バニシングIN60”の紹介:1974年アメリカ映画。“カー・クラッシュ・キング”との異名を持つ伝説のカースタント、H・B・ハリッキーが監督・脚本・主演・スタントを手掛けた、作中の約半分がカーチェイスシーンで構成されたカーアクション映画です。高級車ばかりを狙い、60秒以内に盗み出す窃盗団の窃盗計画を描いています。
監督:H・B・ハリッキー 出演者:H・B・ハリッキー(メインドリアン・ペイス)、マリオン・ブシア(パンプキン・チェイス)、ジェリー・ドーギルダ(ユージーン・チェイス)、ジェームズ・マッキンタイア(スタンリー・チェイス)、ジョージ・コール(アトリー・ジャクソン)ほか
映画「バニシングIN60”」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「バニシングIN60”」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「バニシングIN60”」解説
この解説記事には映画「バニシングIN60”」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
バニシングIN60のネタバレあらすじ:起
元カーレーサーにして、今は保険会社の委託調査員として事故車や盗難車の調査をするメインドリアン・ペイス(H・B・ハリッキー)。しかしその裏の顔は、高級車ばかりを狙う窃盗団のリーダーであり、盗難保険に入っている車しか狙わないというポリシーを貫いていました。ペイスはこの日もダッジ・チャレンジャーの事故車を手に入れて解体し、仲間のアトリー・ジャクソン(ジョージ・コール)らと共にエンジンやナンバープレートなどを盗んだ車に付け替えて金に換えていました。そんなある日、ペイスは南米の麻薬王から40万ドルの報酬で土曜日までに48台の高級車を盗み出すよう依頼を受けました。
バニシングIN60のネタバレあらすじ:承
ペイスは会社のオーナーであるユージーン・チェイス(ジェリー・ドーギルダ)の弟スタンリー(ジェームズ・マッキンタイア)や妹パンプキン(マリオン・ブシア)、アトリーと共に車の窃盗計画を練り、ロールスロイスやフォード・マスタングなど高級車を次々と盗んでいきました。しかし、先日売り捌いたダッジ・チャレンジャーの付け替えたナンバーが廃車のものであることが発覚してしまい、急遽回収に向かったペイスは警察の追跡を逃れ、スクラップ場で回収したダッジ・チャレンジャーを処分しました。ある時、ペイスは盗んだキャデラックの中に大量のコカインが隠されているのを発見、ユージーンは売って金に換えようと提案しましたが、ペイスは組織が絡んでいるとして慎重な立場を示しました。
バニシングIN60のネタバレあらすじ:転
予定通りに48台の高級車を盗み出したペイス一味でしたが、そのうちの1台であるフォード・マスタング・エレノアに盗難保険がかかっていなかったことに気付いた一味は、そのエレノアを元に戻して別のエレノアを盗み出そうと考えました。一味はエレノアが保管されているビルに潜入、エレノアを盗み出すも警報装置が鳴ってしまい、ペイスはエレノアに乗って逃走、パトカーとの一大カーチェイスに発展しました。
バニシングIN60の結末
逃げるペイスと追いかけるパトカーの群れをマスコミも注目し、ラジオ局は飛行機を飛ばして空からも地上からもカーチェイスの様子を実況し始めました。カーチェイスにより幾つもの衝突事故が発生、増え続けるパトカーを振り切りながらペイスはフリーウェイを駆け抜けました。事故が多発したことから警察は市内の一般道路での一般車両の通行を禁止し、バリケードを張ってペイスを待ち構えましたが、ペイスの駆るエレノアは損傷しながらもなお逃走を続けました。通りかけの洗車場で同じ型のエレノアを見つけたペイスは変装して傷付いたエレノアとナンバープレートを交換、無傷のエレノアを盗んで走り去りました。その場にいた従業員は窃盗犯と間違われて逮捕され、ペイスは無事に逃走に成功しました。
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