2300年未来への旅の紹介:1976年アメリカ映画。舞台は2274年の未来世界。増えすぎた人口が深刻な問題となっていて人は30歳を越えると抹殺されるという恐怖社会に変貌していたのです。常に脱走者を取り締まっていた主人公ローガンは一人の女性脱走者と出会った事でコンピューターの支配する世界に疑問を持ち始めるのでした。
監督:マイケル・アンダーソン 出演:マイケル・ヨーク(ローガン)、ジェニー・アガター(ジェシカ)、ピーター・ユスティノフ(オールドマン)、ファラ・フォーセット=メジャース(ホリー)、ロスコー・リー・ブラウン(ボックス)、リチャード・ジョーダン(フランシス)、マイケル・アンダーソン・Jr(ドック)、ほか
映画「2300年未来への旅」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「2300年未来への旅」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
2300年未来への旅の予告編 動画
映画「2300年未来への旅」解説
この解説記事には映画「2300年未来への旅」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
2300年未来への旅のネタバレあらすじ:起
舞台は2274年の未来世界。大気汚染のため人類はドームで覆われた都市に住んでいました。増えすぎた人口が問題となり、それを抑制するために、人の寿命は30年と刷り込み、30歳になると儀式を装って殺す、そんな事を繰り返していました。
脱走者らを取り締まるサンドマンという職についていたローガン(マイケル・ヨーク)は、同僚のフランシスと共にその儀式を見に行きました。そこで見たデータからジェシカ(ジェニー・アガター)の存在を知ります。
ある日、全てを管理するコンピューター「マザー」がローガンに命じます。逃亡者が目指す聖域があるらしいので、それを確かめるため、逃亡者のふりをして潜入せよとのこと。
まだ逃亡者となる30歳を満たしてなかった若いローガンの年齢をマザーは強引に変え、ローガンを任務に向かわせます。
2300年未来への旅のネタバレあらすじ:承
もし任務を終えても引き上げられた年齢を返してくれる保証はない、そんな不安を抱きながらもローガンは逃亡者となりジェシカに接近していきます。
やがてローガンはジェシカや他の逃亡者達と触れ合ううちに、コンピューターによる支配、30歳になると消されてしまう状況に疑問を持ち始めます。
始めはジェシカはおろか、誰にも信用されなかったローガンでしたが、彼が逃亡者を逃がしてくれるという意志をジェシカ達が確認できたため、ようやく信用を得て共に逃げる事になったのです。
2300年未来への旅のネタバレあらすじ:転
かつては同僚だったフランシスに追われながらも、ローガンとジェシカはドームの外に出ることに成功します。
ドームの外に出ると緑の大地が広がっていました。あても見つからぬまま二人は旅を続けます。そしてかつてはワシントンだった場所に廃墟を見つけると、そこに住む一人の老人と出会います。
その出会いによりローガンとジェシカは、人の寿命は30年なんかではなく90歳まで生きられることを初めて知るのでした。
追跡を続けていたフランシスにより、老人は殺されてしまいますが、このことでローガンはドームに戻り、全ての真実を明らかにする決心をしました。
2300年未来への旅の結末
ローガン達は地下水路を通りドームに到着すると、ジェシカと共に全ての真実を民衆達に訴え始めます。マザーはそれを阻止すべくローガンを抹殺しようと試みますが、返り討ちにしたローガンは光線銃でマザーを破壊することに成功します。
やがてドームは崩れ始め、住んでいた人々は初めてドームの外側へと歩を進めていきます。そして外にいた老人達を目にし、ローガンが言っていた事が本当だった事を知ります。
ローガンとジェシカのおかげで人々は自由を手にすることが出来たのでした。
以上、映画「2300年未来への旅」のあらすじと結末でした。
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