ディボース・ショウの紹介:2003年アメリカ映画。冨を手に入れることに長けている洗練された美しいマリリンの虜になった有能な離婚弁護士が、いつのまにか仕事よりも恋を選ぶような弁護士になって行き、マリリンも又本当の恋をしていく姿をコミカルに描いた作品です。
監督:ジョエル・コーエンイーサン・コーエン 出演:ジョージ・クルーニー(マイルズ・マッシー)、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(マリリン)、ジェフリー・ラッシュ(ドノヴァン・ドナリー)、セドリック・ジ・エンターテイナー(ガス・ペッチ)、エドワード・ハーマン(レックス・レックスロス)、ポール・アデルスタイン(リグレー)、ほか
映画「ディボース・ショウ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ディボース・ショウ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ディボース・ショウ」解説
この解説記事には映画「ディボース・ショウ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ディボース・ショウのネタバレあらすじ:起
ドノヴァンは歌を口づさみながら軽やかに愛車を走らせ自宅に戻ると友人のオリーと妻のドナリーが浮気をしていた事が発覚、妻はオリーと愛車に乗って出て行ってしまいました。マッシーは依頼者のドナリーと会いドノヴァンに以前から暴力を振るわれていた事と浮気の事実は無かったと言うことで進めましょうと言うとドナリーを帰します。レックスロスは私立探偵のペッチに浮気現場を抑えられ、妻のマリリンは現場を押さえたビデオを見ながら「これをパスポートとして富がが手に入る」と言います。レックスロスはマッシーを弁護人にします。慰謝料が折り合わず話し合いにもならずマッシーはマリリンと会食をしながら話し合いをする事にしますがマリリンの考えはかわりません。マッシーはペッチにマリリンの自宅に侵入して住所録をコピーするように指示し、住所録の中から怪しげな人物を探す事にします。
ディボース・ショウのネタバレあらすじ:承
そして裁判が始まり証拠のビデオが流れると派手ないつものマリリンとは別人の様な薄いピンクの服と薄いメイクのマリリンがハンカチを目に当て涙します。マッシーは証人としてスイスのホテルで働いていたエスピー男爵を召喚します。そして5年前マリリンが宿泊していた時の事を聞くと”リッチな夫を探して”とエスピー男爵は言われたと言い“いつも女の尻を追いかけているような男”と要望したと付け加えます。「そこのおバカを紹介した」とエスピー男爵はレックスロスを指差します。マリリンは慰謝料を貰えず離婚が成立します。マリリンは諦めがつかず「新しい旦那を見つけて今度こそ絞り取るわ」と意気込みます。マリリンはドイル石油のドイル氏を同伴してマッシーを尋ねドイルと結婚すると言います。そして婚前協約を結びたいとわが社の婚前協約の内容は「離婚による“財産太り”はないのです」とマッシーが説明をしますがマリリンは同意します。マッシーはマリリンを呼び出し「うちの婚前協約は絶対に裏をかけないんだぞ」「彼の金は1セントも奪えない」と言い「奴を捨てろムダ骨だ」とマリリンにキスをします。離婚訴訟は僕にさせるのかと言うレックスロスですがマリリンはフレディにさせるわと平然と話します。マリリンとドイル氏の結婚式が行われドイル氏は皆の前で婚前協約書契約書を破き口に入れます。
ディボース・ショウのネタバレあらすじ:転
そして6ケ月が過ぎラスベガスでマッシーは無事離婚を終えたマリリンと再会、夕食を共にします。それから急展開で二人はレックスロスの草案した婚前協約を結び結婚式を挙げます。ベットを共にするとき今度はマリリンが婚前協約書を破きます。離婚訴訟弁護士会の総会に出席し壇上に立ったマッシーは用意した論文を破り捨て「私はここで臆する事無く言いたい“愛を恐れる無かれ”」「“愛する”という感情を殺し依頼人を破滅させ我々も破滅させる」と言うと会長の席を辞すと言って大きな拍手に送られその場を後にします。高揚した気分の中友人と入ったバーで置いてあるテレビでドナリーの作る番組が流れ其のドラマの中で演じている俳優はドイルだったのです。大変な事に気づいたマッシーが慌てて自宅に戻るとマリリンは荷物を整理しており「あなたは私のお気に入りの夫よ」「メソメソしないでダーリン」と言うとマリリンは家を出ます。
ディボース・ショウの結末
計画通り家を出たマリリンでしたが何故か沈み込みマッシーの心配をします。マッシーの事務所の社長スミスは激怒しマリリンを亡き者にするように指示を出し殺し屋ジョーに依頼します。そんな時マッシーはレックスロスが亡くなった事を聞き、書類を書き直していないためマリリンが遺産を相続する事になり、そしてマリリンが相続する遺産の半分をマッシーがもらうことになることに気づくのでした。直ぐにジョーに電話を入れマリリンを亡き者にするスミスの指示を取り消すように留守番電話にメッセージを残しますが時すでに遅し、自宅には飼い犬に捕らえられたジョーが居ました。事務所でマリリンと離婚の話し合いで会うとマッシーはマリリンに「やり直そう」と提案しますがマリリンが殺されかけた事を持ち出すと、再度作り直した婚姻協約書をマリリンに渡すとマリリンは即座に破り捨て向かい合って座った二人は机越しにキスを交わします。マリリンの弁護士のフレディは破り捨てられた婚姻協約書持って逃げ、フレディを追いかける友人の声も聞こえぬくらい幸せな二人はそれから何度もキスを交わすのでした。
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