キッスで殺せ!の紹介:1955年アメリカ映画。当時エロチックな暴力小説として大ベストセラーとなっていたミッキー・スピレイン作品のひとつを映画化。何と言っても取り扱われているのが放射性物質ということで、色々と議論が絶えない作品となっている。
監督:ロバート・アルドリッチ 出演:ラルフ・ミーカー(マイク・ハマー)、マキシン・クーパー(ヴェルダ)、ギャビー・ロジャース、クロリス・リーチマン、アルバート・デッカー、ポール・スチュワート、ほか
映画「キッスで殺せ!」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「キッスで殺せ!」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「キッスで殺せ!」解説
この解説記事には映画「キッスで殺せ!」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
キッスで殺せ!のネタバレあらすじ:起
息を切らせながら道路を裸足で走る女。着ている物もトレンチコート一枚。いわくがありそうです。やがて身を投げだすようにして車を止めます。車に乗っていたのはマイク・ハマー。私立探偵です。とりあえず車に乗せて事情を聞こうとしますが、女は詳しいことを答えません。やがて車は襲われ、マイクは気絶、女は拷問されます。車に戻されたマイクと女は車ごと崖から突き落とされますが、何とかマイクは助かり、女は死亡。
キッスで殺せ!のネタバレあらすじ:承
病院で目を覚ましたマイクは退院後、連邦検察局に呼び出されて色々と尋問されます。しかも、その後も謎の男たちが自分の後をつけてきます。何かあると考えたマイクは秘書で恋人のベルダの助けを借り調査を開始。まず、自分が病院にいた間に電話をかけてきたレイという科学記事専門のジャーナリストを訪ねます。しかし、彼は明らかに脅迫されていて、マイクに詳細を喋ろうとしません。それでも死んだ女クリスチナの住所は教えてもらうことができました。そのアパートにゆくと、彼女にはリリーという同室者がいた事が判明。しかし、彼女はいきなりどこかへ雲隠れしていました。幸い、荷物を運んだ老人から新しい住所を聞き出し、そこへ直行。みすぼらしい部屋に入ると、ガウン姿の若い女性がマイクに銃を向けてきます。彼女がリリーでした。質問しても彼女は何も知らない様子です。
キッスで殺せ!のネタバレあらすじ:転
諦めて事務所に戻ると、知らない男から電話があり、「プレゼントがある」と告げます。翌朝、新車がマイクの部屋の前に。調べると爆薬が仕掛けられてありました。いよいよ敵が焦り始めたことを知ったマイクが秘書のベルダを訪ねると、レイから電話があったとの知らせ。彼は手がかりになる人名をいくつか告げていました。マイクは彼らに直接会って調べますが、その中にはギャングのカールと科学者のニコラスがいます。マイクは自分に爆弾搭載の車を送ったのがカールだということ、そして事件のカギを握るのはニコラスが開発した謎の物体であることを知ります。
キッスで殺せ!の結末
一方、別のルートからソバリンという医師を調べている中、ベルダが行方不明に。死ぬ間際にクリスチナが送った手紙から、ソバリン医師こそ全ての黒幕であり、リリーもその仲間だと知ったマイクは、ベルダが監禁されているビーチハウスへ。そこにあった鞄には放射性物質らしきものが隠されていました。欲望に駆られたリリーが無分別にも蓋を開けたため、ビーチハウスは火の海に。マイクとベルダはかろうじて逃げ延びました。
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