のら猫の日記の紹介:1996年アメリカ映画。両親を失い姉妹で旅を続けるローとマニー。ある日妊娠に気づいたローはベビー用品店で働く中年女性を誘拐し、出産を手伝わせることを思いつきますが…。孤独な姉妹が新たな家族を見つけるまでを描いた青春ロードムービー。心や優しき妹マニー役をスカーレット・ヨハンソンが好演しています。
監督:リサ・クルーガー 出演者:メアリー・ケイ・プレイス(エレーン)、スカーレット・ヨハンソン(マニー)、アレクサ・パラディノ(ロー)、ディーン・シルバーズ、マーレン・ヘッチほか
映画「のら猫の日記」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「のら猫の日記」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「のら猫の日記」解説
この解説記事には映画「のら猫の日記」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
のら猫の日記のネタバレあらすじ:起
飲んだくれの母が死んでからというもの離れ離れに暮らしていた姉妹のローとマニー。姉ローは里子に出された妹のマニーを誘拐し、二人は車で逃避行をしています。ローは行く先々で男の相手をしながら、ガソリン代を稼いでいましたが、やがてローのお腹が大きく目立ち始めます。妊娠に気づいたローは中絶するつもりで病院へ行きますが、医師からすでに臨月に入っていると告げられます。これ以上動き回ることは困難だと判断したローはどこか長居できる居場所を探し始めます。
のら猫の日記のネタバレあらすじ:承
二人は森の中にひっそりと建つ邸宅へたどり着きました。そして建物に誰も住んでいないことを確認すると、空き家でしばらく暮らすことにしました。ローは一人で出産する覚悟を決め、町のベビー用品店へやってきますが、そこで接客する中年女性エレーンに出産を手伝ってもらおうと思いつきます。二人は閉店間際の店に押し入り、銃を突き付けて彼女を誘拐します。そして手足を拘束して家に監禁してしまうのでした。犯罪に巻き込まれたと思い込むエレーンは二人から与えられる食事を拒否し、逃げ出すャンスをうかがいます。しかしローが妊娠していることを知ると、生まれてくる子供のためにと食事作りや家事をかってでるようになるのでした。エレーンは生まれてくる子は男の子だと予言します。
のら猫の日記のネタバレあらすじ:転
エレーンは若い頃に精神を病み、子供を持つことができなかった孤独な女性です。マニーは次第にエレーンに心を許すようになりますが、警戒心の強いローはエレーンを監視しつづけるようマニーの命令します。エレーンは出産を控えベッドに臥せる日が多くなっていくローを献身的に支えます。そんなある日邸宅の持ち主である男が家の中に入ってきます。慌てて寝室に隠れ、ローに知らせようとするマニーでしたが、ローは眠り続けて起きません。窮地を救ったのはエレーンでした。エレーンは男を後ろから殴打し、部屋に監禁してしまうのでした。しかしその後男は隙をついて家の中から逃亡、事が大きくなることを恐れたローはマニーとエレーンを車に乗せて屋敷を離れます。
のら猫の日記の結末
エレーンの身勝手な行動に腹を立てていたローは渓谷でエレーンだけを降ろし、再びマニーと旅を続けますが、いよいよ産気づき車の運転もままならなくなっていきます。マニーはローを説得し、エレーンの助けを借りるべく彼女の元へと戻ります。そして産気づいたローはエレーンに励まされながら、彼女の予言通り男の子を出産するのでした。エレーンはマニーに日記をつけてみてはどうかと勧めます。家族となった四人は新たな旅に出発するのでした。
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