君といた108日の紹介:2020年アメリカ映画。ジェレミーはカルフォルニアの大学に入学。歌手志望の彼は大学で出会ったメリッサと恋に落ち結婚します。しかしメリッサはがんに冒されており余命わずか。ジェレミーは神に祈り、彼女を愛する歌を歌います。本作は、アメリカの人気クリスチャンシンガー、ジェレミー・キャンプの実体験をベースにしたラブストーリーです。夫婦の愛情、信仰の大切さ、音楽の素晴らしさを称える映画です。
監督:アンドリュー・アーウィン、ジョン・アーウィン 出演:KJ・アパ(ジェレミー・キャンプ)、ブリット・ロバートソン(メリッサ)、シャナイア・トゥエイン(テリー・キャンプ)、ゲイリー・シニーズ(トム・キャンプ)、ネイサン・パーソンズ(ジャン・リュック)、ほか
映画「君といた108日」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「君といた108日」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
君といた108日の予告編 動画
映画「君といた108日」解説
この解説記事には映画「君といた108日」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
君といた108日のネタバレあらすじ:起・ジェレミーとメリッサの出会い
1999年、インディアナ州に暮らすジェレミー・キャンプ(KJ・アパ)は、カルフォルニアの大学に進学することになり家を出ることになりました。弟たちに別れを告げ、父トム(ゲイリー・シニーズ)と母テリー(シャナイア・トゥエイン)とバス停に向かいます。両親は別れ際にギターをプレゼント。ジェレミーは高額なギターに感激します。
カルフォルニアに着いたジェレミーは、彼が好きなジャン・リュック(ネイサン・パーソンズ)のバンドのコンサートのチラシを見つけ、行くことにします。彼はそこでジャン・リュックに会います。彼はジェレミーが音楽業界に興味あることを知って励まします。
ジェレミーはコンサートで同じ大学のメリッサ(ブリット・ロバートソン)と出会い、彼は彼女に好意を抱きます。ジェレミーが学校でギターを弾いていると、メリッサが話しかけてきます。そしてメリッサはジェレミーを野外パーティーに招待しました。
野外パーティーでジェレミーはギターを弾きます。ジェレミーはメリッサもジャン・リュックの友達であることを知り関係を聞くと、彼女はジャン・リュックは恋人でないと話します。二人はジャン・リュックのコンサートに行きます。彼はコンサート中にジェレミーをステージに上げて歌わせます。観客もメリッサも喜びます。
コンサートの後、ジェレミーはメリッサに交際を申し込みます。しかしメリッサは乗り気でありません。するとジェレミーは、二人の出会いは神が定めた運命だと話します。そしてメリッサはジェレミーと交際することにします。
君といた108日のネタバレあらすじ:承・ジェレミーとメリッサの交際
二人は初デートの場所として博物館へ行き、メリッサは星について語り始めます。銀河系の話をし、神様が彼女のためにそれを作ったのだと語ります。二人は次のデートを約束しますが、メリッサは交際は秘密にすることをジェレミーに求めます。二人は交際を続け、愛を深めていきます。
ジャン・リュックはジェレミーにレコーディングを呼びかけ、その一方でジャン・リュックはメリッサにデートを申込み、ジェレミーは当惑します。メリッサも関係に迷います。
ジェレミーの家族が大学を訪れ、ジェレミーとメリッサが一緒にいるのを目にします。家族と共に二人は食事をとり、二人の関係を興味深げに聞いてきます。メリッサはジェレミーとの関係に悩みます。
ジャン・リュックとのレコーディング中、ジェレミーはメリッサへの愛の歌を歌い、レコーディングに駆けつけた彼女にキスをします。ジャン・リュックは二人のキスを目にし、ショックを受けます。メリッサは三角関係に悩み、ジェレミーとの交際を辞めることにします。
ジェレミーはクリスマスにインディアナ州の実家に帰ることにします。ジェレミーはジャン・リュックから電話を受け、メリッサが病気で入院したという知らせを受けます。ジェレミーは雪の中、車でカリフォルニアまで戻ることにします。
