恐怖のハネムーンの紹介:2015年メキシコ映画。毎日ジョギングをする美人妻イザベルに目を付けた医師ホルヘは、イザベルをつけ回し、やがて拉致監禁してしまいます。イザベルを縛り、結婚式を挙げたホルヘはイザベルと幸せに暮らそうとしますが、気性の荒いイザベルは抵抗を繰り返します。身勝手なストーカー行為を繰り返す男の恐怖を描いた理不尽な作品です。ラスト近くのどんでん返しの真偽は、死人に口なし状態でわかりません。
監督:ディエゴ・コーエン 出演者:ヘクター・コッツィファキス(ホルヘ)、ポーリーナ・アーメド(イザベル)、アルベルト・アニェシ(パブロ)ほか
映画「恐怖のハネムーン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「恐怖のハネムーン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「恐怖のハネムーン」解説
この解説記事には映画「恐怖のハネムーン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
恐怖のハネムーンのネタバレあらすじ:起
医師のホルヘは、毎日自宅の前をジョギングするイザベルに魅かれています。走って来る時間に合わせ、外に出て顔を合わし、イザベルの立ち寄るコンビニに先回りして待ちます。話かけることもなく見つめるホルヘ。
イザベルにパブロという夫がいることを知ったホルヘの嫉妬心が燃え上がります。コンビニで先にイザベルの代金を支払った事で、二人は話をし始め、お互いの名前を知ります。話したことによってホルヘの感情は抑えられなくなり、ジョギングコースで車が故障したかのように見せかけ待ち伏せます。
イザベルが話しかけてきます。ホルヘは隠し持っていた薬品でイザベルを眠らせると、車に乗せ自宅に連れ込みます。目覚めたイザベルは自分が縛られていることに気づき、わめき散らします。するとホルヘは注射を打ってイザベルを眠らせます。
恐怖のハネムーンのネタバレあらすじ:承
再び目覚めたイザベルが、ホルヘに罵声を浴びせます。ホルヘはイザベルの指輪を抜き取ると、イザベルが「殺してやる」と叫びます。ホルヘは縛ったままのイザベルにウエディングドレスを着せると、新郎と神父の二役をこなして結婚式を挙げます。そして誓いの言葉を言うと、イザベルに無理やりキスをします。
イザベルがトイレに行くときは、スタンガンを持って見張ります。ホルヘはイザベルを全裸にすると、バスルームに連れていき全身を綺麗に洗い、服を着せると車いすに縛り付けます。イザベルが話しかけます。「私を見ていたのはいつから?」。ホルヘは「君がこの世に生をうけてからだ」と言います。
和んだ雰囲気になり、ホルヘがイザベルの口に食事を与えます。イザベルは口に含んだ食べ物をホルヘに吐きかけます。怒ったホルヘは、注射で眠らすと、今度は歯科医の使う器具で口を開けたままにして薬品を流し込み、口の中を洗浄し始めます。イザベルはパブロと愛し合った時の事を思い出します。
恐怖のハネムーンのネタバレあらすじ:転
ホルヘは、自問しながら遂にイザベルをレイプしてしまいます。再び暴れたイザベルが、ホルヘの鼻に頭突きをしたことで、ホルヘは「治療する」と言って、イザベルの指の皮を剥ぎはじめます。
そのころイザベルの夫・パブロはいなくなった妻・イザベルを探し、自分で作ったチラシを配っていました。そしてホルヘの家の間に着くと、玄関を激しく叩いてホルヘを呼びます。ホルヘは音をたてず身を隠しやり過ごします。パブロは仕方なくチラシを入れて帰ります。
「あなたの目線で話がしたい」と言うイザベルをベッドに座らせたホルヘは、マリファナを取り出し二人で吸いはじめます。イザベルが家族の話をすると、ホルヘは両親が死んだ事を話して、途中で止めます。イザベルは「遺産相続したんでしょう」と言うと、「殺された」とだけ言うホルヘ。その後ホルヘは当時の新聞を読み返します。殺された両親を発見したのは少年だったホルヘでした。
恐怖のハネムーンの結末
イザベルは手足が自由になった代わりに、首輪の付いた鎖で繋がれます。ホルヘが食事とワインを準備して二人で口にし始めます。イザベルがホルヘを誘いキスします。ホルヘがその気になった時、イザベルは自分の鎖でホルヘの首を絞めます。ホルヘがぐったりしたところで鎖を外し逃げようとしますが、ホルヘは倒れたふりをしただけで、再び捕まってしまいます。
イザベルを壁から吊るし拷問を始めると、パブロがやって来ます。ホルヘがコーヒーを出すと、パブロが「進捗状況は?」と聞きます。ホルヘは「まだ殺していない」と言ってパブロに注射をし眠らせます。
パブロの顔には拷問器具がはめられ、イザベルの前でホルヘが「こいつが君を殺してくれと頼んだんだよ。さあ白状しろ」とパブロに迫ります。何も言わないパブロをホルヘが拷問器具で殺します。
パニック状態になったイザベルは、ホルヘがパブロの死体を硫酸で溶かしている簡に、鉄パイプで鎖を外すと、ホルヘの頭を殴り顔を硫酸の中に付け込みます。ホルヘは意識を失い倒れます。
ジョギング中、コンビニに立ち寄ったイザベルは、久しぶりに友人たちに会います。その後イザベルがホルヘの家に入ると、縛り上げたホルヘをイザベルが拷問し始めます。
以上、映画「恐怖のハネムーン」のあらすじと結末でした。
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