ジョン・カーターの紹介:2012年アメリカ映画。伯父のジョンが突然の死を遂げた。彼の甥であるエドガーに残されたのは莫大な遺産と一冊の日記。そこに記されたのは生前ジョンが体験した大冒険の内容だった。その内容は信じられないものばかり、冒頭はジョンが金鉱を発見した所から始まる。そして物語は遠く離れた火星へと移る。原作となるのはエドガー・ライス・バローズのSF小説「火星のプリンセス」。監督は「ファインディング・ニモ」のアンドリュー・スタントン。
監督:アンドリュー・スタントン 出演:テイラー・キッチュ(ジョン・カーター)、リン・コリンズ(デジャー・ソリス)、サマンサ・モートン(ソラ)、マーク・ストロング(マタイ・シャン)、キアラン・ハインズ(タルドス・モリス)、ほか
映画「ジョン・カーター」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ジョン・カーター」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ジョン・カーターの予告編 動画
映画「ジョン・カーター」解説
この解説記事には映画「ジョン・カーター」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ジョン・カーターのネタバレあらすじ:起
急な知らせにより伯父のジョンが死んだことを知らされたエドガー。彼の残した莫大な遺産と共に一冊の日記を渡される。そこに記されたのはジョンが生前体験した大冒険の内容だった。それはジョンが金を探すことから始まる。ある日、とある洞窟でジョンは金を見つけた。しかし喜びはつかの間謎の人物に襲撃される。咄嗟の行動でその謎の人物を撃退することに成功したが彼は手に不思議なメダルを握っていた。ジョンがそれを手にした瞬間彼は気を失ってしまう。
ジョン・カーターのネタバレあらすじ:承
気が付いた時ジョンは洞窟ではなく荒れ果てた大地に横たわっていた。そして動き出した時驚愕する。自分の身体がまるで宙に浮くかのように軽やかに跳ねるのだ。その動きに慣れた頃、ジョンはまたしても何者かの襲撃に合う。それは人間ではない緑色の生物。そして彼等に捕らわれてしまう。言葉も通じないその生物に捕らえられたジョンは一人の人物に薬を盛られる。その結果言葉を交わせるようになったがある日彼らの里に機械の飛行船が姿を現す。そして上空で戦闘を始めた。上空で行われる戦闘の中、一人の女性兵士が船から落下しようとしていた。ジョンは咄嗟に飛び上がり彼女を救助、すぐに船からの攻撃が始まるが里の彼等がジョンを援護彼は里の英雄となった。ジョンが助けたのはある国のプリンセスだった。デジャーと名乗る彼女は停戦のため敵国のトップとの結婚を迫られていた。
ジョン・カーターのネタバレあらすじ:転
しかしそのトップサブ・サンの本当の目的は姫の殺害、そしてこの星の征服だった。この世界が地球でないことを知ったジョンはこの星にある聖なる土地へ向かうことにする。この星は火星だった。それはデジャーが教えてくれた。デジャーと共に向かった遺跡で、ジョンは地球に帰る方法を知る。しかしすぐにまた襲撃に合い二人はばらばらになってしまう。デジャーはサブ・サンとの結婚を迫られていた。それが戦争を止めるものだと信じる彼女、しかし彼の本当の目的を知るジョンはかつての友に協力を仰ぎデジャー奪還に向かった。ジョンの働きでデジャーを救うことに成功した。地球へ帰る方法を知ったジョンだったが彼はデジャーと共に暮らすことを決意する。しかしこの戦争を引き起こした張本人、女神の使者マタイの策略によりジョンは地球に強制送還されてしまう。
ジョン・カーターの結末
日記にはジョンの墓の秘密が記されていた。エドガーにしか開けられないその墓を彼が開けた時後ろに火星からの追ってが迫っていた。そして銃声が鳴り響く、倒れたのは女神の使者、エドガーの後ろにはジョンが立っていた。彼は生きていたのだ。使者を欺くためエドガーを囮にしていた。そしてジョンは改めて自分の墓へと足を踏み入れる。これでまた火星へ戻ることができるのだ。彼の心も体ももう、火星のプリンセスへと向かっていた。
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