ロード・オブ・ドッグタウンの紹介:2005年アメリカ,ドイツ映画。西海岸で、大人達にサーフィンの居場所を取られて、サーフィンができない少年達は、陸のサーフィンであるスケートボードに夢中になる。ある日、サーフィンショップを営む店主スキップは、商売の嗅覚が働き、地元の子供達をチームにして、自分の作ったスケートボードの宣伝活動をさせることにする。スキップの嗅覚が働き、チームが大会などで、活躍すると、飛ぶようにスケートボートが売れ、巨大なブームになっていく。チームの中で、特に実力がある仲良し3人組は、スケボーを仕事と思う者、スケボーは遊びだと思う者、金儲けの手段だと思う者によって、別々の青春を生きていくことになる。スケボーブーム中で、彼らが行き着く先とは。1970年代のアメリカ西海岸発カルチャーを築いた若者たちの物語。
監督:キャサリン・ハードウィック 出演者:エミール・ハーシュ(ジェイ)、ヴィクター・ラサック(トニー)、ジョン・ロビンソン(ステイシー)、ヒース・レジャー(スキップ)ほか
映画「ロード・オブ・ドッグタウン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ロード・オブ・ドッグタウン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ロード・オブ・ドッグタウン」解説
この解説記事には映画「ロード・オブ・ドッグタウン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ロード・オブ・ドッグタウンのネタバレあらすじ:起
1970年代のアメリカ西海岸ドッグタウン。大人達にサーフィンの場所を奪われ、サーフィンができなくなった少年達は、陸のサーフィンであるスケートボードに夢中になっている。ある日、サーフィンショップを営む店主スキップは、商売の嗅覚が働き、地元の血気盛んな少年達をスケボーチームにして、自分の作ったスケートボードの宣伝活動をさせることにする。
ロード・オブ・ドッグタウンのネタバレあらすじ:承
スキップをプロデューサーに、ジェイ、トニー、ステイシー、シドたちは、大会に出て優勝を積み重ねていく。次第に、彼らの血気盛んなスケボースタイルやファッションに目を付けた有名雑誌から表紙を飾らないかと提案を受ける。それをきっかけに、アメリカ中の少年達の憧れの的になり始める。彼らが育ったドッグタウンの文化を色濃く纏ったスケボースタイルは巨大なムーブメントの中心になる。少年たちの無邪気な遊びとは別に、お金の匂いを嗅ぎ取った大人たちが、チームの実力者であるジェイ、トニー、ステイシーの3人を引き抜きにくる。それを発端に、3人は別々の道を歩むことになる。
ロード・オブ・ドッグタウンのネタバレあらすじ:転
トニーは、スケボーをお金儲けの道具と考えて、大人たちの言いなりになって宣伝活動によりスターになっていく。一方、ステイシーは、自分のスケボーテクニックを極めるために、整った環境を提供してくれるスポンサーと協力して、スポーツとしてスケボーを捉え始める。そして、大人達から利用されることを毛嫌うジェイは、依然と変わらず、生まれ育った汚いドッグタウンで、マイペースにスケボーをしている。スケボーは遊びというスタイルは変わらない。ジェイは、変わっていくトニー、ステイシーに不満を抱いていた。
ロード・オブ・ドッグタウンの結末
そして、数年ぶりに、スケボーの大会で、再開した3人は、それぞれの道を歩んだ姿がにじみ出る姿になっている。大会は、トニーが失態し、ステイシーが優勝する。その後、かつての友であるシドの病気のことを聞きつけた3人はドッグタウンに集まる。この町の空気を吸い、久しぶりに笑い合う。そして、再び、それぞれが目指す場所に向かって離れていくのだった。
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