ジョン・ウィック:コンセクエンスの紹介:2023年アメリカ映画。キアヌ・リーブスが伝説の殺し屋を演じるアクション映画『ジョン・ウィック』シリーズの第4弾です。裏社会の掟を破ったことで全世界の殺し屋たちから命を狙われることとなった主人公ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)は自由の身となるべく組織との決着をつけることを決意、ニューヨーク・大阪・ベルリン・パリで壮絶な死闘に臨みます。『イップ・マン』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などのドニー・イェン、『IT/イット』シリーズなどのビル・スカルスガルド、真田広之らが参戦しています。
監督:チャド・スタエルスキ 出演者:キアヌ・リーブス(ジョン・ウィック)、ドニー・イェン(ケイン)、ビル・スカルスガルド(ヴィンセント・ビセ・ド・グラモン侯爵)、イアン・マクシェーン(ウィンストン)、ローレンス・フィッシュバーン(バワリー・キング)、真田広之(シマヅ・コウジ)、リナ・サワヤマ(アキラ)、シャミア・アンダーソン(トラッカー/ミスター・ノーバディ)、ランス・レディック(シャロン)、スコット・アドキンス(キーラ)、マルコ・サロール(チディ)、ナタリア・テナ(カティア)、クランシー・ブラウン(告知人)、ジョージ・ゲオルギウ(首長)ほか
映画「ジョン・ウィック:コンセクエンス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ジョン・ウィック:コンセクエンス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ジョン・ウィック:コンセクエンス」解説
この解説記事には映画「ジョン・ウィック:コンセクエンス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ジョン・ウィック:コンセクエンスのネタバレあらすじ:起
裏社会の掟を破ったことで全世界の殺し屋たちを束ねる「主席連合」に追われる身となった伝説の殺し屋ジョン・ウィックは、ニューヨークの地下犯罪情報組織の王バワリー・キングに匿われながら密かに主席連合への復讐の準備をしていました。
そしてヨルダンに乗り込んだジョンは主席連合の首長と対峙、前作『ジョン・ウィック:パラベラム』で渡した自らの結婚指輪と自由を要求し、拒否した首長を射殺しました。
主席連合の実権を握ったヴィンセント・ビセ・ド・グラモン侯爵はニューヨークでの裏社会の聖域である「コンチネンタル・ホテル・ニューヨーク」の支配人ウィンストンとコンシェルジュのシャロンを呼び出しました。
グラモン侯爵はジョン抹殺失敗の責任をウィンストンに負わせ、ウィンストンから支配人の座を剥奪して追放を言い渡し、「コンチネンタル・ホテル・ニューヨーク」を爆破、シャロンを処刑しました。
グラモン侯爵は部下のチディに命じ、主席連合の暗殺者だった盲目の男ケインを呼び出しました。ケインは既に殺し屋稼業を引退していましたが、グラモン侯爵はケインの旧友でもあったジョンの殺害を依頼し、断ればケインの娘を殺すと脅しました。
ジョン・ウィック:コンセクエンスのネタバレあらすじ:承
日本の逃れたジョンは、旧友シマヅ・コウジが経営する大阪のコンチネンタルホテルに匿われました。ニューヨークの件を知っていたコウジは主席連合からは逃れられないとしながらも、ジョンとの友情のためなら協力を惜しまないことを誓いました。折しもホテルにはジョンにかけられた高額の懸賞金目当ての賞金稼ぎ“ミスター・ノーバディ”ことトラッカーも愛犬と共に訪れていました。
ジョンが大阪にいることを突き止めたグラモン侯爵はコウジのホテルの聖域指定を解除、チディとケイン、武装した特殊部隊を送り込みました。コウジは宿泊客たちを避難させ、ジョンに梅田駅に行くよう指示すると、娘でコンシェルジュのアキラや部下たちと共に主席連合の部隊と戦い始めました。
ケインはあらかじめホテル内に仕掛けられていたセンサーの音を頼りに、かつての旧友だったコウジと戦い始めました。トラッカーも戦いに乱入して三つ巴の戦いとなりましたが、ジョンは何とか梅田駅へと脱出しました。ケインは死闘の末にコウジを殺しましたが、アキラは難を逃れました。その頃、ニューヨークではバワリーがウィンストンに共闘を持ちかけていました。
