フロム・ダスク・ティル・ドーンの紹介:1996年アメリカ映画。凶悪銀行強盗の兄弟とモーテルで出くわしたフラー一家は、銃で脅され、キャンピングカーで一緒にメキシコ国境を超えることになりました。そしてたどり着いたメキシコの待ち合わせ場所であるバーに着いた一行でしたが、ここはとんでもないバーでした・・・という、バンパイアアクションホラー映画です。
監督:ロバート・ロドリゲス 出演者:ジョージ・クルーニー(セス・ゲッコー)、クエンティン・タランティーノ(リチャード・“リッチー”・ゲッコ)、ハーヴェイ・カイテル(ジェイコブ・フラー)、ジュリエット・ルイス(ケイト・フラー)、アーネスト・リュー(スコット・フラー)、サルマ・ハエック(地獄のサンタニコ)、チーチ・マリン(国境警備員 / チェット・プッシー / カルロス)、ダニー・トレホ(レザー・チャーリー)、トム・サヴィーニ(セックス・マシーン)ほか
映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
フロム・ダスク・ティル・ドーンの予告編 動画
映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」解説
この解説記事には映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
フロム・ダスク・ティル・ドーンのネタバレあらすじ:起
メキシコ国境近くにある田舎の酒屋に保安官が立ち寄ります。そして店の男に銀行強盗の話をします。犯人らは国境を超えるとみて、「ここで会ったら始末してやる」と言ってトイレに入ります。すると隠れていた銀行強盗犯のゲッコー兄弟が女達を人質にして出てきました。
やがて保安官がトイレから出てくると、弟のリッチーが保安官を射殺して店員と銃撃戦になると、店員ともども店を焼き払います。ゲッコー兄弟は中年女性グロリアを人質に取ったままモーテルに入ります。
国境近くのレストランでは、キャンピングカーで旅行中の牧師のフラーと息子のスコットと娘のケイトが食事をしていました。テレビではゲッコー兄弟が16人を殺害したニュースが流れています。
モーテルではリッチーがグロリアを殺害していました。やがてフラー一家がゲッコー兄弟の泊まるモーテルにやって来ます。
フロム・ダスク・ティル・ドーンのネタバレあらすじ:承
ゲッコー兄弟がフラー一家の部屋にやって来ます。そして「キャンピングカーで全員一緒に逃げないと、全員殺す」と脅され、フラーはそれに従います。車の中では、「国境を超えて一晩じっとしていれば解放してやる」と言われます。
一行は国境の検問に到着します。ケイトを人質にしてトイレに隠れます。「どうせ殺されるんだから、正直に話そう」と言うスコットを抑え、フラーは嘘を言って検問を乗り切りました。メキシコに入って喜んだセスはフラーに『ティッティー・ツイスター』というバーに行けと指示します。その店でカルロスと会いロサンゼルスへ逃がしてもらう約束になっていました。
やがて一行はバーに到着します。ここは日没から夜明けまで(フロム・ダスク・ティル・ドーン)営業しています。店内は古い城のような雰囲気で、女どもがトップレスで踊り、生バンドが演奏しています。店内は満員で大盛況でした。
フロム・ダスク・ティル・ドーンのネタバレあらすじ:転
店のチャーリーが、ダンサーである地獄のサンタニコを紹介し、サンタニコがステージに上がります。妖艶なサンタニコはボックスを回り、男どもに熱い視線を送ります。
楽しんでいると店の前でセスらが暴行を振るった男たちが仕返しにやって来ました。しかしセスが逆に射殺すると、サンタニコが突然バンパイアに変身します。リッチーに噛み付き血を吸っているのを、セスが銃で撃ちます。すると店の人間や、ダンサーたちがバンパイアに変身し、客たちを襲い始めました。
バンパイアと人間たちの戦いが始まりました。フラーも戦いに加わり、セックスマシーンやセス達によってバンパイアを全滅させます。倒れたリッチーをセスが介抱していると、リッチーがバンパイアに変身しました。セスがリッチーに木の杭を刺し、殺します。しかし今度は吸血コウモリ人間が店に押し寄せてきます。
フロム・ダスク・ティル・ドーンの結末
セックスマシーンが突然バンパイアに変身し、フラーたちに噛みつきます。セスはケイトとスコットを連れて倉庫に逃げ込みます。そこにフラーが入って来ました。「自分が変身する前にバンパイアと闘おう」と言い、倉庫の武器を調達します。そしてフラーは「自分がバンパイアに変身したら殺せ」と言います。
4人で再び闘います。スコットが噛まれ、フラーも変身しました。その時、夜が明け、待ち合わせのカルロスがやって来て、扉を打ち破ると太陽の光が当たり、バンパイアは全滅します。生き残ったのはセスとケイトのみでした。
セスはカルロスと取り分の交渉をし、カルロスの取り分を減らします。減らした分をケイトに渡しました。一人になったケイトはセスに一緒に連れて行ってくれと頼みますが、セスは断ります。セスとカルロスたちは目的地へ向けて出発します。ケイトは一人でキャンピングカーに乗り、走り出しました。
以上、映画「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のあらすじと結末でした。
「フロム・ダスク・ティル・ドーン」感想・レビュー
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冒頭部分でゲッコー兄弟の弟(タランティーノ)が、兄(ジョージ・クルーニー)に叱られるシーンに爆笑。その後犯罪者と人質に取られた被害者らが、更に不可解な敵バンパイアに遭遇する事によって共に戦うしかなくなる、という展開が良いです。バンパイアものですが、コメディ映画として楽しめました。ティッティー・ツイスターというバーの中の描写が、独特なのも良いです。
忘れもしない私が10歳のお誕生日会を友達二人呼んで開いているリビングで姉がERを見てハマったジョージクルーニーが出演している作品だと借りてきたのが「フロムダスクティルドーン」ホラーは辞めてと伝えるとジョージクルーニーだから大丈夫だと姉(どんな根拠だよ)そして始まった惨劇の誕生日パーティー。見たくないなら他所の部屋に行けばいいじゃんと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、当時の私の家は狭く、ここしかパーティと映画を見れる部屋はなかった。結果友人は気持ち悪くなって帰っていったよ。そんな暗い思い出を乗り越えて、大人になって鑑賞してみると、タランティーノ出てるのね。あと若いころのジョージクルーニーって結構ホラー出てたのね。今となっては色々耐性がついてとても楽しく鑑賞できました。