ファミリー・ブラッドの紹介:2018年アメリカ映画。薬物依存症のエリーは息子のカイルと娘のエイミーを連れて引っ越しました。生活を元に戻すためカウンセリング集会に参加したエリーは、メンバーの男に襲われ、バンパイアになってしまいました。血を飲まないと生きられない母、そして母を救おうとする息子の家族愛をテーマにしたバンパイア映画です。
監督:ソニー・マリー 出演者:ヴィネッサ・ショウ(エリー)、ジェームズ・ランソン(クリストファー)、コリン・フォード(カイル)、エイジオナ・アレクサス(メーガン)ほか
映画「ファミリー・ブラッド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ファミリー・ブラッド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ファミリー・ブラッドの予告編 動画
映画「ファミリー・ブラッド」解説
この解説記事には映画「ファミリー・ブラッド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ファミリーブラッドのネタバレあらすじ:起
薬物依存症のエリーは、夫と別れ、2人の子供カイルとエイミーを連れてある町に引っ越してきました。友人の紹介で仕事も決まり、子供たちの為に真面目な生活に戻るため、薬物依存症から脱却するためのカウンセリング集会に参加しています。
息子のカイルは転校した学校で喧嘩を2回起こし、指導部の先生から停学を命じられます。カイルの後に指導を受けた女子生徒のメーガンと仲良くなったカイルは、壁の落書きをやっているメーガンと話をするようになります。
エリーは2回目のカウンセリング集会に行った時、初めて参加したクリストファーを紹介されます。集会が終わって歩いて帰っていると、メンバーのエディが薬を出して「やらないか?」と誘ってきます。その時、何者かに襲われて気を失います。男は自分の腕を切って血をエリーに飲ませました。
意識が戻ったエリーは再び襲われ、男に額を傷つけられて血を吸われます。その男は集会にいたクリストファーでした。再び意識が戻ったエリーは自宅に帰り、額の傷を洗い流し眠りにつきます。
ファミリーブラッドのネタバレあらすじ:承
翌朝、目覚められないエリーはエイミーに起こされました。「昨夜転んで怪我をした」と言うエリーでしたが、エイミーは「怪我なんかしていない」と言います。鏡を見ると傷は無くなっていました。
その日の集会後、クリストファーから「相談に乗ってほしい」と言われ、喫茶店で会ったエリーは話をした後、自宅に帰ると、明らかにおかしくなっていました。カイルは「また薬をやったな!」と怒ると、エリーは「やっていない」と言います。カイルは薬を家中探しますが見つかりませんでした。
エリーは夕食の準備中、牛肉についた血を舐めます。集会を休んだエリーを心配してクリストファーがやって来ました。そして「もう手遅れだ!」と告げます。カイルは母の事が気になりメーガンに相談します。メーガンは「私の母もそうだった、立ち直った母に会ってみるといい」と言います。カイルは妹のエイミーを車に乗せて、別れた父の家に預け、帰路に着きました。そのころエリーは、隣の家の黒猫を見つけて、殺して血を飲んでいました。
ファミリーブラッドのネタバレあらすじ:転
自宅に帰ったカイルは、足の裏に木の破片が刺さり怪我をしました。母のエリーを呼んでも出てきません。裏口に血があるのを見つけたカイルは黒猫の死骸を見つけます。そして振り返ると、カイルの血の足跡をエリーが舐めていました。
そこへ黒猫の飼い主がやって来ます。猫の名前を呼んで地下室を調べ始めます。するとエリーが襲いかかって飼い主を殺します。様子を見に来たカイルに「ある人に変えられた。警察に通報して!」とエリーが叫びます。
クリストファーがやってきます。するとエリーが「入れてあげて、この人に変えられた」と言います。そしてエリーは「クリストファーが一緒に暮らしたいと言っている」とカイルに話し、目の前で抱き合います。カイルは部屋からナイフを持ってきて、クリストファーに向かうと「ナイフは役に立たない」と言って、カイルを階段から突き落とします。
その後、カイルはバンパイアの殺し方をスマホで見て色々試しますが、全てクリストファーにかわされます。カイルを助けたいエリーは、クリストファーの注意をそらすと、その隙にカイルがクリストファーに木の杭を突き刺します。その後クリストファーをメッタ刺しにして殺しました。
ファミリーブラッドの結末
カイルの事を心配したメーガンがやって来ます。するとエリーがメーガンに襲いかかります。しかしカイルが助けようとした時、木の杭がメーガンに突き刺さります。エリーは「助けることは出来るが私と同じになる」と言います。
そこへエイミーが「警察に通報した」と言って帰ってきます。すぐ警官がやって来ますが、エリーが襲いかかって殺しました。カイルはエイミーに「逃げろ、僕はお母さんと一緒にいる」と言いますが、エイミーは背後から母を刺します。
エイミーがカイルに「とどめを刺して」と言うと、カイルは自分の血を母に飲ませます。そして母を刺さず、自分に木の杭を突き刺して倒れました。エリーはエイミーに「カイルを助ける」と言いますが、エイミーは「やめて!」と言います。その時カイルが蘇りました。
ある街で、エリーがキバのようになった歯を隠すため、入れ歯をはめていました。そしてクリスティーナという名前で、カウンセリング集会に参加していました。
以上、映画「ファミリー・ブラッド」のあらすじと結末でした。
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