ガンシャイの紹介:2000年アメリカ映画。トラウマを抱えながらおとり捜査を続ける麻薬取締局の伝説的捜査官。死の恐怖に怯えながらも恋人やセラピー仲間の助けで切り抜けるまでを描いたコメディ。サンドラ・ブロックが製作・主演を兼ねる。
監督:エリック・ブレイクニー 出演:サンドラ・ブロック、リーアム・ニーソン、オリヴァー・プラット、ホセ・ズニーガ、リチャード・シフ、マイケル・デロレンツォ、ポール・ベン=ヴィクター、メアリー・マコーマック、ほか
映画「ガンシャイ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ガンシャイ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ガンシャイ」解説
この解説記事には映画「ガンシャイ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ガンシャイのネタバレあらすじ:セラピーと“浣腸の女王”
麻薬捜査局DEAの伝説的捜査官のチャーリーは18年間潜入捜査を行ってきたが、前回の任務中に殺されそうになったことがトラウマになっていた。仕事を辞めて海辺の別荘での暮らしに思いを馳せるが引退は許されず、彼はストレスからくる腹痛をかかえながら次の捜査に向かう。コロンビアの麻薬組織がイタリア系マフィアの手を借りて資金洗浄を行うことを掴んだDEAはその実体を掴んで金を抑え、組織を壊滅させようとしていた。チャーリーはコロンビア側の交渉人として潜入することになったが、相手側のマフィアは血の気の多いサイコ・キラーとして名高いフルビオで、彼はフルビオとの対面を想像しただけで恐怖に怯え、腹痛に襲われていた。チャーリーは飛行機で偶然知り合ったセラピストのもとに通ってグループセラピーにも参加、悩みを分かち合うようになる。セラピストのすすめで内科にも行き、そこで魅力的な看護師で浣腸の女王ジュディに出会う。ジュディは不安を抱えるチャーリーを屋上菜園に誘い、そこで畑仕事を手伝わせる。泥と水にまみれているうちにチャーリーはジュディに癒され、2人は惹かれあうようになる。
ガンシャイのネタバレあらすじ:マフィアとの友情
いよいよ最初の顔合わせの場。バイラールのフィデルとその手下エストゥビオ、マフィアのフルビオ、フルビオが雇った投資家ジェイソンが揃っていた。険悪な雰囲気から始まったもののチャーリーのとりなしで商談はまとまる。最初の取引の場では突如現れた証券取引委員会の監査人に緊張が走るが、これもチャーリーの機転でうまく切り抜けることができ、フルビオはチャーリーの度胸を気に入って飲みにさそい、2人は意外にも話しているうちにうちとけていく。一方でチャーリーは付き合い始めたジュディに自分の仕事について全てを打ち明ける。楽観的なジュディは今まで大丈夫だったんだから運は味方している、と励ます。2度目の取引でももめる両者の仲裁をして利益を得ることができ、フルビオはチャーリーに信用を寄せる。そこへジェイソンが市場操作で儲けがだせると4000万ドルの出資を持ちかけると、フィデルはフルビオが半分出すなら乗ってもいいと言い出す。儲けたいフルビオはドンにチャーリーから説明させようとするが、チャーリーは市場操作など不可能だとドンに言い放つ。ドンを説得しなかったこっとに怒ったフルビオは、儲けて早くマフィアから足を洗いたかったのだとチャーリーに打ち明け、2人はますます親交を深める。そこへドンから連絡があり、フルビオに取引に応じるよう許可を出す。
ガンシャイの結末:引退!
その裏でドンはチャーリーの上司デクスターと繋がっていて、4000万ドルの取引の場で全員を抹殺して金を奪い取ろうと画策していた。この取引に不審なものを感じながらもチャーリーは取引の場所に向かうとデクスターが現れ、チャーリーを悪徳警官に仕立て上げ、全員を殺そうとする。そこへデクスターが応援を要請したFBIが到着し、チャーリーとフルビオを連行する。残された金を持ってデクスターが外へ出るとそこで再びFBIに囲まれる。チャーリーとフルビオが連れ出された先にはジュディが船を用意して待っていた。彼らを連行したのはジュディの要請であつまったチャーリーのセラピー仲間だったのだ。チャーリーもフルビオも今までの仕事から解放され、新しい人生を始めることができた。
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