ナイト&デイ(原題:KNIGHT AND DAY)の紹介:2010年アメリカ映画。トム・クルーズとキャメロン・ディアスというハリウッドの2大スターが共演した作品です。空港でミステリアスな雰囲気をまとうハンサムなロイに一目惚れするジューンでしたが、ロイは元CIAの凄腕エージェントでした。ジューンは、天才科学者の開発した永久エネルギーを生むバッテリー『ゼファー』を奪い合う事件に巻き込まれていくのでした。
監督:ジェームズマン・ゴールド 出演:トム・クルーズ(ロイ・ミラー)、キャメロン・ディアス(ジューン・ヘイヴンス)、ピーター・サースガード(ジョン・フィッツジェラルド)、ジョルディ・モリャ(アントニオ・キンターナ)ほか
映画「ナイト&デイ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ナイト&デイ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ナイト&デイの予告編 動画
映画「ナイト&デイ」解説
この解説記事には映画「ナイト&デイ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ナイト&デイについて1
物語が始まってから走り出すまでの早さ、いきなりの危機とアクションの連続で、観る者の疑問や予測を置き去りに飛び去る怒涛の展開、謎のCIAエージェント、ロイ=トム・クルーズの、常に紳士的で優しく、ユーモアを忘れず、ケンカは強く、操縦できない乗り物はなく、オムレツも焼けるというあまりのスーパーマンぶりと、巻き込まれ型ヒロインでありながらその美しさとキュートな仕種で存在感はロイ以上のジューン=キャメロン・ディアスの絶妙なコメディエンヌぶりで、アクションとコメディの間隙を疾走する名作。決して背景や設定が軽視されているわけではなく、観終えてみればきちんと説明されている点が素晴らしい。
ナイト&デイについて2
正体は判らずとも間違っても悪人ではないことが伝わる、トム・クルーズのキャラクターが役に合っている。何でもできるがゆえに普通の人の幸せは望めないのだというところで、特に終盤、ジューンに好意を抱いていることを認めてから時折覗かせる哀愁の表情も良い。自動車修理工場を経営し、いつか父の残した古い名車を復活させることを願いながら、ロマンチックな恋も夢見るジューンの、気さくさとタフさ、明るさと可愛らしさを兼ね備えた美人という人物像はやや反則ぎみではあるが、キャメロンなので無理はなく、お互いがお互いの恋愛感情と、あれだけの危機を乗り切る信頼関係が生まれたことに説得力を与えている。
ナイト&デイについて3
スペインの武器商人の豪邸から脱出する場面で、自白剤の影響で恋愛モード全開のジューンと、どんな局面でも余裕たっぷりのロイが、状況もわきまえず愛を語るシーンと、全てが終わった後、二人がそれまでと立場を交代してラストへ向かう、ロードムービーの趣を濃くする逃避行の件は最高。
「ナイト&デイ」感想・レビュー
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恋する乙女なキャメロン・ディアスがめちゃくちゃ可愛いです。ロイと出会った飛行機の中のトイレのシーンが合コンに行ってるOLのようで、綺麗なんだけど自分の近くにいる友達のような、応援したくなるキャラクターです。トム・クルーズの役、ロイは巻き込まれたジェーンを守ったり、きちんと妹の結婚式に参加できるようにしてあげたり、女性に対する気遣いがパーフェクトすぎて、そりゃあ惚れてしまうよな、という感じでした。最後の戦いの中でのキスシーンがかっこ良すぎて、何度も見たくなります。展開も早く、アクションも爽快、恋愛要素もあり、笑いどころあり。何も考えずにスカッと見れるので、普段アクションや洋画に興味のない女の子でも楽しめそう。カップルで見るのにオススメです。
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ロイがオーストリアで撃たれてからのジューン・ヘイヴンスがイイ。
ジューン(キャメロン・ディアス)は、妹の結婚式に向かう為に空港に行く。空港内で魅力的な人、ロイ(トム・クルーズ)に二回もぶつかる。改札口でまたロイに会い運命的なめぐり合わせだとジューンは錯覚しているが、組織による陰謀だったことを気付くはずはなく、ロイに飛行機を違う便にした方が良いと言われていたが、その言葉は耳に入っていないジューン。ジューンがお化粧部屋に入っている最中に、ロイは組織の部下と戦い撃退するが、敵が撃った弾丸がパイロットに命中!戻ってきたジューンに事情を話すが、理解できていない様子、ロイは操縦席に座り操縦してトウモロコシ畑に不時着させ、ジューンを薬で眠らせジューンの家のベッドに眠らせて姿を消す。ロイのスキル半端ではなく、殆ど何でもこなす感じ。エージェントってこんな人ばかりなの?って思ってしまう。良く出来過ぎてなんか人間っぽさがない印象を受けてしまった。ジューンの人間っぽさで上手くマッチさせているのか、なんか勿体無い。