映画「マーシャル博士の恐竜ランド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
マーシャル博士の恐竜ランドの紹介：2009年アメリカ映画。タキオン増幅器を使ってタイムワープできるという持論を持つマーシャル博士は、テレビ対談で、税金を無駄に使ったとして悪評を受け、小学生にタイムワープを講義するまでに落ちぶれています。そこへマーシャル博士の信者であるホリーという若い女性がやって来て、彼女に言われるがままタキオン増幅器を作り実践すると、本当にタイムワープしてしまいます。喜ぶ二人でしたが、なくしたタキオン増幅器を見つけないと、元に戻れない事から探し始めますが…という内容のファンタジーアドベンチャー映画です。
監督：ブラッド・シルバーリング 出演者：ウィル・フェレル（リック・マーシャル博士）、ダニー・マクブライド（ウィル・スタントン ）、アンナ・フリエル（ホリー・カントレル）、ヨーマ・タッコン（チャカ）、 ジョン・ボーイラン（エニック）ほか
この解説記事には映画「マーシャル博士の恐竜ランド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マーシャル博士はテレビの対談で「5000万ドルを使って、タイムワープの研究をした。異次元の世界には膨大なエネルギー原料がある」と話します。相手が「全て税金か？」というと、マーシャルが「そうだ」と言ったため、放送中に喧嘩になり収拾がつかなくなりました。
3年後、マーシャルは小学生に、タイムワープをするための『タキオン』を発明したと話しています。馬鹿にする小学生たちを追い出すと、ホリー・カントレルという若い女性がやって来ます。ホリーは「マーシャル博士のタイムワープ理論は間違っていない、タキオン増幅器を作ってください」と言って、1億5000年前の化石を渡します。
その化石にはオイルライターの跡が付いていました。マーシャルが自分のオイルライターをはめるとピッタリ合います。翌日、ホリーが博士の部屋に行くと、タキオン増幅器が完成していました。喜んだホリーは「化石を見つけた洞窟に、異次元の入り口があるはずだ」といってマーシャルと共に洞窟に行きます。
入り口の店に入ると、店主のウィルが「30ドルでツアーがある」と言って、ゴムボートに二人を乗せて進みます。途中でタキオン増幅器が異常な反応を示し、地震のように揺れ、3人はゴムボートごと滝のような穴に落ちました。
目覚めた3人は明らかにタイムワープしたことがわかりました。マーシャルとホリーは大喜びし、状況を動画に収めます。砂漠を歩いていると霊長類2匹が1匹を殺そうとしていました。3人で1匹を助けると、そのサルは自分を「チャカ」と名乗ります。チャカは女好きでいつもホリーのおっぱいを揉んでいます。
しばらく歩くと砂の穴に3人とチャカが落ちます。そこはＴレックスのエサ場でした。どうにか逃げたマーシャルらは、狭い洞窟に入ります。自分たちがタイムワーム第一号だと思っていたら、奥にはすでにタイムワープしてきた連中の死体があり、チャカがレコードをかけていました。チャカは「自分は部族の王子だったが、王位継承のごたごたで殺されそうになった。自分の周りにはハーレムのブスの女がいつもついていて、やりたいことをやっていた」と言います。
翌朝、光を放つ場所を見つけ行ってみると、そこには建造物があり、トカゲ人間がたくさんいました。鏡で太陽の光を石像の目に当てると、見えない扉が開き、ボスのエニックのいる異空間に入ります。エニックは水晶を沢山持っていて「反逆者のザザーンに陥れられてここに閉じ込められている。ザザーンを止めなければならない。その為にタキオン増幅器を使って私を助けてほしい」と言います。
タキオン増幅器を探して、砂漠を進むと異次元の墓場がありました。19世紀から20世紀の建造物がたくさんあります。そこへ巨大恐竜が現れ、暴れ出します。マーシャルはアイスクリーム店の冷凍ボンベを恐竜に飲ませ、爆破しました。するとタキオン増幅器が出てきます。喜んで取りに行ったものの、プテラノドンに持ち去られ飛んで行きました。
一旦はあきらめて、ここで死ぬ覚悟だったマーシャルは、心機一転「探しに行こう」と言い出し、火山を登ります。すると火口の真ん中に、プテラノドンの卵と一緒にありました。マーシャルが取りに行くと、卵が割れ、赤ちゃんがたくさん生まれますが、どうにかタキオン増幅器を取り戻します。
しばしオアシスで休憩したマーシャルらでしたが、タキオン増幅器で調べていたホリーは、異空間を見つけ入って行きます。そこには水晶を守るザザーンがいました。ザザーンは「反逆者のエニックが水晶を盗み、我が族を滅亡させた」と言うと、エニックの軍の光線でザザーンは殺されました。その後ホリーは正規軍に捕まります。
ホリーがいなくなったことでマーシャルらが探していると、トカゲ人間2人が脱皮します。その皮を着て、マーシャルとウィルが後をつけると、ホリーがエニックと共謀したことでで処刑されようとしていました。マーシャルらが戦い、ホリーを助けると、エニックは反逆罪で禁固1万年の刑が言い渡されていることがわかります。
エニックを倒しに行こうと言っていると、エニックと軍がやって来ます。エニックがＴレックスを呼び、こいつらを殺せと言って立ち去ります。マーシャルが一人で戦うと言って、ウィルの持っていた花火に火をつけますが不発でした、オイルライターを投げ捨てると、Ｔレックスが踏みつけ、跡がつきました。
マーシャルは棒高跳びの要領で飛び掛かりますが、うまくＴレックスの口に入り、飲みこまれます。エニックを追いかけたホリーがタキオン増幅器を取り返すと、軍に囲まれました。そこへＴレックスに乗ったマーシャルがやって来て、軍を全滅させます。マーシャルは「Ｔレックスの腹の中で便秘を治してやったら仲良くなった」と言います。
タキオン増幅器を水晶の部屋に持っていくと、未来への入り口が開きます。一緒に行こうとするエニックをウィルとチャカが止め、「二人で帰れ、オレはここに残る」とウィルが言います。マーシャルとホリーは現代に戻り、喜びのキスをしました。
ウィルがチャカの村に着くと、チャカが言っていたハーレムのブスの女達がやって来ます。女達は人間と同じで美人ばかりでした。ウィルは喜び「残って正解だ」と言います。
マーシャルはタイムワープを実践したことで、3年前の男性とテレビ対談します。そして今度は、マーシャルがやり返すのでした。
以上、映画「マーシャル博士の恐竜ランド」のあらすじと結末でした。
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