殺したいほどアイ・ラブ・ユーの紹介:1990年アメリカ映画。三面記事を元に、「スター・ウォーズ」シリーズの脚本で知られたローレンス・カスダンが監督したブラック・コメディ。いくら殺そうとしても中々死なないスーパーマン的な亭主を名優ケヴィン・クラインが演じている。
監督:ローレンス・カスダン 出演:ケヴィン・クライン(ジョーイ・ボカ)、トレイシー・ウルマン(ロザリー・ボカ)、リヴァー・フェニックス(ディーヴォ)、ジョーン・プロウライト(ナージャ)
映画「殺したいほどアイ・ラブ・ユー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「殺したいほどアイ・ラブ・ユー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「殺したいほどアイ・ラブ・ユー」解説
この解説記事には映画「殺したいほどアイ・ラブ・ユー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
殺したいほどアイ・ラブ・ユーのネタバレあらすじ:起
ボカ夫妻は、ワシントン州タコマでピザ屋を経営。アパートも所有し、郊外で裕福に暮らしています。夫のジョーイは毎日店先でピザを焼き、アパート管理も自ら行って大忙し。妻のロザリーとの間には2人子供もいて、他人の目には理想的な家庭に見えました。しかし、実はジョーイはとんでもない女たらし。アパートの管理にかこつけて愛人を囲い、長年それをロザリーに隠してきたのです。
殺したいほどアイ・ラブ・ユーのネタバレあらすじ:承
ある日偶然ジョーイの浮気癖を知ったロザリーは大変なショックを受けます。敬虔なカトリック信者である彼女には離婚も考えられません。自殺を考えるまで悩んだロザリーは母親・ナージャに相談。ナージャは元々ジョーイが嫌いで、これ幸いとばかり彼を殺害するというアイデアをロザリーに吹き込みます。殺し屋を頼んだり、車に細工をして事故を起こさせようとしますが、全て失敗。次に睡眠薬をたっぷり混ぜ込んだスパゲティでの毒殺を試みるものの、頑健そのもののジョーイはたっぷり眠るだけでまるで効き目がありません。
殺したいほどアイ・ラブ・ユーのネタバレあらすじ:転
ジョーイのピザ屋の店員で、ロザリーに惚れているディーボという青年に事情を話し、眠っているジョーイを撃ってもらいますがなぜかいびきをかくだけで死には至りません。ディーボは一計を案じ、飲み屋にたむろしていた自分の従兄弟・ハーランとマーロンをボカ家に連れてきて、彼らに再び銃を撃ってもらおうとします。マーロンはいざとなって怖気づき、ハーランだけがジョーイに銃弾を撃ち込みますが、それもかすり傷に終わるのです。
殺したいほどアイ・ラブ・ユーの結末
やがて殺人計画を察知した警察がボカ宅に急行。怪我をしているジョーイを病院に搬送します。ロザリー、ナージャ、ディーボ、それにハーランたちはそろって逮捕。元気になったジョーイは自分の浮気を反省、彼ら全員を保釈させます。ジョーイは花束とチョコレートの箱を持って妻を迎えますが、まだこだわりのあるロザリーはその場を逃げ出します。しかし、ジョーイは彼女を追いかけて抱擁。ロザリーも夫を愛していることを自覚します。こうして2人はようやく仲直りするのでした。
この映画の感想を投稿する