四十七人の刺客の紹介:1994年日本映画。池宮彰一郎の同名小説を原作に「日本映画誕生100周年記念作品」として製作された。従来の忠臣蔵に比べて浅野内匠頭の刃傷や切腹の描写を大幅にカットして、内蔵助と米沢藩江戸家老、色部又四郎との駆け引きを物語の中心に描き、そこに内蔵助に想いを寄せる女達が花を添える。この作品で色部を演じた中井貴一が第18回日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞を受賞している。
監督:市川崑 出演:高倉健(大石内蔵助)、中井貴一(色部又四郎)、森繁久弥(千坂兵部)、石坂浩二(柳沢吉保)、岩城滉一(不破数右衛門)、宇崎竜童(堀部安兵衛)、井川比佐志(奥田孫太夫)、浅丘ルリ子(りく)、黒木瞳(きよ)、清水美砂(ほり)、宮沢りえ(かる)、古手川祐子(瑤泉院)、今井雅之(高田群兵衛)、石橋蓮司(小林平八郎)、ほか
映画のネタバレ
「四十七人の刺客」のネタバレあらすじ結末
「俺たちの交響楽」のネタバレあらすじ結末
俺たちの交響楽の紹介:1979年日本映画。川崎で活動するエゴラド合唱団の京子に一目ぼれした、鉄工所に勤める新田は、京子に誘われるがまま合唱団に入ります。歌より京子目当ての新田は、誘っても相手にされない事で練習を休み始めます。そんな新田に京子は練習に戻って来てと話しかけます。やがて練習に戻った新田でしたが今度は先生とぶつかり、やめると言い出し…という人情ドラマです。松竹映画だけに渥美清や倍賞千恵子がチョイ役で登場しています。
監督:朝間義隆 出演者:武田鉄矢(新田徳次郎)、友里千賀子(小林京子)、伊東達広(佐藤安男)、永島敏行(菊地保)、田辺靖雄(遠藤芳人)、森下愛子(佐久間弓子)、岡本茉利(野村文枝)、熊谷真実(紺野節子)、ホーン・ユキ(橋本トシ子)、山本圭(渋谷勝彦)、田村高廣(小柳出秀次)ほか
「デリンジャー」のネタバレあらすじ結末
デリンジャーの紹介:1973年アメリカ映画。1933年~34年にかけ、アメリカの各州で銀行強盗を繰り返し、デリンジャー一家として恐れられていたボスのジョン・デリンジャーの半生を描いたクライム映画です。紳士的な態度ながら、鮮やかに金を奪い、時には市民に金をばら撒き、義賊と呼ばれた振る舞いのデリンジャーと、デリンジャーを追うFBI捜査官の二つの視点で物語は進みます。
監督:ジョン・ミリアス 出演者:ウォーレン・オーツ(ジョン・デリンジャー)、ベン・ジョンソン(メルヴィン・パーヴィス)、ミシェル・フィリップス(ビリー・フレチェット)、リチャード・ドレイファス(ベビーフェイス・ネルソン)、ハリー・ディーン・スタントン(ホーマー・ヴァン・メーター)、スティーヴ・カナリー(プリティボーイ・フロイド)、クロリス・リーチマン(アンナ・セージ)、ジェフリー・ルイス(ハリー・ピアポント)、ジョン・P・ライアン(チャールズ・マックレー)、ロイ・ジェンソン(サミュエル・コウリー)ほか
「夜ごとの夢」のネタバレあらすじ結末
夜ごとの夢の紹介:1933年日本映画。伝説の女優、栗島すみ子主演、成瀬巳喜男監督作品。当時、おなじ松竹蒲田撮影所でメガホンをとっていた小津安二郎監督の初期作品と酷似したテーマ、作風に仕上がっています。小津とおなじ撮影所で働いていたことは、成瀬を語るうえでは欠かせません。成瀬はのちに東宝の前身である映画会社PCLに移籍しますが、移籍の経緯はともかく、この映画を観る限り小津の影響は小さくありません。松竹蒲田の若き才能が小津の向こうを張る意気込みによって芽吹いています。
監督: 成瀬巳喜男 出演者:栗島すみ子(おみつ)、小島照子(子・文坊)、齋藤達雄(男)、新井淳(隣の人)、吉川満子(その妻)、坂本武(船長)、大山健二(船員)、小倉繁(船員)、飯田蝶子(女将)、沢蘭子(おみつの友達)ほか
