ジョシーとさよならの週末の紹介:2016年アメリカ映画。心に傷を負った主人公と、彼を励まそうと奮闘する友人達の友情を描いたコメディ・ドラマ。ジョシーは婚約者レイチェルと幸せに暮らしていたが、鬱病を患っていた彼女は突然自殺してしまう。バチェラーパーティー用に山奥の貸別荘を予約していたジョシーは、傷心の中友人達を招待した。集まった友人達は、あの手この手でジョシーを元気づけようとする。
監督:ジェフ・ベイナ 出演者:トーマス・ミドルディッチ(ジョシュ)、アダム・パリー(アリ)、アレックス・ロス・ペリー(アダム)、ニック・クロール(エリック)、ブレット・ゲルマン(グレッグ)ほか
映画「ジョシーとさよならの週末」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ジョシーとさよならの週末」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ジョシーとさよならの週末の予告編 動画
映画「ジョシーとさよならの週末」解説
この解説記事には映画「ジョシーとさよならの週末」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ジョシーとさよならの週末のネタバレあらすじ:傷心の週末パーティー
舞台は現代アメリカ。誕生日を迎えたジョシュ(愛称ジョシー)は、ジムで汗を流し帰宅しました。家では婚約者レイチェルが料理を作って待っているはずです。ところがジョシーを待っていたのは、自殺したレイチェルの変わり果てた姿でした。それから4か月後。ジョシーは友人達に連絡を取り、週末のパーティーに招待します。オーハイの貸別荘をバチェラーパーティー用に予約しており、せっかくだからと皆で過ごすことにしたのです。連絡を受けた友人アリは、ジョシーを心配していたこともありオーハイへ向かいました。そこで非常に神経質な友人アダム、ジョシーの地元の友人エリックと合流。エリックは「この週末の目的はいわば口直しだ」と言い、レイチェルの件で落ち込むジョシーに新しい思い出を作らせようと考えていました。時々落ち込んだ雰囲気になりながらも、4人は週末の男子会を始めます。
ジョシーとさよならの週末のネタバレあらすじ:新しい思い出
夜になり、アダムはおすすめのボードゲームを出して皆で遊ぼうとしました。しかしエリックはバーに行こうと提案します。結局この夜はバーに繰り出すことになりました。そこでエリックの友人グレッグと合流。彼はパーティーの盛り上げ役としては適任な人柄でしたが、レイチェルの自殺を知らないためただのバチェラーパーティーだと勘違いしています。ジョシーは詳しいことを語らず、結婚は取りやめになったとだけ話しました。グレッグはそんな女のことは忘れろと笑い飛ばします。その後外に出て煙草を吸っていたジョシーとアリは、携帯電話を捜しているという女性ジョディと知り合いました。誕生祝いに友人達と週末旅行に来ているという彼女は、酒とドラッグに溺れ酩酊状態でした。人懐っこく笑うジョディに惹かれるアリ。するとアダムが現れ、たった今独身になったと言い出します。別居中だった妻から、電話で離婚を言い渡されたのでした。落ち込むアダムをジョシーは心配しますが、アリは更に心労をかけてしまったことに頭を抱えます。その後アリは自分達の貸別荘にジョディを招き、全員で遅くまで大騒ぎしました。レイチェルの自殺、アダムの離婚。平静を装っていたジョシーも夜が深くなるにつれ物思いに沈んでいきます。そんな彼を何とか励まそうとするグレッグは、エリックと馬鹿な遊びを披露しては「ハッピーになれ!」と笑いました。ジョシーも思わず笑い出し、皆で部屋を荒れ放題にしたまま好き勝手に眠ってしまいます。
ジョシーとさよならの週末のネタバレあらすじ:悲しみと向き合う方法
翌朝、ジョシーの友人アーロンが妻子を連れてやって来ました。彼は酒やドラッグで散らかった部屋に露骨に嫌な顔をします。アーロンは酒やドラッグで誤魔化すのではなく、きちんとセラピーを受けるべきだとジョシーを諭しました。楽しく新しい思い出を作ろうとするエリックはそれに反対し、激しい口論の末アーロンは妻子を連れてさっさと出て行ってしまいます。その様子に違和感を覚えたグレッグは本当のことを聞かせてくれとアリに迫りました。アリは渋々レイチェルが自殺したこと、その件で彼女の両親からジョシーが責められていることを説明します。何も知らなかったとはいえ、酷いことを言ってしまったと落ち込むグレッグ。彼のテンションはどん底まで急降下します。その夜、バーでジョディと再会したアリは、彼女に自分が既婚者であることを話しました。良い雰囲気になっていただけに、ジョディはショックを受けたようです。しかしアリは彼女に特別な絆を感じ惹かれていました。その後別荘に戻ったエリックは、ストリッパー達を呼んで更に盛り上げようとします。しかし軽薄な雰囲気を好まないアダムと口論に。アダムが部屋に篭った後、冷静になったエリックは反省を口にします。その時、家の外に怪しい人影を見つけたジョシーとエリック。追いかけると犯人は見知らぬ男で、意味不明なことを喋って逃げていきます。結局取り逃がしてしまったジョシー達は首を傾げました。
ジョシーとさよならの週末のネタバレあらすじ:心の傷
翌日、思いも寄らない客がやって来ました。レイチェルの両親です。アリ達は大急ぎで部屋を片付け、別室に移りました。レイチェルの両親はジョシーを責めたことを謝罪しつつも、自殺した日のことを執拗に聞き出そうとします。ジョシーはレイチェルが鬱病だったことを明かしますが、両親は信じません。更に検視官から自殺とは断定できないと言われたなどと言い出します。彼らは娘の自殺を受け入れられず、ジョシーが殺害したに違いないと勘ぐっていたのです。両親は証拠を掴むため、ここ数日の様子を盗撮・盗聴までしていました。例の不審な男も両親が雇っていたのです。激高したジョシーは彼らを罵り、家から追い出しました。アリ達の前にやって来たジョシーは「もう疲れた」と呟きます。レイチェルが自殺してから初めて苦悩を吐露したジョシー。アリ達は嗚咽する彼の肩を抱き、静かに励まします。
ジョシーとさよならの週末の結末:週末の終わり
その夜、ジョシー達はジョディも加えて皆でボードゲームを楽しみました。ジョディへの未練を断ち切れないアリは彼女とキスを交わします。ジョディはアリに惹かれながらも去っていきました。そして別れの朝がやって来ます。それぞれに励ましの言葉を交わしながら、日常へ戻っていくアリ達。最後に残ったジョシーは週末を過ごした家を見つめ去っていきました。彼らの週末とともに、この映画も終わりを迎えます。
以上、映画ジョシーとさよならの週末のあらすじと結末でした。
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