カイト/KITEの紹介:2014年アメリカ,メキシコ映画。経済が破綻した近未来。人身売買が横行し、その元締めであるエミールに両親を殺されたサワは復讐のため、暗殺者となります。サワはエミールを追い詰めていくと、そこで両親の死の真相を知ります。
監督: ラルフ・ジマン 出演者:インディア・アイズリー(サワ)、サミュエル・L・ジャクソン(カール・アカイ)、カラン・マッコーリフ(オブリ)、カール・ビュークス(ヴィク・ソーンヒル)、デオン・ロッツ(プリンズルー刑事)、ほか
映画「カイト/KITE」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「カイト/KITE」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
カイト/KITEの予告編 動画
映画「カイト/KITE」解説
この解説記事には映画「カイト/KITE」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
カイト/KITEのネタバレあらすじ:起
幼い頃、人身売買組織の長・エミールに両親を殺されたサワは、その復讐のため娼婦に変装しながらその機会を狙っていました。捜査官でサワの父の同僚であるカールは、そんな彼女の危険な行動を常に心配していました。サワは精神を保つために「アンプ」と呼ばれる安定剤を撃ち続けて言いますが、それは副作用として過去の記憶がなくなるものでした。サワはエミールのイルアジトに乗り込むと、部下が少女を調達できなかった帳尻を合わせるために、サワを娼婦として雇います。サワを試すために、エミールは自分の父親と寝るように仕向けますが、エミールがアジトを出ると、父はサワに暗殺されます。
カイト/KITEのネタバレあらすじ:承
アジトを制圧し、部下から売買された人の出荷先を聞き出したサワは、アジトを去る途中、オブリと青年に呼び止められ、アンプを使うのを辞めるよう言われます。しかしサワはオブリのことを全く覚えていませんでした。エミールの部下から聞き出した場所には親子がおり、接触を図ろうとしますが、エミールの手下が突如襲い掛かってきます。サワは子供を連れて逃げますが、子供は捕まり、サワも窮地に陥ります。そこへ駆けつけたのは、あのオブリでした。
カイト/KITEのネタバレあらすじ:転
サワはオブリと協力して子供を助け出すことに。手下の隙を突いてアジトに乗り込み、何とか子供を助けることに成功したサワたち。さらに手下の一人から、エミールの取引相手がいる場所を聞き出します。取引相手のいる元へ乗り込むも、素性がばれたサワは銃撃を受け、命からがら抜け出します。
状況を聞きつけたカールは、復讐を続け、ことを大きくしていくサワを責めます。カールはサワにアンプを渡さなくなり、禁断症状に陥ったサワですが、そこへオブリが自分の家に案内し、彼女を救おうとします。
カイト/KITEの結末
オブリは、サワがアンプによってなくした記憶の真実を教える耐えに、自分の父親をサワに会わせます。エミールに買収されたオブリの父と、カールは、サワの父がその証拠を掴んだことで、カールの指示によって殺されたのでした。驚くサワですが、そこへカールが現れ、真相を告白してしまったオブリの父を殺害します。カールはサワの父を殺したことの自責の念を常に感じており、その償いもあってサワの面倒を見てきたと弁明を始めますが、サワはカールに向けて発砲し、カールは息絶えます。復讐を果たしたサワは、オブリと共に、人身売買業者から救った子供たちと小さなコミュニティを築き、平穏に暮らすのでした。
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