ガバリンの紹介:1986年アメリカ映画。息子が失踪し、妻とも別居中のベトナム帰還兵の作家が、死んだ叔母の遺産を相続し屋敷に住み始めたことから、屋敷に住みついた化け物や幽霊たちに毎夜襲われ、やがて幽霊退治を始めるというコメディホラー映画です。
監督:スティーヴ・マイナー 出演者:ウィリアム・カット(ロジャー・コッブ)、ジョージ・ウェント(ハロルド・ゴートン)、リチャード・モール(ビッグ・ベン)、ケイ・レンツ(サンディ・シンクレア)、メアリー・ステイヴィン(タニヤ)、マイケル・エンサイン(チェット・パーカー)ほか
映画「ガバリン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ガバリン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ガバリンの予告編 動画
映画「ガバリン」解説
この解説記事には映画「ガバリン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ガバリンのネタバレあらすじ:起
ある日、御用聞きの青年が一人で住む高齢女性のフーパーの屋敷に所領品を配達に来ました。呼びかけにも応じないため青年が屋敷に入りフーパーを探していると、部屋の中で首を吊ったフーパーを発見しました。彼女の身内は甥のロジャーでした。ロジャーはベトナム帰還兵の作家でした。唯一の相続人となったロジャーはフーパーの屋敷を訪ねました。母の死後、この屋敷で育てられた経緯があるロジャーは愛着がありました。過去にこの屋敷を妻のスーザンと、息子のジミーと3人で訪れていた時に事件がありました。プールでおぼれているジミーを助けに飛び込んだロジャーでしたが、そこにはジミーの姿はありませんでした。神隠しにあったジミーの事件以来、サンディとは別居中で、ロジャーはこの屋敷を売らずに、自分が住むことにしました。
ガバリンのネタバレあらすじ:承
その夜、ロジャーはフーパーおばさんが、今度はお前が狙われると言いながら首を吊る風景を見ました。翌朝、隣人のハロルドが声を掛けてきました。ロジャーはこの屋敷で、ベトナム戦争体験を書いていました。夜になると屋敷の中が騒がしくなってきました。居なくなったジミーが見えたかと思うと、扉から化け物が出てきます。この屋敷には幽霊が沢山いるのです。ロジャーは軍服に着替え、カメラをセットし幽霊に対応することにしました。幽霊は深夜12時になると現れるのです。準備万端な時、隣のハロルドが訪ねてきました。夜食をとりながらロジャーは過去の事と、この屋敷の幽霊の事を話しました。話を聞いたハロルドは自宅で、サンディに電話してロジャーの事を話しました。
ガバリンのネタバレあらすじ:転
カジキマグロのオブジェが動き始めました。ショットガンで撃ち殺しますが、今度は斧やスコップ、ハサミなどが襲ってきました。そこにサンディがやって来ました。しかしサンディは化け物に変身し、ロジャーはショットガンで撃ち殺しました。倒れていたのは化け物ではなくサンディでした。隣のハロルドが警察に通報しました。サンディの死体を隠し警察に対応します。何事もなく警察官たちは去って行きましたが、化け物サンディが蘇って襲ってきました。なんとか倒し、バラバラにして庭に埋めていると、美人のタニヤが水着で訪ねてきました。誘惑するような話しっぷりでロジャーはメロメロになりました。タニヤが帰ると犬が化け物サンディの手を掘り返しくわえて逃げました。追いかけて屋敷に帰るとタニヤが息子のロバーツと訪ねてきました。色目を使っていたのは息子を預かってもらうためでした。暴れる化け物サンディの手を退治し、ロバーツを寝かしつけ、執筆をし始めました。幽霊とひと騒動あったものの、ロバーツを無事タニヤに返しました。
ガバリンの結末
深夜、ハロルドが訪ねてきました。ロジャーは幽霊退治のためハロルドにも助けを頼みました。早速二人がかりで大きな化け物に向かいますが結局痛めつけられて逃げられました。やがてロジャーは霊界との入り口が洗面所の鏡であることがわかりました。鏡を割ると深い暗闇がありました。暗闇を降りると水があり、潜って進むとベトナムのジャングルでした。檻の中にいた息子のジミーを助けると川に潜りました。浮き上がって来たのは屋敷のプールでした。助かったと思ったロジャーでしたが、今度は、ベトナム兵の同僚の悪霊が襲ってきました。ベトナムでの恨みを持っていました。知らぬ間に屋敷の周りは崖で、下は海になっていました。ジミーを守るため、恐怖心の無くなったロジャーに対し、悪霊の攻撃は効果が無くなりました。そして悪霊の手りゅう弾を抜き取り部屋もろとも爆破させました。外には身を案じたサンディが来ていました。そこにジミーを抱いたロジャーが出てきました。
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