新・フランケンシュタインの紹介:2011年アメリカ映画。若きヴィクター・フランケンシュタインが作り上げた人造人間クリーチャーが、村人を襲いはじめ、ロウリーらの傭兵と一緒に退治することになったヴィクターでしたが、クリーチャーの狙いはヴィクターの新婦エリザベスでした…という内容のモンスタースプラッターホラー映画です。
監督:リカルド・アイラス 出演者:ティム・クルーガー(クリーチャー) 、アダム・ステファンソン(ヴィクター・フランケンシュタイン) 、ミッシェル・シールド(エリザベス) 、クリス・マルゲティス(イエーガー) 、ポール・バリル(ロウリー)ほか
映画「新・フランケンシュタイン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「新・フランケンシュタイン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
新・フランケンシュタインの予告編 動画
映画「新・フランケンシュタイン」解説
この解説記事には映画「新・フランケンシュタイン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
新・フランケンシュタインのネタバレあらすじ:起
盲目の父と暮らすアガサの元へ、フェリックスが妻サフィを連れて帰って来ました。サフィは黒人でしたが、黒人嫌いの父には姿が見えず喜んでいます。家庭に馴染もうとするサフィでしたが、時折息苦しくなり、一人で森へ散歩にいっていました。そんな時サフィは何者かに襲われます。
戻らないサフィを探しに森へ出たフェリックスとアガサは、惨殺されたサフィの死体を発見します。そのころ自宅に、大男のクリーチャーが現れ、父を杖で刺殺します。走って逃げたクリーチャーを追うフェリックスでしたが、アガサも襲われました…。
湖の小島の教会、ヴィクターとエリザベスの結婚式が行われています。神父を連れてきたボートのまわりには、ロウリーたちが銃を持って警戒にあたっていました。結婚式が終わったヴィクターも落ち着かない様子で、エリザベスに「すぐに終わるから」と言うだけで、理由は言いませんでした。神父をボートで連れてきたシファーがクリーチャーに襲われ殺されます。神父にロウリーたちが、「明日まで帰れない」と伝えた時、クリーチャーが神父を襲い殺します。
新・フランケンシュタインのネタバレあらすじ:承
ロウリーらはヴィクターに「どうなっているんだ」と聞きます。その時、窓から人間を食うクリーチャーを見つけます。クリーチャーに見つかったのを見て教会の中へと逃げ込みます。そこでヴィクターは重い口を開きます。
ヴィクターは自分の研究所でヘンリーと一緒に、人間の体のパーツを結合させて大男を作り上げていました。そしてパイプを体に差し込み、液体を注入すると手が動きはじめます。3日が経過し、あきらめていた頃、大男が起き上がります。ヴィクターが食事を与えると食べたものの、突然暴れ出しヘンリーを食い殺しました。そしてビクターにも襲いかかりますが、自分を作ったヴィクターは殺さず、ヴィクターの弟のウィリアムを殺して、森の中へ逃げました。
こうしてヴィクターの作った人造人間であるクリーチャーは、生きるために村人を襲い食い始めました。クリーチャーが教会まで襲ってきたたため、地下道へ逃げ込みます。ロウリーがヴィクターに「お前は一番最後に来い」と言います。
新・フランケンシュタインのネタバレあらすじ:転
クリーチャーも地下道に入り追ってきますが、ヴィクターが銃で撃つと来なくなりました。「死んだのか?」と聞くロウリーにヴィクターは「あいつはバラバラにしても死なない」と言います。ロウリーが「粉々にしたら死ぬだろう」といってヴィクターに火薬を渡し、クリーチャーの爆破を命じます。
地下道でクリーチャーを待つヴィクターでしたが、教会内ではロウリーが命令ばかりする応援のイエーガーを刺殺し、内輪もめが起っていました。そして教会を抜け出すと、教会にはパージバルとエリザベスの二人が残りました。
ヴィクターはタイミングを見計らってクリーチャーを爆破しますが、バラバラになった手首は動いています。地下道が崩れたものの、どうにか戻ってみると、パージバルがクリーチャーの手によって殺され、エリザベスも首を絞められていました。エリザベスを助けると、バラバラになったクリーチャーの体は一つにまとまりはじめています。そこでヴィクターはエリザベスに「奴が狙っているのは君だ、殺すんじゃない、繁殖の為だ」と言います。
新・フランケンシュタインの結末
隠れて話を聞いていたロウリーらがエリザベスを連れ去ります。エリザベスを縛り上げたものの、ロウリーらの一味は次々クリーチャーに襲われ殺されていきます。その隙にエリザベスが逃げ出し隠れているとクリーチャーに捕まります。クリーチャーはエリザベスの縛っていたロープを切りレイプします。
追いかけてきたヴィクターとロウリーが格闘になり、ヴィクターはロウリーを湖で溺死させます。森に入ると、エリザベスが横たわっていました。ヴィクターがエリザベスを抱きかかえると、エリザベスはヴィクターの銃を抜き取り、頭を撃ち抜いて自殺しました。
ヴィクターはエリザベスの死体を抱え、ボートで自分の研究室に戻ります。そしてクリーチャーを作ったようにエリザベスを蘇生させました。蘇ったエリザベスはヴィクターを食い殺します。そこへクリーチャーがやって来て、エリザベスと共に森の中に入って行きました。
以上、映画「新・フランケンシュタイン」のあらすじと結末でした。
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