ジェレミーが病院に到着し、メリッサの家族に会います。病室でメリッサに会うと、自分ががんであることを告げます。ジェレミーはジャン・リュックに会い、メリッサとの関係について話します。ジャン・リュックはメリッサのことをあきらめたようです。
ジェレミーは病室でメリッサに会います。彼女は、神は自分がジェレミーと結婚することを望んでいると告げます。ジェレミーには迷いがありましたが、メリッサと教会へ行き、プロポーズをして結婚することを決めます。
君といた108日のネタバレあらすじ:転・メリッサの回復と結婚
ジェレミーの両親はまだ若い息子の結婚に懸念を示しますが、彼は説得します。両親は納得し、息子にメリッサへの指輪をプレゼントします。ジェレミーは指輪をメリッサに渡します。
ジェレミーはジャン・リュックのコンサートで歌い、それをメリッサも見守ります。彼はメリッサを紹介し、観客にイエス・キリストの癒やしの力で彼女の病気が治癒するよう祈り、そして彼女に触れてパワーを与えることを求めます。それにメリッサは感激します。ジェレミーは大学を中退し、プロの歌手として生きていくことを決意します。
メリッサは医師の診断を受け、がんが卵巣まで広がっていることを告げられます。医師は卵巣摘出手術が必要だと話します。メリッサは子供を生みたいという希望を話しますが、医師は手術は絶対必要だと伝えます。ジェレミーはラジオのインタビューでメリッサのことを話し、リスナーに祈りを求め多くの励ましの手紙をもらいます。
メリッサは手術を受けることになり、姉ヘザーはジェレミーに感謝の言葉を伝えます。ところがメリッサの家族は、がんが消えるという奇跡が起きたとジェレミーに伝えます。ジェレミーとメリッサの家族は感激します。ジェレミーはコンサートでメリッサの体に奇跡が起きたことを観客に告げ、大きな拍手をうけます。メリッサとジェレミーは結婚式を挙げ、新婚旅行へと向かいます。
新婚旅行で二人が幸せな時間を過ごしていると、メリッサが体調不良をうったえます。ジェレミーは歌を歌い、看病します。二人はハネムーンを取りやめ病院へと戻ります。医師はジェレミーに、メリッサにがんが再発し治療は不可能で余命はわずかだと伝えます。二人は自宅へ戻ります。
ジェレミーはメリッサと初めて会ったコンサート会場へ連れていきます。メリッサは「生命の短い星ほど、最も光輝く」というジェレミーの言葉を思い出します。そしてメリッサは死を覚悟し「自分が死んだら、他の人と結婚して」とジェレミーに伝えます。ジェレミーはその言葉を受け入れませんでした。
君といた108日の結末:メリッサとジェレミーの愛の結末
メリッサの病状は悪化し、再び入院します。彼は歌を歌ってメリッサを励まします。しかし夜、彼女は突然血を吐きます。ジェレミーは瀕死のメリッサに歌を歌って聞かせますが、彼女はそのまま息を引き取りました。メリッサの家族も彼女の死を見届けました。ジャン・リュック、そしてジェレミーの父も駆けつけ、悲しむ息子を慰めます。
ジェレミーは絶望的になり、父からもらったギターを壊してしまいます。そんなジェレミーでしたがメリッサから自分宛の手紙を見つけます。そこには彼との思い出と感謝の気持ち、神への信仰、そしてもう一度ギターをとり演奏を願う内容が綴られていました。ジェレミーは泣きながら別のギターを取り出し、歌を書き始めます。
2年後、ジェレミーは大勢の観客の前で演奏する、人気のクリスチャン音楽のシンガーになっていました。彼はコンサートで、I still believeという、今でもメリッサの存在を信じるという内容の曲を演奏します。
コンサート後、ジェレミーはアドリアンという女性に声をかけられます。彼女は2年前のコンサートで、メリッサの回復のため彼女に触れ、パワーを与えたことを話します。そして彼女自身も最近、愛する人を失ったことを涙ながらに語ります。ジェレミーは海に行き、一人で星を見つめ、天国のメリッサに愛を語ります。
映画は実際のジェレミー・キャンプのコンサート映像とともに、I still believeが大ヒットしたこと、2003年にジェレミーとアドリアンが結婚し、3人の子供がいることが紹介されます。
最後はジェレミーとエイドリアンと3人の子供の映像、ジェレミーとエイドリアンは神への信仰の大切さを語ります。
以上、映画「君といた108日」のあらすじと結末でした。
愛する人への想いが伝わってくるような、感動的な映画でした