辛くもニューヨークに戻ったジョンはシャロンの墓の前でウィンストンと落ち合いました。ジョンはグラモン侯爵を殺す気でいましたが、ウィンストンは侯爵を殺しても代わりの者が出てくるだけだとたしなめ、自由を得たければ主席連合の掟に則ってグラモン侯爵に「1対1の決闘」を申し入れるべきだと提案しました。
しかし、決闘は主席連合の傘下の犯罪組織を通じての申し入れが必要であり、ウィンストンはジョンがかつて所属していた主席連合傘下の「ルスカ・ロマ」に再加入するよう助言しました。
ジョン・ウィック:コンセクエンスのネタバレあらすじ:転
ジョンはルスカ・ロマの本拠地ベルリンに乗り込み、ルスカ・ロマの首領であるカティアと対面しました。カティアはジョンの叔父である父を主席連合の一員キーラに殺されており、その要因となったジョンに対してキーラの殺害を要求しました。一方、ジョンがベルリンにいることを知ったグラモン侯爵はトラッカーとケインを現地に送り込みました。
ジョンはキーラが経営するナイトクラブ「天国と地獄」に向かいましたが、そこにはトラッカーやケインも訪れていました。キーラは誰がジョンを殺すかでトラッカーやケインとひと悶着を起こし、ジョンは乱戦の末にキーラを殺害することに成功しました。
トラッカーとケインは誰がジョンを殺すかで揉めている間にジョンはカティアのもとに戻り、カティアはジョンにルスカ・ロマへの復帰を認めました。
ウィンストンはジョンの代理人としてパリに向かい、グラモン侯爵に挑戦状を届けました。ウィンストンはジョンが勝ったらジョンの解放とニューヨーク・コンチネンタル・ホテルの再建をしてくれるよう条件を出し、グラモン侯爵は条件を受け入れたうえで明日正午にジョンにエッフェル塔の前のトロカデロ広場に来るよう命じました。
翌日、ジョンはウィンストンと共にトロカデロ広場に向かいました。グラモン侯爵もケインと共に現れ、主席連合の告知人の立ち合いのもと決闘の条件が告げられました。決闘は翌日の日の出前にサクレ・クール寺院で拳銃で行われることになり、時間通りに来なかった者は処刑されることとなりました。
グラモン侯爵はケインを代理人に指名し、その一方でジョンの懸賞金を引き上げてパリじゅうの殺し屋たちに夜明けまでにジョンを殺すよう呼びかけました。
ジョン・ウィック:コンセクエンスの結末
ジョンはパリにやってきたバワリーから防弾スーツと最新式の拳銃を受け取り、ウィンストンとバワリーに見送られてサクレ・クール寺院へと向かいました。ジョンは襲い掛かるチディや殺し屋たちと死闘を繰り広げながら目的地へと急ぎ、トラッカーもグラモン侯爵に懸賞金の更なる引き上げを要求しつつジョンのもとに向かいました。
ジョンはトラッカーと死闘を繰り広げましたが、割って入ったチディがトラッカーの愛犬を撃とうとしました。ジョンはチディを撃ってトラッカーの愛犬を助け、トラッカーは考え直してジョンの追跡を断念しました。
ジョンは満身創痍になりながらもサクレ・クール寺院へ向かう石段に到着しましたが、辛うじて生きていたチディや殺し屋たちが行く手を阻んできました。そんなジョンに助け舟を出したのはケインとトラッカーでした。ケインとトラッカーはチディを殺し、ジョンは時間ギリギリでサクレ・クール寺院へと辿り着きました。
遂にジョンとグラモン侯爵の代理人ケインとの決闘が始まりました。決闘のルールは1ラウンドごとに互いの銃に銃弾1発ずつを込めて撃ち合い、ラウンドごとに互いに10mずつ近づき合うというものでした。
ジョンとケインは互いに傷を負いながら決闘を進め、3ラウンド目でケインの銃弾を受けたジョンは倒れてしまいました。グラモン侯爵は自分がとどめを刺すとケインから銃を奪いましたが、ウィンストンはジョンがまだ発砲していないと指摘しました。ジョンはグラモン侯爵を射殺しました。決闘を見届けたトラッカーは見事だったとジョンを称えました。
告知人はジョンが自由の身になったこと、ケインの娘は解放されること、ニューヨーク・コンチネンタル・ホテルの再建は保証されることを告げて去っていきました。力尽きて座り込んだジョンは亡き妻との日々を振り返っていました・・・。
・・・それからしばらくして、ニューヨークに戻ったウィンストンとバワリー・はジョンとその妻の墓参りをしていました。ウィンストンはジョンに別れを告げました。
自由の身となったケインは娘と再会しようとしていました。そこにナイフを手にしたアキラが現れ、ケインに近づきました・・・。
以上、映画「ジョン・ウィック:コンセクエンス」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する