U.M.A レイク・プラシッド2の紹介:2007年アメリカ映画。静かな田舎町で巨大ワニが巻き起こす恐怖を描いたモンスター・パニック映画『U.M.A レイク・プラシッド』の続編です。キャッチコピーは「繁殖期の“ヤツら”に、見境なし。」
監督:デヴィッド・フローレス 出演:ジョン・シュナイダー(保安官ライリー)、サム・マクマレー(ストラザーズ)、ジャスティン・ユーリック(ラリー)、クロリス・リーチマン(ビッカーマン)、テリー・ウィンクレス(デイビス)、サラ・ラフルール(エマ)、アリシア・ジーグラー(ケリー)、イアン・リード・ケスラー(サッド)、ジョー・ホルト(アーマッド)、チャド・コリンズ(スコット)ほか
映画「U.M.A レイク・プラシッド2」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「U.M.A レイク・プラシッド2」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「U.M.A レイク・プラシッド2」解説
この解説記事には映画「U.M.A レイク・プラシッド2」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
UMAレイクプラシッド2のネタバレあらすじ:起・続発!謎の変死
舞台はアメリカ・メイン州の雄大な自然に囲まれた静かな湖「ブラック湖」です。ある日、生態系の調査をしていた環境保護局の男が突如、湖の中に一瞬のうちに引きずり込まれ、惨殺されるという事件が発生しました。遺体は無残にも何かに喰いちぎられ、手足しか残っていませんでした。何か巨大で凶暴な生き物と目されましたが、その正体は不明でした。ここ数年、この湖では行方不明者が急増していたことから、保安官ライリーは事実を解明すべく、湖の調査を開始します。助っ人としてやって来たのは、野生保護局に勤務するライリーの元妻・エマでした。
この湖のほとりには1軒の家がありました。そこにはある噂がありました。それはその住人の妹がかつて、全長12メートルという巨大ワニを何匹か飼い、生きた牛を餌としていたというものでした。そんな巨大ワニが存在するなどありえませんが、ライリーとエマはその住人に聞き込みに行きます。出てきたのは年老いた姉・ビッカーマンでした。「あんたにする話はないよ!私は知らない!消えな!」ビッカーマンは毒づき、2人を追い返しました。しかし、ビッカーマンはその数時間後、取材に来た記者を巨大ワニの餌にしてしまいます。
UMAレイクプラシッド2のネタバレあらすじ:承・出現!超巨大ワニ!
そんな事とは知らないライリーとエマが調査を続けていると、突如、見たこともない巨大ワニが出現し、襲ってきました。辛うじて難を逃れた2人の前に現れたのは、ハンター気取りの強欲家・ストラザーズでした。彼は部下数名を引き連れ、巨大ワニを仕留め、大金を得るべくやって来たのでした。
異常発達した巨大ワニが生息していることが判明し、エマは捕獲することを試みます。その時、突如、森の中から巨大ワニが出現しました。麻酔銃で眠らそうとしますが、失敗に終わり、仲間が喰い殺されてしまいます。捕獲は無理と踏んだライリーは、強力な武器を保有するストラザーズと手を組むことにしました。
その頃、父・ライリーのもとに遊びに来ていた息子・スコットは、偶然、森の中で奇妙なものを見つけます。それは何か巨大な爬虫類の巣のようなものでした。その中には卵がたくさんありました。湖に遊びに来ていた女子大生・ケリーたちと共に、スコットはその巣に探検に行きます。その時、卵を産んだメスの巨大ワニと遭遇し、またもや1人がその餌食となってしまいます。パニックになるケリーを連れ、スコットは辛くもそこから逃げ出します。
UMAレイクプラシッド2のネタバレあらすじ:転・繁殖の謎
その頃、ライリーはストラザーズらと共に巨大ワニを仕留めるべく、湖に乗り出しました。餌につられ、巨大ワニが出現しました。しかし、ストラザーズが功を焦り、部下のアーマッドと共に窮地に追い込まれてしまいます。逃げ惑うストラザーズを食い殺そうと巨大ワニが牙をむきます。その時、果敢にアーマッドがワニに挑み、鋭いナイフでワニの急所を何度も刺し、見事に巨大ワニを仕留めることに成功します。
その夜、湖のほとりにライリーたちはキャンプします。もう、巨大ワニはいないと思いきや、またもや巨大ワニが現れ、牙をむいてきました。腰を抜かし助けを求めるストラザーズを助けるため、アーマッドが立ち向かいます。ライリーが銃で助けようとしましたが、巨大ワニはアーマッドを喰い殺し、逃げていきました。
何とか難を逃れたライリーはその時、息子が湖のほとりの森にいる事を耳にし、救出に向かいます。ライリーはその途中、巨大ワニの正体を知るべく、ビッカーマンの元に向かいました。彼女の話によると巨大ワニは3匹もいました。更にその3匹に彼女は名前をつけ、毎日、成長ホルモンづけの不認可肉を餌として与え、可愛がっていたのでした。なぜ、巨大ワニが繁殖したのかが判明し、ライリーは息子・スコットに救出に向かいます。「助かった。必要な手段には出るが、なるべく人道的に処理する」とライリーが去ると、ビッカーマンは「がんばって…。家の子たちは人道的な手段はとらないと思うけど…」と不気味に呟くのでした。
UMAレイクプラシッド2の結末:死闘!撃滅!
ライリーとエマ、ストラザーズは森の中に分け入り、巨大ワニの巣を見つけます。その時、スコットたちの悲鳴をライリーは耳にします。ライリーが駆けつけると、2匹のワニに挟み撃ちにされ、逃げ惑うスコットとエマがいました。間一髪のところを、ライリーはグレネードランチャーを放ち、1匹を撃破することに成功します。ライリーは2人をビッカーマンのもとに預け、残る1匹を仕留めるため、森へと向かいました。ライリーは巣の中に餌と爆弾を仕掛け、巨大ワニの出現を待ちました。すると、巨大ワニが卵を追って出現しました。エマは窮地に陥りますが、間一髪のところで巨大ワニを仕留めます。これで3匹の巨大ワニは全滅と思われました。しかしそんな頃、巨大なワニがビッカーマンを喰い殺します。巨大ワニは4匹いたのです。
最後の1匹は卵を持つエマを狙って現れました。巨大ワニはストラザーズを惨殺すると、エマに牙をむきました。「撃ちのめしてやる!」ライリーは巣に近づいた巨大ワニに、グレネードランチャーを発射し、見事、最後の巨大ワニを木っ端みじんに撃破します。巨大ワニの撃滅に成功したライリーは、エマとよりを戻すことになりました。命がけで自分を救ってくれたスコットに、エマは口づけします。しかし、心配なことが残ります。研究のため、巨大ワニの卵はエマの手で保護局へと持っていかれたのでした。
以上、映画「U.M.A レイク・プラシッド2」のあらすじと結末でした。
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