ザ・エージェントの紹介:1996年アメリカ映画。腕スポーツ・エージェントであるジェリーは、利益追求体質の業界に疑問を抱き、会社に提案書を提出します。クビとなったジェリーは己の信念に従い、たった一人となった落ち目のアメフト選手ロッドのために最善を尽くします。第69回アカデミー賞/助演男優賞をキューバ・グッディング・ジュニア受賞 第54回ゴールデン・グローブ賞/主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)をトム・クルーズが受賞など数々の受賞およびノミネートをしています。
監督:キャメロン・クロウ 出演者:トム・クルーズ(ジェリー・マグワイア)、キューバ・グッディング・ジュニア(ロッド)、レニー・ゼルウィガー(ドロシー)、ケリー・プレストン(エヴリー)、ジェイ・モーア(ボブ)ほか
映画「ザ・エージェント」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ザ・エージェント」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ザ・エージェントの予告編 動画
映画「ザ・エージェント」解説
この解説記事には映画「ザ・エージェント」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ザ・エージェントのネタバレあらすじ:理想と現実
ジェリーは、全米一のスポーツ・エージェント会社SMIに所属する敏腕スポーツ・エージェントです。華やかなアスリートのシビアな現状を改革するため、ジェリーはアスリートと真摯に向き合うことを盛り込んだ提案書を会社に提出しますがクビになってしまいます。自分の意見に賛同してくれた同僚で、幼い息子を抱えるシングルマザーのドロシーと独立したジェリーのクライアントは、アメフト中堅選手のロッドだけとなります。
ザ・エージェントのネタバレあらすじ:負け犬の心意気
独立したジェリーはフィアンセの叱咤激励で、大学フットボールの花形選手フランクと再契約を果たします。しかしジェリーがロッドの売込中にフランク一家は、かつての同僚ボブと契約を結んでしまいます。負け犬となったジェリーに、フィアンセは愛想を尽かし去っていきます。行き場のなくなったジェリーは、たった一人のクライアントとなったロッドの為に奔走します。そんな自分を支えてくれるドロシーに、同僚以上の感情を抱き始めたジェリーは彼女を食事に誘います。離婚経験ありの姉ローレルの心配を他所に、ドロシーは大喜びです。息子レイもジェリーに懐き、ドロシーは舞い上がります。恋に落ちた二人は、一夜を共にします。
ザ・エージェントのネタバレあらすじ:信頼し理解すること
ロッドは家族を養うため、今シーズン限りで契約選手を辞めてフリー・エージェントになる決心をします。ロッドがケガをすれば選手生命が絶たれることを心配するジェリーは、クライアントであり友人でもある彼の意思を尊重することにします。ロッドがフリー・エージェントを選択したことにより、ジェリーはドロシーを雇うことができなくなります。思い悩んだジェリーは、新たな仕事を求めて引っ越すドロシーにプロポーズします。しかし互いを理解するプロセスを飛ばしてしまい、二人の結婚生活は暗礁に乗り上げます。そんな中ジェリーは、試合に集中できないロッドと険悪となってしまいます。
ザ・エージェントのネタバレあらすじ:グッジョブ!!
チームのプレーオフを掛けた試合前、独り佇むロッドの前にジェリーが現れます。二人は仲直りをし、ロッドは意気揚々と試合に挑みます。ロッドは敵にマークされる中、ロングパスをキャッチしますが、タックルされ気を失います。周囲が心配する中、奇跡的に起き上がったロッドに観衆は大声援を送ります。ロッドの雄姿に心動かされたジェリーは、ドロシーの元へ向かい、誠心誠意の愛を彼女に誓います。活躍が評価され、希望通りの契約を結んだロッドは、家族とジェリーに感謝の気持ちを伝えます。ジェリーは、自らが書いた提案書の通りに信念を貫いたのです。そして、ジェリーとドロシーとレイの三人は家族の絆を紡いでいきます。
以上、映画ザ・エージェントのあらすじと結末でした。
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