ファースト・ボーンの紹介:2016年イギリス映画。チャーリーはジェームスとの子供を身ごもった。二人はまだ若く遊び盛りだったがそれでもその子の妊娠に大いに喜んだ。しかしまだ子供がお腹の中にいる時に、チャーリーは度々不穏な出来事に見舞われる。突然電灯が割れるなどその出来事は些細なものだった。しかし時折彼女のお腹にひっかき傷のようなものが出来る時も。そして無事に出産を果たしたチャーリー。その子の名は「テア」と名付けられる。イギリス発のホラー映画。主演に「サンシャイン 歌声が響く街」のアントニア・トーマス。
監督:ナーパル・ボーガル 出演:チャーリー(アントニア・トーマス)、エリザベス(アイリーン・デイヴィス)、ジェームス(ルーク・ノリス)、アリスター(ジョナサン・ハイド)、テア(テア・ペトリ)ほか
映画「ファースト・ボーン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ファースト・ボーン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ファースト・ボーン」解説
この解説記事には映画「ファースト・ボーン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ファースト・ボーンのネタバレあらすじ:出産
まだ遊び盛りだったチャーリーとジェームスの間に一人の女の子が生まれる。彼女の名前は「テア」。天使のようなその姿を前に二人は幸せの絶頂だった。病院の廊下でテアを抱いているジェームスに一人の老婆が話しかけてきた。何やら気味の悪い老婆だが彼女はテアの幸せを願いその場を去った。そして若い一組の家族が誕生する。まだチャーリーもジェームスも若かった。だから育児の大変さを分かっていなかったのだ。二人はテアの育児に疲れ始める。
ファースト・ボーンのネタバレあらすじ:不穏な空気
ある日テアと二人きりの家でチャーリーはひと時の楽しみを味わおうとヘッドホンをかけ音楽を聞いていた。しかしテアの泣き声がそれを邪魔して集中できない。とうとうチャーリーは怒りに身を任せ幼いテアに声を荒げてしまう。その時突然チャーリーは見えない何かに突き飛ばされた。そして床に叩きつけられ首を絞められる。病院へと運ばれたチャーリーは付添のジェームスに事情を説明するも彼は信じない。しかし恐れるチャーリーはジェームスの父親に力を貸すよう求める。
ファースト・ボーンのネタバレあらすじ:邪悪な者
ジェームスは自身の父親とほとんど縁を切っていた。それはまだ彼が幼い頃、彼の父が毎日不思議な儀式をしていたからだった。そんな彼ならこの正体が分かるかも、チャーリーは彼の父親に全てを託した。家に来た彼の父親アリスターはすぐに邪悪な存在に気付く。そしてチャーリー達に不思議な儀式を教え込む。これから毎日その儀式をしなければいけない。そして入口となる存在、顔の付いたものは家に置いてはいけないと言われる。それから6年の時が流れた。
ファースト・ボーンのネタバレあらすじ:エリザベス
それからは落ち着いた日が続いた。毎日の儀式を欠かさず行い、家には顔の付くものは置かない。しかしある時テアのために買った顔の無い人形に彼女が顔を書き足してしまったことで一家はまた邪悪な存在に狙われる。なす術がなくなったアリスターはテアをある人物に頼むことにする。それはアリスターのかつての師エリザベス。彼女は邪悪な存在に詳しく、毎日戦っていた。彼女にテアを預け戦う術を教えてもらう。それはテアのためでもありチャーリー自身のためでもあった。
ファースト・ボーンのネタバレあらすじ:交代
エリザベス自身も幼い頃から邪悪な存在が見えていた。そしてそれは彼女の人生を狂わせたものだった。彼女はテアに抗う術を教える、しかしそれは彼女に全てをなすりつけるためだった。ある夜エリザベスはテアを森の奥へと連れて行く。そしてそこに出てきた邪悪な者達の餌食になるよう言い放つ。しかしテアは彼女を突き飛ばしエリザベスが餌食となってしまう。しかし戦う術を持たないテアは一人うずくまるしかなかった。そこへチャーリーが現れる。彼女はテアを抱きしめ邪悪な者は消えて行く。
ファースト・ボーンの結末:印
テアの足には不思議なひっかき傷がついていた。それはかつてエリザベスの足にもついていたまるでターゲットの印。テアのそれはまだ薄いものの彼女の戦いがまだ始まったばかりであることを告げている。
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