グロリアの紹介:1999年アメリカ映画。1980年に公開された同名映画「グロリア」のリメイクとなるサスペンス作品です。マフィアの一員である恋人の罪を被って服役、仮出所した女性グロリアが、マフィアに命を狙われた少年と共に逃避行を繰り広げます。
監督:シドニー・ルメット 出演者:シャロン・ストーン(グロリア)、ジーン・ルーク・フィゲロア(ニッキー)、ジェレミー・ノーサム(ケヴィン)、キャシー・モリアーティ(ダイアン)、ジョージ・C・スコット(ルビー)ほか
映画「グロリア」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「グロリア」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「グロリア」解説
この解説記事には映画「グロリア」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
グロリアのネタバレあらすじ:起
フロリダの刑務所に服役していたグロリア(シャロン・ストーン)は仮出所を許され、ニューヨークへと向かいました。グロリアはマフィアの幹部である恋人ケヴィン(ジェレミー・ノーザム)の罪を被って収監され、その見返りを求めるためにケヴィンに会おうとしているのです。その頃、マフィアの金を着服し、組織の機密情報を持ち出した会計士ジャック(ボビー・カナヴェイル)は、情報の入ったフロッピーディスクを息子ニッキー(ジーン・ルーク・フィゲロア)に渡して逃走させ、自らはマフィアが差し向けた殺し屋ショーン(マイク・スター)により一家共々殺害されました。ニッキーもまたショーンらに捕らえられ監禁されてしまいます。
グロリアのネタバレあらすじ:承
ケヴィンと再会したグロリアは見返りの現金を要求しますが、ケヴィンはそれを断ったため、裏切られたグロリアはケヴィンに銃を向けると、監禁されていたニッキーを連れて逃走しました。ケヴィンはマフィアのボスであるルビー(ジョージ・C・スコット)に呼び出され、ニッキーの持つフロッピーを取り戻すよう命じられます。一方、グロリアはニッキーを叔父の元に預けようとしましたが既に叔父もまた殺害されており、グロリアは仕方なく長年絶縁状態にあった姉ブレンダ(ボニー・ベデリア)の元へ向かいますが、あえなく追い払われてしまいます。
グロリアのネタバレあらすじ:転
グロリアはニッキーと共にホテルに潜伏しますが、テレビで家族が殺されたことを知ってしまったニッキーは部屋を飛び出してしまいます。跡を追ったグロリアは地下鉄でニッキーを見つけ、衝撃を受けた彼を慰めました。翌日、グロリアはケヴィンからくすねた宝石を業者に売って換金しましたが、業者はケヴィンとつながっており、居場所が知られてしまいます。グロリアは殺し屋ショーンから追われ、車を奪って何とか追っ手を振り切ります。グロリアはニッキーを教会の神父に預け、学校を紹介してもらおうとしましたが、ケヴィンの部下にニッキーを連れ去られてしまいました。
グロリアの結末
グロリアは友人のダイアン(キャシー・モリアーティ)を頼り、彼女を通じてルビーと面会する機会を得ます。取引場所のタイムズスクエアに向かったグロリアはルビーと交渉し、フロッピーと引き換えにニッキーを解放するよう粘り強く交渉します。ルビーもグロリアの熱意に折れて交渉は成立、フロッピーを渡してニッキーを引き取ったグロリアは彼を教会の紹介した寄宿学校に預けることにしました。グロリアは保護観察中のためマイアミに行かねばならず、ニッキーに別れを告げて一人マイアミに向かおうとしましたが、やはりニッキーが恋しくなったグロリアは学校からニッキーを引き取り、飛行機に乗ってマイアミへと飛び立っていきました。
以上、映画グロリアのあらすじと結末でした。
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