ビッグ・バグズ・パニックの紹介:2009年アメリカ映画。街を突如襲った謎の巨大昆虫。人々が繭にされていくなか、頼りない不真面目な青年が元軍人の父や街の人々とともに、生き残りをかけて壮絶な戦いに挑む姿を描いたB級パニック・モンスター映画です。
監督:カイル・ランキン 出演者:クリス・マークエット(クーパー)、ブルック・ネヴィン(サラ)、レイ・ワイズ(イーサン)、キンジー・パッカード(シンディ)、E・クインシー・スローン(ヒューゴ)ほか
映画「ビッグ・バグズ・パニック」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ビッグ・バグズ・パニック」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ビッグバグズパニックの予告編 動画
映画「ビッグ・バグズ・パニック」解説
この解説記事には映画「ビッグ・バグズ・パニック」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ビッグバグズパニックのネタバレあらすじ:起
頼りなく何の取り柄のない青年クーパー(クリス・マークエット)は、毎日の遅刻と不真面目な勤務態度がたたって、勤めているスーパーから解雇されてしまいます。しかしその直後、突然サイレンの鳴り響くかのようなけたたましい耳鳴りを覚えたクーパーは、その場に倒れ込んでしまいます。数時間後、クーパーが目を覚ますといつの間にか白い巨大な繭の中に閉じ込められていました。そして所々の記憶も抜け落ちていました。何とか自力で繭の外に出たクーパーが目の当たりにしたのは、周りの人々も全員が繭の中に閉じ込められている姿でした。クーパーは人々を助け出そうとしたその時、全長約2mはあろうかという謎の巨大昆虫が襲い掛かってきました。
ビッグバグズパニックのネタバレあらすじ:承
何とか虫を退治して逃げおおせたクーパーでしたが、上司の娘サラ(ブルック・ネヴィン)が外の駐車場にいるので助けてくれと頼まれます。サラを助け出したクーパーは、行動を共にするうちに彼女に惹かれていきます。生存者がいるか探し回ったクーパーらは、テレビ局の天気キャスターのシンディ(キンジー・パッカード)や初老の警備員アルバート(ウェスリー・トンプソン)、アルバートの息子で聴覚障害を患うヒューゴ(E・クインシー・スローン)らを助け出し、トラックで逃げようとしますが、巨大昆虫の容赦ない攻撃により次々と人々が犠牲になっていきます。クーパーらは巨大昆虫が音に反応して集まってくることに気がつき、生存者の家を転々としながら移動します。
ビッグバグズパニックのネタバレあらすじ:転
クーパーは昆虫と対峙する中でサラに想いを寄せるようになります。シンディの家に辿り着いたクーパー一行は、昆虫の針で背中を刺されて醜い昆虫人と化したシンディの兄弟と戦い、何とか倒します。一行はクーパーの父で元軍人のイーサン(レイ・ワイズ)を頼ることにし、自宅へ向かいますが、その間にも人々は昆虫に襲われ続け、遂にはサラが昆虫にさらわれてしまいます。何とか自宅に辿り着き、繭の中に閉じ込められていたイーサンを救出すると、イーサンは自宅に保有している武器を取り出して戦う決意を固めました。そしてクーパーもサラを助け出すことを決意していました。
ビッグバグズパニックの結末
アルバートも昆虫に刺されて変貌し、ヒューゴは人々を救うために父を撃ちます。その頃、昆虫の巣に幽閉されていたサラは、“女王”が繭を食べている姿を目撃します。次々と犠牲者が出る中、クーパーらは音を立てないように自転車で巣に向かいますが、その時既にイーサンは昆虫に刺されており、どうせ変身してしまうのならば自分が巣に入ってサラを助けに行くと覚悟を決めます。巣に到着したクーパーらは“女王”を攻撃、“女王”が想像を絶する叫び声をあげてクーパーらがダメージを受けるなか、耳の聞こえないヒューゴは爆発物を“女王”目がけて投げつけます。もはや変身まで猶予がないイーサンはクーパーとサラ、ヒューゴに爆発物のリモコンを託して脱出させ、自らは巣に残ります。そして脱出したクーパーはリモコンのスイッチを押し、巣ごと昆虫を全滅させることに成功しました。病院に収容されたクーパーとサラ、ヒューゴは、窓の外に広がる光景を目の当たりにして驚愕しました。
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