KIDS/キッズの紹介:1995年アメリカ映画。セックスとドラッグ、酒と暴力にまみれ、ギャングまがいの荒んだ暮らしを送るニューヨークのストリート・キッズの赤裸々な姿をドキュメンタリータッチで描いた青春ドラマです。
監督:ラリー・クラーク 出演者:レオ・フィッツパトリック(テリー)、ジャスティン・ピアース(キャスパー)、クロエ・セヴィニー(ジェニー)、ロザリオ・ドーソン(ルビー)、ハロルド・ハンター(ハロルド)ほか
映画「KIDS/キッズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「KIDS/キッズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「KIDS/キッズ」解説
この解説記事には映画「KIDS/キッズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
KIDS/キッズのネタバレあらすじ:起
ニューヨークの下町。テリー(レオ・フィッツパトリック)は親友キャスパー(ジャスティン・ピアース)に処女と関係を持ったことを自慢気に話しながら街をふらつき歩いていました。二人はいつものようにコンビニで万引きし、友人の家で気の合う仲間たちと落ち合っては酒を飲み、マリファナをキメてはみんなでセックスの話題で盛り上がっていました。その頃、テリーたちと親しいルビー(ロザリオ・ドーソン)やジェニー(クロエ・セヴィニー)らが女友達らとセックスの話題で盛り上がっていました。ジェニーは自分の処女を奪って知らんぷりを決め込むテリーを許せず、男性経験の豊富なルビーは自分の体験談をおもしろおかしく語っていました。
KIDS/キッズのネタバレあらすじ:承
ある日、病気やHIV感染していないか怖くなったルビーは、ジェニーを連れ立って病院に検査に出かけました。医師にそれぞれの経験人数を打ち明け、採血して1週間後に結果が出ることに。その後、再び検査結果を聞きに病院を訪れたジェニーとルビーでしたが、無防備なセックスの多いルビーは何の病気も見られず、テリーとしか関係を持っていないジェニーの方がHIVウィルスに感染していることを宣告されてしまいます。突然のことに衝撃を受けたジェニーは、このことを伝えるためテリーを探し歩きました。
KIDS/キッズのネタバレあらすじ:転
その頃、何も事情を知らないテリーは自宅から両親の金をくすね、キャスパーや仲間たちと一緒に公園で売人からドラッグを買い、たむろしながら友人らと分け合い、ケンカを吹っかけてきた男を全員でリンチしてしまう有様でした。その後、テリーとキャスパーは友人の妹ダーシー(ヤキーラ・ペグエロ)ら女の子たちを誘い、夜のプールに忍び込んで戯れていました。テリーはまだ処女であるダーシーに狙いを定めていましたが、ダーシーが家族の病気のこともあってテリーと関係を持つことには消極的でした。やがて遊び疲れたテリーらは友人の家に上がり込み、まだ小学生の子供も含めて酒、タバコ、ドラッグ、セックスと何でもありの乱交パーティーを繰り広げました。
KIDS/キッズの結末
一方、ジェニーはテリーを探し歩いていましたが、途中のクラブで多人数の男女が戯れている光景を見て不安になりました。やがてジェニーはようやくテリーの居場所を突き止めましたが、その時既にテリーはダーシーとのセックスに及んでいる最中でした。その後継を目撃してしまい何も言えなくなったジェニーはすっかり疲れ果ててソファーで眠り込みますが、キャスパーはジェニーの服を脱がせてセックスに及びました。そして夜が明けて、ジェニーからHIV感染の話を聞かされたキャスパーは「マジかよ…」と絶句しました。
この映画の感想を投稿する