ラブ・フィクションの紹介:2012年韓国映画。韓国で大ヒットしたロマンティックコメディ。一番大切な人を傷つけて自分が知らないうちに離れてしまっているかも知れない。恋愛の始まり、そして終わり。その過程をリアルに描いている映画です。
監督 :チョン・ゲス 出演:ハ・ジョンウ(ク・ジュウォル)、コン・ヒョジン(イ・ヒジン)、チ・ジニ(ク・ジュロ)、イ・ビョンジュン(M)、チョ・ヒボン(カク代表)、ユ・インナ(スジョン)ほか
映画「ラブ・フィクション」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ラブ・フィクション」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ラブ・フィクション」解説
この解説記事には映画「ラブ・フィクション」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ラブ・フィクションのネタバレあらすじ1
作家である主人公ジュウォルが小説を書くところからこの物語は始まります。ジュウォルは小説を書くネタを考えるものの、良いネタが思いつかなくて、インスピレーションを受けるために頑張るものの、なかなか思うように進まずにいました。小説の執筆が進まないまま出版社に行ったジュウォルは、そこで一つの提案を受けます。ドイツで契約話があるので通訳として一緒に行ってほしいと提案され、少し頭を冷やすためにもジュウォルはドイツに行くことにします。ドイツでの契約を頼りないドイツ語の語学力で適当に手伝ったあと、ジュウォルは映画関係のパーティに行きます。パーティが少し飽きてきたジュウォルは外に出ます。
ラブ・フィクションのネタバレあらすじ2
タバコを吸っているジュウォルに、一人の女性がライターを貸してほしいと声を掛けます。その女性の名前はヒジン。完璧な女性を求めるあまり、31歳まで恋愛経験のなかったジュウォルは、綺麗で魅力的なヒジンに一目惚れしてしまいます。英語の発音がおかしいから韓国人か?と聞くヒジン。ジュウォルは彼女が韓国人だと知って「やっと見つけた、自分が探していた完璧な女性」と思います。タバコを吸いながら色々話してヒジンのことを少し分かるようになったジュウォルは、韓国に帰った後、ヒジンに電話の代わりに自分の気持ちを手紙に書いて花束と一緒に彼女に渡します。「連絡を待っているから連絡してほしい」と言い、二人は別れます。その後、何日もヒジンから連絡が無くてどんどん焦っていくジュウォル。もう、会えないかと挫折しそうになったその時、ヒジンから連絡が来て二人は会う約束をします。
ラブ・フィクションのネタバレあらすじ3
初めてデートをすることになった二人。ジュウォルはすっかりヒジンのことが好きになっていきます。ヒジンはあまり自分のことを話さないで、ただジュウォルの話に笑ってあげるだけですが、ジュウォルはそれだけでもヒジンの笑顔が嬉しいと思います。彼女は写真が趣味だと聞き、ジュウォルはヌード写真も撮らせてあげるほど、ヒジンに気に入られるために自分ができる事は全部やってあげようとします。最初はあまり反応がなかったヒジンも、しつこく求愛するジュウォルに心を開いていきます。しかし恋愛とは違ってジュウォルの小説は進捗がなかったが、ある日出版社の人から小さい雑誌の連載小説を提案されます。最初は断ったものの、その瞬間愛するヒジンのことが頭に浮かんで連載することを決めます。ヒジンに会えば会うほどシナリオはどんどん進んでいき小説の執筆がうまく進むのですが、ジュウォルの恋愛はどんどんダメになっていきました。
ラブ・フィクションのネタバレあらすじ4
ジュウォルはヒジンが話してくれない過去について疑い、最初は好きだった所がもう魅力的だと思えなくなってしまいます。ヒジンに会う時間は少なくなり、彼女に連絡することも少なくなったある日、ヒジンから自分にとって大切な写真展がもうすぐ開かれるからとの連絡があったものの、ジュウォルはそれを忘れてしまい、遅れて急いで写真展に行きました。その写真展では自分が最初の頃に撮らせてあげたヌード写真が3枚も展示されていました。そしてその近くにはジュウォル以外の男性たちのヌードの写真も何枚もありました。それを見たジュウォルはヒジンに怒り、自分は利用されただけだと暴れて帰ってしまいます。
ラブ・フィクションの結末
ヒジンはジュウォルと別れて子供のときに育った地元アレスカーに行ってしまいます。ヒジンがアレスカーに行き、小説の連載も終わったジュウォルはまたヒジンに会いたくなります。ヒジンと付き合っている時に自分がやさしくできなかったことや、最初は必死で愛していた彼女なのに、付き合っていながら無関心でヒジンを傷つけてしまったことを後悔しました。ヒジンに何通も手紙を送り、彼女のために準備した映像も送ります。ジュウォルはヒジンに会いたい気持ちがどんどん大きくなり、アレスカーまでヒジンに会いに行き、二人は再会。また恋に落ちるところで映画は幕を閉じます。
ラブ・フィクションのレビュー・感想
この映画で描いている二人の主人公の物語は理想で夢見ていた恋愛とは違うすごく一般的な恋愛の物語です。最初は自分が好きな彼女を必死に愛して、一緒にいる時間が重なりお互いが慣れてしまうと倦怠を感じ、別れて、後悔するという普段私たちが直接経験している恋愛と似ています。リアルな恋愛の話だから共感しながら楽しく見れることができた映画だと思います。
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