ホステージ 人質奪還作戦の紹介:2011年アメリカ映画。ヤク中のデビットたちは、金もなくヤクも買えなくなり、売人からテレビが欲しいと言われ4人で一軒家に忍び込みます。しかし住人が帰って来て見つかり、家族3人を拘束。警察に包囲されたその家には、驚くべき秘密がありました…という内容のサスペンス映画です。仲間同士の裏切り、家族の裏切りと先の見えない展開の作品です。
監督:トニー・グレイザー 出演:ニール・ブレッドソー(ドナルド)、トム・ペルフリー(デイビット)、デヴィッド・ザヤス(タレル警部補)、アンソニー・ルイヴィヴァー(タイ)、マイケル・オキーフ(ジミー)、アンソニー・ラップ(コナー)ほか
映画「ホステージ 人質奪還作戦」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ホステージ 人質奪還作戦」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ホステージ 人質奪還作戦の予告編 動画
映画「ホステージ 人質奪還作戦」解説
この解説記事には映画「ホステージ 人質奪還作戦」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ホステージ 人質奪還作戦のネタバレあらすじ:起
デイビットの運転する車に乗るカリ、スポット、ドナルドの4人はヤク中で、デイビットの友人で売人であるタイの元へ行きます。金の無いデイビットはヤクを手に入れることが出来ず、逆にタイから「母の誕生日にテレビが欲しい」と言われます。
車に戻ったデイビットは3人に「引っ越したばかりの家を狙おう」と言います。引っ越ししたばかりの家は、セキュリティがまだ出来ていないという理由からでした。家に侵入した4人は手分けしてテレビを探します。デイビットが液晶テレビを見つけ運び出します。
ここから出ようと言うデイビットでしたが、ドナルドが屋根裏部屋で古いブラウン管のテレビを見つけ、映るようだったら持っていくと言います。車で待つ3人でしたが、戻らないドナルドにイラついた3人が家に戻ります。
屋根裏部屋ではデイビットがテレビに映る児童虐待ポルノDVDを見ていました。「早く出るぞ」と言うデイビットが、異様に怒りをぶつけるドナルドをなだめていると、家の住人のコナーが帰ってきます。するとドナルドがコナーを殴り倒し、椅子に縛り付けます。
ホステージ 人質奪還作戦のネタバレあらすじ:承
ドナルドはコナーをDVDの事でなじり、暴行を加えます。そして「オレも昔はそうだった!だからこのようなヤツは一度改心しても再びやるんだ!」と吐き捨てます。そこへ妻のジェニファーと娘のミアが帰って来ます。ジェニファーを拘束し、ミアも拘束しようとしたドナルドを、デイビットが止めます。
ドナルドの独断場になってきた時、警官がデイビットの車を見かけ、無許可の車が駐車しているからと家のチャイムを鳴らします。4人は家族3人の口を押さえ、声を出せないようにしていると、デイビットの車はレッカー車によって移動させられます。
これを見たデイビットは「もうだめだ、何もかも終わりだ」と言うと、カリが「何かいい方法があるはずだ」と言います。どうしてもコナーを殺したいと言うドナルドを、コナーと一緒に地下室にけり落としたデイビットは、カリを連れて家を逃げ出します。しかしスポットの事が気になり、一旦家に戻るとドナルドが地下室から出ていて、怒ったドナルドは今以上に3人を支配し始めます。
ホステージ 人質奪還作戦のネタバレあらすじ:転
家の電話が鳴りミアが出ると、電話をドナルドに渡します。相手はタレル警部補でした。「家の周りはすでに包囲したから、人質を解放して出てこい」と言うと、ドナルドは「テレビ中継をしろ」という条件を出し、ドナルドが断ったため電話を切ります。
降伏しようと言うデイビットに対し、ドナルドはますます過激になり、コナーを痛めつけ始めます。ジェニファーは横で拘束されたスポットに「DVDを始末してくれたら、貴方に有利な証言をして罪を軽くしてやる」と言います。スポットが「このままじゃ動けない」と言うと、ジェニファーが「紐をほどけばいい」と言います。
指揮をとるタレル警部の作戦が上手くいかない事から、先輩格のジミーが「お前じゃだめだ、この前も同じ失敗をした」と叱責します。するとタレル警部補はテレビ中継の話をし、実行することにして家に乗り込みます。
家にテレビカメラを持ったカメラマンとレポーターの女性が入って来ます。カメラマンはタレル警部補が扮していました。テレビ中継でコナーやデビットを殺すつもりだったドナルドでしたが、カメラにケーブルが無い事に気づき「生中継なのにケーブルがない!」と怒鳴ります。
ホステージ 人質奪還作戦の結末
人質事件はニュースでも報道され、タイも見ていました。一方、ジミーはコナーが糖尿病の持病を持っている事を知り、命が危ないと、SWATに突入させます。それと同時に、紐をはずしていたスポットが飛び出し、逃げようとしたカリがジェニファーに首を切られて倒れます。ドナルドはコナーを数回刺します。すかさずタレル警部補が銃弾を数発撃ちこみました。
救急車が到着し、スポットとデイビットが逮捕されます。ドナルドとカリ、そしてコナーも死亡しました。タイは押収されたデイビットの車から、液晶テレビを盗み出します。ジェニファーはタレル警部補の聴取で、スポットが一人助けてくれた話をします。タレル警部補が児童虐待ポルノDVDの話をしますが、ジェニファーは「何も知らない」と言います。
二人暮らしになったジェニファーはミアを寝かしつけます。そして留守番電話を再生します。その声は夫のコナーでした。「DVDを見つけた、更生しないなら離婚だ!引っ越しも中止だ」というメッセージでした。ジェニファーはメッセージを消去しました。児童虐待ポルノDVDを隠し持っていたのはジェニファーでした。
以上、映画「ホステージ 人質奪還作戦」のあらすじと結末でした。
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