ロサンゼルス女子刑務所の紹介:2013年アメリカ映画。義父を殺害した罪を着せられ女子刑務所に収監された女性が、暴力やドラッグなどが蔓延する、悪徳院長が支配する劣悪な環境に立ち向かうエロティック・サスペンスです。
監督:ジャレッド・コーン 出演者:サラ・マラクル・レイン(アナ)、エリン・オブライエン(コーディ)、スティーヴ・ハンクス(フランク院長)、ジェニファー・ロビン・ジェイコブス(ジニー)、アンドレイ・ジョンソン(ブラウン看守)ほか
映画「ロサンゼルス女子刑務所」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ロサンゼルス女子刑務所」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ロサンゼルス女子刑務所」解説
この解説記事には映画「ロサンゼルス女子刑務所」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ロサンゼルス女子刑務所のネタバレあらすじ:起
チェロの練習をしている優等生のアナ(サラ・マラクル・レイン)は、かねてから性的虐待を受けてきた義父からこの日も肉体関係を迫られ、服を脱がされかけますが、抵抗して蹴り飛ばした際に、義父は頭を強く打ち、打ち所が悪くそのまま死亡してしまいます。
アナは正当防衛を主張しましたが、アナの母は裁判の席でなんと性的暴行はなかったと証言してしまい、アナは有罪判決を受けてロサンゼルスの女子少年院に収監されてしまいます。
ロサンゼルス女子刑務所のネタバレあらすじ:承
アナが服役する女子少年院は非常に環境は劣悪で、白人や黒人などの派閥に分かれ、レズビアンなども多く、闇ルートでドラッグも蔓延していました。さらに卑劣な院長のフランク(スティーヴ・ハンクス)は受刑者を性の奴隷として弄んでいました。
収監されるなり服を脱がされボディチェックを受けたアナを待っていたのは、陰険で凄惨ないじめと性的暴行でした。やむなくアナは同室に収監されている女囚人とレズ関係を持ってしまいます。
ロサンゼルス女子刑務所のネタバレあらすじ:転
あまりの環境の劣悪さに堪えかねたアナはフランクに改善を要求しますが、その見返りとして肉体関係を求められます。アナは断りきれず、仕方なく応じてしまいます。
白人グループのリーダーからも気に入られ、否応なしに体を重ねるアナ。やがてアナはそのリーダーからドラッグを勧められ、薬漬けにされてしまいます。
グループからも関係を持った女囚人からも見放されたアナは精神病棟に移されます。そこの看護師はアナを見かねて、何としても救い出そうとしますが、性的虐待の証拠を隠したいフランクの差し金によって看護師は暗殺されてしまいます。
ロサンゼルス女子刑務所の結末
ドラッグ中毒を克服し、フランクへの復讐を決意したアナに、グループのリーダーは現場を録画するようにアドバイスします。フランクが仮出所と引き換えに関係を迫ってきたのを絶好のチャンスとみたアナは密かにカメラをセットし、フランクとのセックスを録画しました。
もしフランクの約束が嘘だったら即座にビデオを公開しようと考えていました。やがてアナの仮出所を判断する査問委員会が開かれ、アナを手放したくないフランクは約束を覆し、アナはまだ出所すべきではないと発言したので、アナは遂にビデオの公開に踏み切りました。
このビデオがきっかけでフランクの悪行が明るみとなり、フランクは逮捕されます。ようやく仮出所を果たしたアナは母と和解し、チェロの演奏会に参加して新たな人生をスタートさせました。
以上、映画「ロサンゼルス女子刑務所」のあらすじと結末でした。
母親が毒親だし裁判官も節穴。検察も弁護士も機能していないし。主人公がとにかく気の毒で、見ているのが辛くなって途中で早送りして結末まで飛ばしてしまった。
出所後は母親が支援しているような描写も違和感。後味も悪くて辛かったです。