パーフェクト・ヒートの紹介:2013年アメリカ映画。インドネシア・ジャワ島で起きた爆破テロ事件、そして姿を消した王女。事件の謎を追ううちに勃発するアメリカ海兵隊員と警官、宝石強盗犯の戦いを描いたクライム・アクション作品です。
監督:コナー・アリン 出演者:ケラン・ラッツ(ジェイク・トレイヴァー)、ミッキー・ローク(マリク)、アリオ・バーユ(ハシム)、アティカ・ハシホラン(王女)、マイク・ムリアドロ(アフメド)ほか
映画「パーフェクト・ヒート」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「パーフェクト・ヒート」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
パーフェクト・ヒートの予告編 動画
映画「パーフェクト・ヒート」解説
この解説記事には映画「パーフェクト・ヒート」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
パーフェクト・ヒートのネタバレあらすじ:起
インドネシア・ジャワ島。パーティー会場で突如爆破テロ事件が発生、この事件で国民から絶大な支持を集めていた王女(アティカ・ハシホラン)が巻き込まれて死亡しました。事件の捜査に乗り出した対テロ特殊部隊・第88別動隊のハシム中尉(アリオ・バーユ)は、現場に居合わせたアメリカ人大学院講師のジェイク・トレイヴァー(ケラン・ラッツ)を事情聴取しました。ジェイクは王女と最後に言葉を交わした人間であり、監視カメラの映像からもそれは明らかでした。ジェイクはハシムと共に遺体安置所にある王女の遺体を確認、その太股にタイガーのタトゥーがあることから、死んだのは偽者であることを見破りました。果たして本物の王女の行方はどこに…ジェイクとハシムは王女の行方を探すことにしました。
パーフェクト・ヒートのネタバレあらすじ:承
ジェイクとハシムは車で移動中、爆破テロ事件の首謀者に雇われたアフメド(マイク・ムリアドロ)ら数人から襲撃を受けました。ジェイクは座席に落ちた拳銃を拾ってアフメドの部下らを倒し、ハシムの窮地を救いました。ジェイクが只者ではないと感じたハシムはジェイクを自宅に誘い、妻と共にもてなしました。ジェイクの正体は大学院講師ではなく、世界各地のテロ事件を調査する特別捜査官だったのです。ハシムはテロ事件の捜査にジェイクを利用しようと部下のアントン(リオ・デワント)に見張らせて泳がせることにしました。
一方、事件の徹底解明を厳命する将軍(フランス・タンブアン)は犯人がイスラム過激派組織と断定、ハシムは組織のリーダーの元へ向かいましたが、リーダーは自爆してしまいます。
一方、ジェイクは本国の仲間ブレットンに偽王女の遺体のタトゥーを調べてもらい、それが中国系マフィアが高級娼婦に付ける焼き印であることを突き止めました。
パーフェクト・ヒートのネタバレあらすじ:転
偽王女の遺体の焼き印と同じ刻印を持つ娼婦を探し出したジェイクは、事情を聞くためその娼婦をアジトのアパートへ連れ帰りました。そこに密かにジェイクを尾行してきたアフメドが襲い掛かり、更にはアフメドに恨みを持つ、娼婦の元締めである中国系マフィアのボスが乱入、三つ巴の銃撃戦となりました。ジェイクは瀕死のボスから、アフメドを操っている黒幕はアメリカ人テロリストのマリク(ミッキー・ローク)であることを聞き出しました。
ジェイクはアパートから脱出しようとしたところをハシムに捕らえられました。実は本物の王女はマリクに捕らえられており、マリクはハシムの家族を人質に取って捜査から手を引けと脅しているのです。そしてマリクの目的は国宝である宝石を奪うことでした。
パーフェクト・ヒートの結末
この国の宰相はマリクと手を組んで国王を亡き者にし、自分が王位に就こうと目論んでいました。事件解明のため手を組むことにしたジェイクとハシムは国王から事情を聞こうとしたところ、三人は刺客に襲われました。国王は命を落とし、ジェイクとハシムは宰相により国王殺害の容疑者に仕立てられました。宰相は新国王に即位するため、式典に宝石を運び出そうとしていました。ジェイクとハシムは宝石の運搬車両を襲撃するもマリクに襲われ、宝石を断念して逃亡しました。
その頃、アフメドは王女やハシムの家族を逃がそうとしていましたが、マリクに刺されてしまいます。アフメドは駆け付けたジェイクとハシムに家族が殺されると告げて息を引き取りました。一方のマリクは宝石が偽物だと知りました。宝石は王女が国民を救うために密かに売却していたのです。マリクは宰相を殺し、王女を連れて逃げ出しました。ジェイクとハシムは負傷しながらも懸命にマリクを追い、協力してマリクを倒しました。
ジェイクは空港で王女の見送りを受け、ハシムに別れを告げてアメリカへ帰国の途につきました。
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