ムーラン・ルージュ(2001年)の紹介:2001年アメリカ映画。パリのキャバレーを舞台に、貧乏な作家志望の青年とパリの高級娼婦の悲恋を描いた、ミュージカル映画。アカデミー賞衣装デザイン賞と美術賞を受賞しており、舞台に登場する豪華なセットや華やかな衣装も必見です。
監督:バズ・ラーマン 出演者:ニコール・キッドマン(サティーン)、ユアン・マクレガー(クリスチャン)、ジョン・レグイザモ(ロートレック)、リチャード・ロクスバーグ(公爵)ほか
映画「ムーラン・ルージュ(2001年)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ムーラン・ルージュ(2001年)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ムーラン・ルージュ(2001年)」解説
この解説記事には映画「ムーラン・ルージュ(2001年)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ムーラン・ルージュ(2001年)のネタバレあらすじ:作家を目指す貧乏青年、クリスチャン
舞台は1899年のパリ。作家を志望してモンマルトンにやってきた貧乏な青年クリスチャンは、愛と自由をテーマにした物語の構想を練っていましたが、一向に物語を思いつかず、途方に暮れる日々を過ごしていました。ある日のこと、クリスチャンの下宿する安宿の窓を突き破って、アルゼンチン人が落ちてきます。驚いて天井を見たクリスチャンの目に、「ムーラン・ルージュ」の舞台作家のオードリーや画家のロートレックの姿が飛び込んできます。
ムーラン・ルージュ(2001年)のネタバレあらすじ:舞台作家に抜擢されたクリスチャン
ムーラン・ルージュの舞台で流す音楽が決まらず困っていたロートレック達に、クリスチャンは即興で舞台にあった曲を披露します。クリスチャンが披露した曲をすっかり気に入ったロートレックは、クリスチャンを、ムーラン・ルージュの舞台作家として迎え入れようとしますが、クリスチャンのことが気に入らないオードリーは、怒ってその場から立ち去ります。
ムーラン・ルージュ(2001年)のネタバレあらすじ:恋に落ちたクリスチャンとサティーン
クリスチャンを舞台作家にすることを経営者に認めてもらうため、ロートレック達は、高級娼婦のサティーンに口利きをしてもらおうと画策します。サティーンの姿を見たクリスチャンは、一目で彼女に恋をしてしまいます。一方、サティーンは女優になるため、パトロンになってくれそうな公爵と二人きりになる機会を心待ちにしています。しかし、手違いにより、クリスチャンを資産家の侯爵と間違えたサティーンは、クリスチャンに恋をしてしまいました。
ムーラン・ルージュ(2001年)の結末:サティーンに捧げる物語
両想いとなった2人は、関係を偽って愛し合いますが、ついに公爵に秘密を知られてしまいます。2人の関係に公爵の怒りは止まりません。結核で、自分の命が長くないことを知っていたサティーンは、クリスチャンとの別れを決意します。やがて、ムーラン・ルージュの芝居は幕を開け、2人の愛は再燃します。しかし、サティーンの命は長くは持たちませんでした。サティーンの亡き後、クリスチャンは、彼女に捧げる物語を書き始めるのでした。
「ムーラン・ルージュ(2001年)」感想・レビュー
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バズラーマンらしい色彩の美しさと、名曲がたくさん使われたこの映画は流しているだけでも幸せです。
ユアンの色っぽい歌声は永久保存版です。
切なく美しいラブストーリーは、王道であっても私の中では不動の第1位です。 -
この映画はとにかくどの場面をとっても美しくてうっとりとしてしまいます。今もニコール・キッドマンはキレイですがこの映画のニコールは本当に美しい。ニコールを観るための映画といっても過言ではないと思ってます。もちろんストーリーもテンポよく観てて飽きません。
バズ・ラーマン独特のエンターテインメント性高い華やかな世界。観ていてわくわくします。公開当時映画館で働いていた私は、お客さんがいない時間に、主人公カップルのデュエット曲「come what may」をスタッフさんと熱唱していた思い出が。パリに行った時はムーラン・ルージュの風車が意外に小さくてびっくりしました。クリスチャンが殺されると思いきや、最後はまさかの展開で涙します。