ブロンド・ライフの紹介:2002年アメリカ映画。ローカル番組のレポーターのレイニーは、次々と成功を手に入れついに夢だったニューヨークへ旅立つことが決まった矢先、預言者というホームレスに死を宣告されてしまいます。
監督:スティーヴン・ヘレク 出演:アンジェリーナ・ジョリー(レイニー)、エドワード・バーンズ(ピート)、トニー・シャルーブ(ジャック)、クリスチャン・ケイン(カル)、ジェームズ・ギャモン(レイニーの父)、メリッサ・エリコ(アンドレア)、ストッカード・チャニング(デボラ)、ほか
映画「ブロンド・ライフ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ブロンド・ライフ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ブロンド・ライフ」解説
この解説記事には映画「ブロンド・ライフ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ブロンドライフのネタバレあらすじ:起
シアトルのテレビ局でレポーターとして成功を収めていたレイニーは、高層マンションに住み婚約者は大リーガー選手。私生活共に誰もが認める成功者でした。ある日、ニューヨークのテレビ局での仕事に抜擢されたレイニーは、夢の実現に向けて期待を膨らませていました。しかし、カメラマンとして抜擢されたのは元恋人のピートでした。何かとぶつかり合う二人でしたが、取材でニューヨークに旅立ちました。ニューヨークの路上で、ピートの知人である自称預言者のホームレスにレイニーは死を宣告されます。冗談半分に聞き入れていたレイニーでしたが、彼が予言したことは次々とあたり不安になっていきました。ふとあと一週間の命と聞き、自分の人生を振り返ると、成功していたようで空虚なものがあると彼女は感じはじめました。恋人のカールに相談しても、彼は聞き入れてくれません。
ブロンドライフのネタバレあらすじ:承
大リーガーの恋人、人から見れば羨ましがられることは間違いなかったものの、レイニーは自分が本当に愛し愛されていないことを悟り別れる決意をしました。不安な気持ちを抱えながら酒に溺れ、翌日の大事な取材で彼女は泥酔しながらストライキを盛り上げるという大失態を犯します。ピートの家で目覚めたレイニーは、テレビで自分の失態を知りショックを受けますが、ありのままのレイニーをピートは受け入れました。そんなピートにレイニーも惹かれはじめますが、彼の生活を知っていくうちに、息子がいることを知りました。息子にレイニーを紹介し、3人で過ごした1日はレイニーにとってもピートやピートの息子にとっても幸せな時間でした。
ブロンドライフのネタバレあらすじ:転
翌日、仕事を無くした覚悟で出勤したレイニーには思わぬ事態が待っていました。昨日の一件で、ニューヨークから仕事の依頼が来たのです。大喜びでピートに知らせたレイニーでしたが、どこまでも成功を求める彼女に呆れ、ピートはシアトルに残り彼女一人でニューヨークに向かわせることにしました。その後もホームレスの予言は次々とあたりましたが、自分の夢へと向かってレイニーはニューヨークに旅立ちました。ニューヨークに着いて、初めての仕事は憧れのジャーナリストへのインタビューでした。しかしレイニーが見たのは高飛車なジャーナリストと、シナリオ通りに仕組まれたインタビューでした。シナリオ通りに仕立てられたインタビューに違和感を感じながらも、彼女はインタビューに挑みますが、シナリオに従わず、自分の聞きたかったことをジャーナリストに質問してしまい、周囲を驚かせます。しかし、これも、普段本音を語らないジャーナリストの生の声を聞き出したと評価されました。
ブロンドライフの結末
今までの自分ではありえない行動でしたが、レイニーは自分の気持ちに嘘偽りなく行動することに喜びを感じていました。そして何か決定的なことを見つけた彼女はニューヨーク支局長のオファーを断り、シアトルへ帰ると告げテレビ局を後にしました。一方、レイニーが去りながらもあの予言を心配していたピートはニューヨークへ向かっていました。何事もないように思えたその時、ニューヨークでは銃を持った男が取り押さえられようとしていました。そして銃が暴発、レイニーは流れ弾を受け倒れます。駆けつけたピートはレイニーに寄り添い、なんとか目を覚ましたレイニーはホームレスの予言した時刻を過ぎても生きていました。病室でピートはもう二度とレイニーを失いたくないとプロポーズします。レイニーは無事回復し、ニューヨークの仕事を蹴り、ピートと息子と3人で本当の幸せを噛みしめました。
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