映画「ジーパーズ・クリーパーズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ジーパーズ・クリーパーズ（別題：フランシス・フォード・コッポラPRESENTS ジーパーズ・クリーパーズ 暗黒の都市伝説）の紹介：2001年アメリカ映画。春休みに帰省中の姉弟の兄弟が、車でトラックに絡まれ、そのトラックの男が死体を捨てるところを目撃したために、化け物と化した大男に執拗に襲われるというモンスターホラー映画です。アメリカの昔話のホラーのような内容です。
監督：ヴィクター・サルヴァ 出演者：ジーナ・フィリップス（パトリシア（トリッシュ）・ジェンナー）、 ジャスティン・ロング（ダリウス（ダリー）・ジェンナー）、ジョナサン・ブレック（the Creeper）、 パトリシア・ベルチャー（イゼル・ゲイ・ハートマン）、 アイリーン・ブレナン（キャット・レディ）ほか
この解説記事には映画「ジーパーズ・クリーパーズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
春休み、大学生のトリッシュは弟のダリーの運転で車で帰省していました。ダリーが途中老夫婦の運転するキャンピングカーを追い越しました。そしてしばらく走ると、後ろからトラックがあおって来ました。クラクションを鳴らしながらあおりつづけます。その後トラックは二人の車を追い越し走り去りました。しばらく走ると自分たちをあおったトラックが止まっていました。見ると男がシーツに包んだものを穴に捨てています。トリッシュは血がついていたと言い、ダリーはロープで縛られていたと言いました。人間だと感じ、男と目があった二人は逃げました。しかしトラックが追いかけてきました。後ろから体当たりされながらも平原に乗り込みやっと逃げました。そしてダリーが調べに行こうと言い出しトリッシュもしぶしぶ了解しました。
着いた二人は滑り台のようになったパイプの穴の前に行き、トリッシュに足を押さえてもらいダリーが体を突っ込みました。その時ネズミが現れて驚いたダリーは穴の底に滑り落ちました。ダリーが探索するとシーツに包まれた死体がありましたが、突然動き出しました。シーツを剥がすと少年が入っていて、腹を切り裂かれ縫い合わされていました。少年はその後死にました。奥に進んだダリーは沢山あるシーツの死体を見つけ、さらに天井や壁に縫い付けられた無数の死体を見つけました。その中に20年前に行方不明になったカップルもいました。上で待つトリッシュの横をトラックが通り過ぎました。ダリーが戻って来て二人は車で走りだしました。再びトラックを見た二人はレストランに入り、助けを求めました。その時店の電話が鳴りダリーが呼ばれました。電話の相手は女性で何もかも知っていました。最後に『ジーパーズ・クリーパーズ』の曲を流し、これが聞こえたら逃げなさいと忠告されました。
警官が到着し事情を話すダリーですが信じてもらえません。そのころダリーの車が荒らされました。ダリーは住所も名前も知られたと怖がりました。パトカーと一緒に教会に向かうダリー達でしたが途中で大男に警官が襲われ首を撥ねられました。急停止したパトカーを見に行くと、大男が出てきて、撥ねた首の下を食いちぎりました。怖くなった二人はネコを飼う老婆の家に助けを求めました。しかし化け物と化した大男がやって来ました。そして老婆は殺されました。道路で待ち構える化け物を撥ね、何度も轢きました。そして二人は警察署に駆け込みました。署内でイゼル・ゲイ・ハートマンという女性に会いました。彼女は化け物の事を知っていました。ヤツは不死身で、傷ついた部分は人間の同じ部分を食うと完治するとのことでした。話していると停電になりました。
化け物が侵入してきました。牢屋の容疑者を食っていました。警官が発砲しますが無駄でした。やがて化け物は警察署内に向けって来ました。警官たちが銃を構え待ち伏せます。化け物に銃で向かいますが歯が立たず、一人ずつ殺されていきました。そのころトリッシュとダリーはイゼル・ゲイ・ハートマンと話していました。彼女の話では全て夢の通りなると言いました。そこに化け物がやってきました。逃げる二人ですがダリーが捕らわれました。警官が包囲すると化け物は叫び声をあげダリーを抱えて飛び立ちました。トリッシュは警察署で朝を迎えました。穴の中の地下室ではダリーが目玉をくり抜かれ皮になって吊るされていました。
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