リベリオンの紹介:2002年アメリカ映画。低予算で作られた為宣伝費が足りず、上映当時は1ヶ月で打ち切りとなった。しかしその後口コミで話題となり、人気作となる。
監督:カート・ウィマー 出演:クリスチャン・ベイル(ジョン・プレストン)、エミリー・ワトソン(メアリー・オブライエン)、テイ・ディグス(ブラント)、アンガス・マクファーデン(デュポン)、ショーン・ビーン(パートリッジ)、ほか
映画「リベリオン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「リベリオン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「リベリオン」解説
この解説記事には映画「リベリオン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
リベリオンのネタバレあらすじ:起
第三次世界大戦が終わり、世界は長く続いた戦いに辟易していました。そこで、都市国家リブリアは新たな戦争の原因になりうる不安定なもの、例えば感情や書物、映画、聖書などを一切国家が支配し戦争を防いでいくといった制度を取り入れました。そうして独裁国家と化したリブリアでは、更に感情をコントロールするために特殊な内服薬の服用も義務付けられ、それら感情を揺さぶる物の所持や服薬の中断が発覚した場合、国家直属の部隊、特殊捜査官によって断罪される運命にありました。
リベリオンのネタバレあらすじ:承
主人公であるジョン・プレストンも特殊捜査官の一員で、その中でもトップランクの能力を誇る実力者でした。反逆者の襲撃に対応する為にも、特殊捜査官達の任務は、二人一組が基本です。ジョンの相棒はエロールという寡黙な男でした。口数は少ないものの仕事はしっかりとこなすエロールにジョンは信頼を置いていましたが、ある日エロールが、取り締まった犯罪者から没収した書物を国家に提出していないという話を耳にします。
リベリオンのネタバレあらすじ:転
真偽を確かめる為にエロールを尾行するジョンでしたが、その夜、人気のない廃墟で静かにその書物を読みふけるエロールの姿を目にします。ジョンの姿に気付いたエロールは、特に抵抗する事もなく目を閉じました。そしてジョンは、国の法律通り、自分の相棒である男を殺処分とするのでした。エロールの始末やその他の業務で忙殺されていたジョンは、無くなりかけていた薬を新たに処方してもらうことを忘れていました。
リベリオンの結末
そして不本意ながらも服薬が途切れてしまった頃、ジョンはとある感情異端者と出会います。その異端者との出会いをきっかけに、ジョンは自らの意思で服薬を中断し始めます。しかし、ジョンの新たな相棒がその事に気付いてしいます。そしてジョンと国家との戦争が始まります。ジョンはその他者を寄せ付けない実力で国家を圧倒、なんとか勝利を収めました。そして現存していた抑圧社会は打倒され、人々は改めて感情を取り戻すこととなったのです。
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