その女諜報員 アレックスの紹介:2015年アメリカ,南アフリカ映画。『007/慰めの報酬』でボンドガールを演じて一躍脚光を集めたオルガ・キュリレンコ主演のアクション・サスペンスです。元CIA諜報員で現在は銀行強盗の女性がある事件に巻き込まれ、その裏にある巨大な陰謀に立ち向かっていきます。
監督:スティーヴン・カンパネッリ 出演者:オルガ・キュリレンコ(アレックス・ファラデー)、ジェームズ・ピュアフォイ(ワシントン)、モーガン・フリーマン(上院議員)、リー=アン・サマーズ(ペニー・フラー)、コリン・モス(ケヴィン・フラー)ほか
映画「その女諜報員アレックス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「その女諜報員アレックス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
その女諜報員アレックスの予告編 動画
映画「その女諜報員アレックス」解説
この解説記事には映画「その女諜報員アレックス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
その女諜報員アレックスのネタバレあらすじ:起
南アフリカ、ケープタウン。覆面をした銀行強盗の一団がとある銀行を襲撃しました。奪ったのはUSBメモリとダイヤモンド。しかし、逃げる最中に強盗団は仲間割れを起こし、強盗の一人の覆面が剥がれてしまいます。覆面の正体はアレックス(オルガ・キュリレンコ)という女性で、元恋人のケヴィン(コリン・モス)に誘われて強盗団に加わったのです。銀行員や客に顔を見られてしまったアレックスはホテルに潜伏、髪の毛を染めてカラーコンタクトを付けるなど偽装工作を行い、ケヴィンに国外へ逃がしてもらおうとしました。ところが、アレックスとケヴィンが話し合っている最中に突然部屋に来客があり、アレックスは咄嗟に身を隠しました。
その女諜報員アレックスのネタバレあらすじ:承
部屋に入り込んできたのは、USBメモリの在処を探しているコードネーム”ワシントン“(ジェームズ・ピュアフォイ)とジェシカ(ワシントン)でした。ワシントンはケヴィンを拷問してUSBメモリの在処を吐かせようとしましたが、ケヴィンは決して口を割らずに殺害され、ジェシカまでも殺害されました。アレックスはUSBメモリを持って逃げようとしましたが、部屋にあった毛染め薬からワシントンはアレックスもケヴィンの仲間であることが発覚してしまいます。
ホテルから脱出したアレックスは、ケヴィンの妻ペニー(リー=アン・サマーズ)に電話で急いで逃げるよう警告しました。ペニーはかつてケヴィンを取り合った存在であるアレックスの言葉に全く取り合おうとすらしませんでしたが、アレックスを匿った強盗仲間が殺され、ペニーの居場所もワシントンに知られてしまったことから、やむなくアレックスとペニーは手を組むことにしました。
その女諜報員アレックスのネタバレあらすじ:転
アレックスはペニーのパソコンを使ってUSBメモリの中身を解析しようと試みましたが、メモリにはロックがかけられていました。アレックスは急いでベニーとマシュー親子を逃がし、ワシントンに電話をかけて挑発、居場所を聞き出して尾行しました。アレックスは密かにジェシカの首を盗み出し、そうとも知らぬワシントンはケヴィンとジェシカの遺体を焼却炉で燃やしました。アレックスはワシントンの車を爆破しましたが、逆に隙を付かれてワシントンに捕まってしまいました。
アレックスは足を万力に挟められる拷問を受け、USBメモリの明け渡しを強要されましたが、アレックスは頑なに口を割りませんでした。しかもアレックスが盗んだダイヤはガラスで造られた偽物でした。しかし、拷問の最中、ワシントンはアレックスにある疑問を抱いていました。それはワシントンが7年前にフリーランスとしてアメリカCIAに勤めていた時に聞いた、解錠のスペシャリストである女性エージェントの話でした。
その女諜報員アレックスの結末
アレックスの正体はそのCIAエージェントだったのです。アレックスはかつて難攻不落の建物に潜入してパレスチナの要人を救ったのですが、誤って爆弾の誤発により要人の妻と子供たちを死なせてしまったのです。この件によりアレックスはCIAに捨てられたあげくテロリストのレッテルを貼られていたのです。
ベニーとマシューの身の安全と引き換えに、アレックスはUSBを明け渡すことにし、ワシントンに空港のロッカー内にUSBを隠したと告げました。しかし、ワシントンの部下がロッカーを開けてみると中には爆弾が仕掛けられており、爆弾騒ぎを聞き付けて警官隊が駆け付けてきました。ワシントンはアレックスの口車に乗せられた警官隊に射殺されました。
アレックスはペニーの協力で国外へ逃亡、専門家にUSBの解析を依頼しました。そこには上院議員(モーガン・フリーマン)による国家転覆の野望の計画が記されていました。議員の部下マッカーサー(カール・タニング)は、USBを返さない限り議員は死ぬまでアレックスを追い続けるだろうと脅しました。
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