アイス・プラネットの紹介:2001年ドイツ映画。民間人を多数乗せた輸送戦艦が何者かに襲われ、同乗していた博士の指示に従い、飛行すると飛行船はワープし、氷の惑星に降り立ちました。その惑星は気温はマイナス50℃と低いものの大気はあり、呼吸が出来ました。そして降り立った惑星では不思議な事が起り始めました・・・というスペースファンタジー映画です。
監督:ウィンリック・コルベ 出演者:アンナ・ブリュッグマン(エレニ)、ウェス・ステュディ(トレガー艦長)、ジェームズ・オシェア(ジャック・カノー)、サブ・シモノー(ルムラ博士)、ヴァレラ・ニコラエフ(ブレード大尉)、ラエ・ベイカー(シネイダ)、アンバー・ウィレンボーグ(ジェレカ・アバン)ほか
映画「アイス・プラネット」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アイス・プラネット」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「アイス・プラネット」解説
この解説記事には映画「アイス・プラネット」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アイス・プラネットのネタバレあらすじ:起
連邦政府と企業連合の戦争が起り、地球では人類の1割が死亡しました。トレガー艦長率いる輸送戦艦には乗組員と民間人が140人以上乗っていました。突然、宇宙船マゼラン号に乗るルムラ博士から、戦艦を捨てて早く逃げろという動画メッセージが入りました。すると何者かからの攻撃を受け始めました。民間人を避難船に乗せ、脱出させようとしますが、避難船は民間人もろとも撃墜されました。敵は黒い煙で出来たような戦艦で、戦闘機が次々飛び出していました。逃げ場を失った乗組員と民間人は、トレガー艦長の指示のもとマゼラン号に乗り移りました。マゼラン号にはウバシ議員が乗って指示を出していました。地球へ帰るというトレガー艦長に対し、ルムラ博士は第9星へ向かうと言いました。トレガー艦長が地球へ向かえと命令すると、ウバシ議員がこの船は私の指示に従ってもらうと言い、自動操縦で地球と反対の方向に飛び始めました。
アイス・プラネットのネタバレあらすじ:承
ルムラ博士によると6年前、スマトラに落ちた隕石に氷が付いたままで、氷の結晶には暗号が隠されており、それを解読したルムラ博士は、暗号と同じ原理でマゼラン号を作ったと言いました。今回は、その氷の元を研究する任務だったのでした。途中タイムワープし、マゼラン号は見知らぬ惑星に着陸しました。調査の結果、大気は地球に近く、呼吸可能ですが、表面温度はマイナス50℃という凍った惑星でした。そしてコンピュータで惑星を解析すると、銀河系以外の惑星であることがわかりました。ルムラ博士によると宇宙空間の割れ目にマゼラン号が入り、瞬間移動したのだろうという事でした。早速カノーとP.Jが小型戦闘機で空を調べますが、戦艦から戦闘機が飛び立ち、P.Jが撃墜され、カノーは戦闘機に捕らわれ、避難ポットで飛び出しました。
アイス・プラネットのネタバレあらすじ:転
カノーを見つけるため、ブレード大尉とシネイダが向かいました。そして発信される信号に向かっていくと、そこにはルムラ博士も来ていました。皆で洞窟に入ると、人間がいました。地球人と同じ姿で言葉も発しました。なんとか会話をすると、そこにカノーが助けられていました。カノーは意識がしっかりしておりマゼラン号に連れ帰りました。マゼラン号の中では、乗っていた少女が突然覚醒したかのように、何かを喋り出しました。すると自分たちを襲ってきた敵はセドーニの兵だと言いました。その後ルムラ博士がこの惑星の氷の結晶はそれぞれ、いろんなデータが詰め込まれ、まるで作られた惑星の様だと言いました。その後カノーも覚醒し、惑星の氷の中に入って行きました。
アイス・プラネットの結末
化け物と化したカノーが戦闘機を操って攻撃してきました。カノーは青白く変体していました。トレガー艦長は乗組員らに脱出を命じました。攻撃していたトレガー艦長は率いていたのがカノーだと分かり、カノーに話をしました。カノーを説得するとカノーは元に戻りました。そして地球に帰りたいと言うと、地球の姿を映し出しました。地球は真っ赤に燃え、まるで太陽のようでした。帰る場所の無くなった乗組員たちは、再び氷の惑星に降り立ちました。そこでルムラ博士は、この惑星自体が飛行船だと言いました。乗り組員たちのアイスプラネットの旅は始まりました。
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