ハイ・クライムズの紹介:2002年アメリカ映画。ある事件をきっかけに、自分の知らない、夫の過去を知ることになった弁護士の妻が、夫にかけられた殺人容疑を晴らすべく奔走するサスペンス。
監督:カール・フランクリン 出演:アシュレイ・ジャッド(クレア・キュービック)、モーガン・フリーマン(チャーリー・グライムス)、ジェームズ・カヴィーゼル(トム・キュービック/ロナルド・チャップマン)、アダム・スコット、アマンダ・ピート、ほか
映画「ハイ・クライムズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ハイ・クライムズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ハイ・クライムズの予告編 動画
映画「ハイ・クライムズ」解説
この解説記事には映画「ハイ・クライムズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ハイクライムズのネタバレあらすじ:起・夫の隠された過去
弁護士のクレア(アシュレイ・ジャッド)は、愛する夫トム(ジェームズ・カヴィーゼル)と幸せな生活を送っていたが、ある日突然、トムがFBIに拘束される。クレアは捜査官から、前夜の侵入事件で指紋を検証したところ、トムは米軍が追っていたロン・チャップマンという男だったことを聞かされる。
トムが拘束されている海兵隊基地を訪れたクレアは、彼の弁護人となったエンブリーから容疑内容を聞く。12年前、エルサルバドルのカフェで米国人3人が爆破テロで死亡する事件が起き、トムの所属する部隊がテロの首謀者とされるチャコンを捜索するために派遣されたが、チャコンが潜伏しているという村で一般人9人をトムが撃ち殺した、というものだった。
しかしトムは殺害犯は同じ部隊にいたヘルナンデスで、上官のマークス准将が副官の彼をかばって自分に罪を着せているのだと無実を訴える。クレアはトムを信じ、自身も弁護に加わるとともに、軍法に詳しい海兵隊出身の弁護士チャーリー(モーガン・フリーマン)に協力を求める。
ハイクライムズのネタバレあらすじ:承・真相を求めて
証人は部隊の兵士7人のうちヘルナンデスと、もう1人のアボットだけで、他の5人は既に死亡していた。そのうち2人の事故死に不審を抱いたチャーリーは、元グリーンベレーの知人に調査を依頼する。
そんな中、訴追側から致死罪を認めれば5年の刑に減刑する、という取引が持ちかけられ、クレアらは好条件だとするが、トムは取引には応じず、あくまで無罪を主張する。しかしその晩、クレアはトムに家族を殺された、という男に襲われ、殺されそうになったところをエンブリーに助けられる。
チャーリーはアボットから「トムの殺害を見たというのが軍に命じられた嘘だった」という証言を録音することに成功するが、審問にアボットは現れず、審問長から証人なしでは証拠として認めない、と突っぱねられてしまう。
ハイクライムズのネタバレあらすじ:転・暴かれた陰謀
追い詰められたクレアはマスコミに公表し、事件の情報提供を求める。すると以前に彼女を襲ったエルサルバドルの男が接触、爆破テロ事件は軍による捏造で、既にカフェでチャコンは軍に殺されていて、爆弾を投げ込んだのはヘルナンデスだったことを聞かされる。その時、ヘルナンデスが負ったケガの治療記録を証拠に、クレアはマークス准将に事件の真相を暴露すると脅しをかける。
次の審問の場にチャーリーは現れなかったが、突然、審問長から告訴を取り下げる旨が告げられる。トムは釈放され、マスコミを避けて自宅に戻るが、その2人の姿をエルサルバドルの男が追っていた。
ハイクライムズの結末:捻じ曲げられた真実
チャーリーはメキシコで事故死した兵士の妻に会っていた。妻によると夫は事故ではなく軍の兵士に殺されたのだと言うが、殺した兵士の特徴から、それがトムだと気づく。
チャーリーはクレアに電話で知らせるが、知られたことを悟ったトムは9人の殺害も自分だったことを明かし、クレアを殺そうとするが、そこにエルサルバドルの男が現れてトムを撃ち殺すのだった。
事件後、クレアはチャーリーの申し出を受けて、一緒に法律事務所をやっていく決心をするのだった。
以上、映画「ハイ・クライムズ」のあらすじと結末でした。
「ハイ・クライムズ」感想・レビュー
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どんでん返し面白いし夫の演技うますぎて騙されたけど、軍人たちは有罪とわかってたなら襲撃とか起訴取り下げとかしなくても良かったのでは?
ちょっとモヤモヤが残るな〜と -
WC日本代表の試合の様に、最後まで油断できないですね。
ハイ・クライムズ。アメリカ映画の得意とする軍事サスペンスこのような作品を作らせたら天下一品とてもリアリティがあって映画に引き込まれる俳優陣も適材適所。特にモーガン・フリーマンのような名優が出ていれば映画のランクが1段と上がるので見るほうも安心してみていられる。アシュレー・ジャッドは私のお気に入りの女優。