4 FOURの紹介:2011年イギリス映画。たった4人の登場人物が巻き起こすシチュエーション・ホラー。「ディセント」(2005)のクレイグ・コンウェイ、そして「ゴッサム」(2014~)のショーン・パートウィーというイギリスの2大演技派俳優が共演している。妻の浮気を疑った男が大金を払って探偵を雇い、浮気相手を拉致させる。しかし探偵は浮気相手と一緒に男の妻まで拉致していると言い出し、事態は想像もつかない方向へと進んで行く。
監督:ジョン・ラングリッジ 出演者:クレイグ・コンウェイ(夫)、ショーン・パートウィー(探偵)、カーストン・ウェアリング(女)、マーティン・コムストン(愛人)
映画「4 FOUR」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「4 FOUR」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
4 FOURの予告編 動画
映画「4 FOUR」解説
この解説記事には映画「4 FOUR」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
4 FOURのネタバレあらすじ:起
ある男が街外れの倉庫へとやって来ます。薄暗い倉庫の中で男を待っていたのは1人の探偵。男は大金を払い、探偵にある仕事を依頼していました。妻の浮気を疑っていた男は、妻の愛人を見つけてここに連れてくるよう命じていたのです。約束通り愛人を拉致してきたぞと言う探偵。とりあえず安心する男に、探偵は意外なことを言います。お前の妻にもこの件を話すべきだ。でないとどうせまた同じことが繰り返される。そこまで考えが及ばなかった男は躊躇しますが、結論を出すまでもありませんでした。探偵はすでに男の妻を別の場所に拉致していると言うのです。
4 FOURのネタバレあらすじ:承
探偵は男の前に愛人を連れてきます。頭に袋を被せられ椅子に縛り付けられた愛人は、拉致された理由がわからない様子です。初めて愛人を見た男には殴る度胸がありません。怯える愛人は、全て問題ばかり起こしている自分の兄のせいではと尋ねます。まさか人違いか?と恐れる男に探偵は奴に間違いないと言います。探偵はアクション映画の拷問シーンの話をして愛人を心底怖がらせます。愛人は恋人はいるけれど結婚しているとは知らなかったと告白します。男は探偵と愛人を待たせ、妻のいる部屋へと向かいます。妻もまた袋を被せられ椅子に縛られています。男が袋をとると見たこともない女が「あんた誰?」と言います。
4 FOURのネタバレあらすじ:転
驚いた男は探偵と愛人の元へ戻りますが、2人の姿は消えています。仕方なく女の元へ戻る男。女は縛られているというのに平然としています。男の混乱ぶりを見て状況を把握した女は「奥さんに浮気されたのね」とズバリ言い当て、人違いで誘拐したんだから早く縄をときなさいと強い口調で迫ります。困り果てた男は人違いだからといって解放できるかと反論しますが、女は負けません。男が女に攻撃されている間、探偵と愛人は別の部屋で待っていました。女は男を言いくるめ、縄をほどかせることに成功すると男に殴りかかります
4 FOURの結末
探偵と愛人が男の元へ行くと、怪我を負った男が地面に倒れています。女は探偵の姿を見つけるとい言います。「私の夫よ」。男は驚きます。探偵は自分の妻とその浮気相手を拉致していたのでした。「お前の妻を連れてくるのに金は払わん!」と激怒する男。愛人も茫然としています。自分が無関係だとわかった男はその場から立ち去ろうとしますが、すでに女は携帯で警察を呼んでいました。愛人は刑務所に行きたくないと騒ぎ出し、妻は愛人にパイプで殴りかかって殺害します。夫と探偵はその場に固まります。妻はパイプを男達に向かって投げると言います。「あんた達が殺したのよ」。そこへ警官達が駆け寄ってきました。
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