ローン・サバイバーの紹介:2013年アメリカ映画。アメリカの特殊部隊、ネイビーシールズに所属していた元隊員のマーカス・ラトレル氏の手記、アフガン、たった一人の生還をもとに映画化した本作は、徹底した考証のもと俳優がトレーニングを積み、撮影されました。
監督:ピーター・バーグ 出演:マーク・ウォールバーグ、テイラー・キッチュ、エミール・ハーシュ、ベン・フォスターほか
映画「ローン・サバイバー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ローン・サバイバー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ローン・サバイバーの予告編 動画
映画「ローン・サバイバー」解説
この解説記事には映画「ローン・サバイバー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ローン・サバイバーのネタバレあらすじ:レッド・ウィング作戦
マーカスラトレルは瀕死の状態で空軍基地へと輸送されます。彼はアフガニスタンで壮絶な体験をした一人の兵士でした。三日前に遡り、マーカスはアフガニスタンの米軍基地で他の兵士とともに気軽に過ごしていました。そんな中、上官から「レッド・ウィング作戦」作戦が通達され、マーカス含む4名が偵察任務に就くことになりました。
ローン・サバイバーのネタバレあらすじ:夜の偵察
彼らの乗せたヘリコプターはヒンドゥクシュ山脈まで行き、彼らを降下させると飛び去っていきました。時間は夜だったので、彼らは暗視ゴーグルを着用しながら山中を進みます。本部に無線を用いて連絡しますが、山の中を進むため、あまり通信ができません。しかし、中間地点に到達した時点で通信がうまくできるようになり、偵察位置につきます。そこから双眼鏡で村の様子を探る彼らは、耳たぶのない男とその部下を確認します。耳たぶのない男が今回の殺害人物です。彼らはもっと見晴らしのよい場所に行くと、そこで一夜を明かします。
ローン・サバイバーのネタバレあらすじ:間違った選択
彼らが目覚めると近くに3人の羊飼いがいることを確認します。マーカスらは彼らの扱いをめぐり、大口論に発展します。結局彼らを解放させることにします。しかし、この選択が彼らを危険な目にさらすこととなります。羊飼いがタリバンに密告をし、4人はタリバン兵に囲まれてしまいます。彼らは数人のタリバン兵を撃ちながらも必死に崖を下っていきます。次々と仲間が負傷していき、マーカスは負傷した仲間を担ぎながら崖を下ります。
ローン・サバイバーのネタバレあらすじ:仲間の死亡
しかしタリバンが銃撃し、マーカスは仲間を支えることができず、一人崖から落ちてしまいます。仲間の前に現れたタリバンは死ぬ様子をビデオに撮ります。マーカスは他の仲間二人とともに本部に救助要請を入れることに成功しますが、一人の仲間が敵に撃たれ、死亡してしまいます。二人だけとなったマーカスたちに救助ヘリコプターが近づいてロープを降ろしますが、直後タリバンがロケット砲をヘリコプターに撃ち込み、墜落してしまいます。
ローン・サバイバーのネタバレあらすじ:ローンサバイバー
そしてタリバンは銃撃を行い、残りの仲間も死亡、マーカス一人だけとなり、彼は岩の隙間に逃げ込みます。タリバン兵はその間、米軍のアパッチ攻撃ヘリコプターが来たため退散します。岩の隙間に隠れて1日、彼は重傷の中湖へと体を沈めます。
ローン・サバイバーの結末:助ける村人たち
そして水面から顔を出すと、そこには3人のアフガニスタン人がいました。彼らはマーカスを自分たちの家まで連れていくと、介抱をします。そこへタリバン兵が来て、マーカスを家の外へ出すと、斬首しようとします。しかしその家の主人が銃を乱射し、タリバン兵をその場から去らせます。彼らは献身に介護を行いますが、またタリバンがやってきて村人たちを殺していきます。そこへアメリカ軍特殊部隊が到着し、マーカスを無事救助、村人たちと別れ、ヘリコプターで輸送されていきました。
アメリカの特殊部隊シールズの作戦時に起きたことを元に制作された本作品は、実話なのでとても印象深く考えさせられる内容となっていました。タリバンとの戦闘はとても熾烈で過酷な映像でした。崖を転がっていくところは見ているこちらがとても痛く感じました。