヤン(ドクター・バー)、ほか
映画「燃えよデブゴン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「燃えよデブゴン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「燃えよデブゴン」解説
この解説記事には映画「燃えよデブゴン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
燃えよデブゴンのネタバレあらすじ:起
香港のとある田舎に住む青年ウォン・ロン(サモハン・キンポー)は、田舎を出て町で叔父が経営するレストランを手伝うことにしました。
叔父のレストランにはチンピラが通いつめていて、事あるごとに嫌がらせを受けていました。従業員であるカオ(リク・チュセク)にはどうすることもできません。
そこにウォンがやって来ます。ウォンは見た目はぽっちゃりですが、ブルース・リーに憧れて体を鍛えていて、いつしかクンフーの達人になっていたのです。ウォンはチンピラ達を一瞬で追い払いました。
燃えよデブゴンのネタバレあらすじ:承
しかし、これがチンピラ達の怒りを買うことになり、レストランへの嫌がらせが以前より増していきます。これにより叔父は疲れ果ててしまい、休業することになってしまいました。
早くも職を失ってしまったウォン、しかしそんな中、叔父のレストランの常連客だったメイ・チェン(リー・ハイシュウ)に出会います。そして彼女が働く高級レストランで用心棒として雇われることになったのです。
一方で同じくレストランを辞めていた従業員のカオは、運転手になっていました。そこで贋作骨董家のコウ・シュクに腕を見込まれて、名画の模写を強要させられます。
嫌がって模写を拒否するカオ、するとコウ・シュクの態度が一変し、暴力でさらに強要しようとしてきたのです。カオはそれが原因で怪我をしてしまいます。
燃えよデブゴンのネタバレあらすじ:転
その頃、ウォンは億万長者のドクター・バー(ピーター・K・ヤン)が主宰する骨董品品評会にウェイターとして潜り込んでいました。
ドクター・バーはウォンと一緒にパーティーに来ていたメイと出会います。過去に手痛い失恋をした相手に似ていたメイを、その相手と重ねてしまったドクター・バーは、失恋への怒りが再燃してしまいます。そしてメイに対して、言われのない嫌がらせを始め、ついには部下を使いメイをさらってしまいます。
メイがいなくなったことに気づいたウォンは、カオと一緒にメイを連れ去った車を見つけます。そしてカオは車で、ウォンは自転車で懸命に車を追いました。
燃えよデブゴンの結末
町外れの倉庫に連れてこられたメイに、どうにか追い付いたウォン。追い付いたと安心する間もなく現れた三人の屈強なボディーガードとの戦いが開始されます。
ドクター・バーのボディーガードなだけあって、それぞれが相当の強さです。しかしウォンは怯むことなく立ち向かいました。
ぽっちゃりした体ながら切れのある動きで、苦戦しながらもいつしか屈強なボディーガード達を圧倒し始め、見事全員倒しました。
無事メイを助け出したウォンでしたが、こんな危険が伴う都会ではとてもじゃないが暮らしていけないと、元いた田舎に帰っていくのでした。
以上、映画「燃えよデブゴン」のあらすじと結末でした。
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