「スペースミッション2040」のネタバレあらすじ結末
スペース ミッション 2040の紹介:2012年アメリカ映画。地球の水が汚染され、レッドクイーン号に乗った4人は木星の衛星エウロパで地球に持ち帰る水を採取する任務を遂行していました。地球への帰還となり、あと2時間で地球へ着くという時、小惑星群にぶつかったレッドクイーン号内部では、衝撃で医師の女性が死亡。核兵器によって目の前に現れた月は崩壊し、地球は消滅していた。帰る当てのなくなった3人の乗組員の運命は!?…というSFスリラーです。前半の展開からは想像できない、トンデモナイ後半が待っています。
監督:エリック・ダプケウィッツ
出演者:ジュネータ・セント・クレア(アレックス・フォックス/女)、スチュワート・W・カルフーン(フランキー・オバーン)、イーサン・シャーレット(アレックス・フォックス/男)、アンドリュー・ハーノン(ジム・グレイ)、エイミー・リンゼイ(キャット・スペンサー)ほか
「カフェ・ソスペーゾ 優しさがつなぐ一杯」のネタバレあらすじ結末
カフェ・ソスペーゾ ~優しさがつなぐ一杯~の紹介:2017年アメリカ, イタリア, アルゼンチン映画。貧しい人のためにコーヒー代を払っておくナポリの粋な習慣は、今は世界のあちこちで見る事ができる。三つの都市でコーヒーを通して繋がっていく人々の群像劇を映し出す。
監督:フルヴィオ・イアヌッチ、ローリー・サントス
「4匹の蝿」のネタバレあらすじ結末
4匹の蝿の紹介:1971年イタリア映画。謎の人物に脅迫され、次第に追い詰められていく男性の恐怖を描くサスペンス作品。ロックバンドのドラマーであるロベルトは、1週間前から見知らぬ男に付きまとわれ苛立っていた。ある夜、男を追って無人の劇場に踏み込んだロベルト。そこで男ともみ合いになり、誤って相手をナイフで刺殺してしまった。しかもその現場を不気味な仮面をつけた人物に撮影されてしまう。翌日から、ロベルトは仮面の人物の執拗な脅迫を受けるようになった。ロベルトは事態を打開すべく、私立探偵アロージオを雇って調べて貰うことにするのだが…。イタリアンホラーの帝王ダリオ・アルジェント監督の幻の傑作。
監督:ダリオ・アルジェント 出演者:マイケル・ブランドン(ロベルト)、ミムジー・ファーマー(ニーナ)、ジャン=ピエール・マリエール(アロージオ)、バッド・スペンサー(神様/ディオメーデ)、フランシーヌ・ラセット(ダリア)ほか
「ジャニス リトル・ガール・ブルー」のネタバレあらすじ結末
ジャニス リトル・ガール・ブルーの紹介:2015年アメリカ映画。ブルースの歌手として一線を走ったジャニス・ジョプリンが両親に宛てた手紙と、彼女に関わった人々のインタビューによって明かされる、叫びの中に秘められた感情を垣間見る。
監督:エイミー・J・バーグ 出演:ジャニス・ジョプリン(アーカイブ映像)、ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニー、クリス・クリストファーソン、ボブ・ウェア、ディック・キャヴェット、カントリー・ジョー・マクドナルド、ジョン・レノン(アーカイブ映像)、オノ・ヨーコ(アーカイブ映像)、ジュリエット・ルイス、ほか
「ジェレミー・スコット 人を仕立てるデザイナー」のネタバレあらすじ結末
ジェレミー・スコット 人を仕立てるデザイナーの紹介:2015年アメリカ映画。保守的なファッション界に一石を投じるジェレミー・スコット。多くのファンを持つ彼がイタリアのモスキーノのディレクターとして老舗ブランドの再起を図る。
監督:ヴラッド・ユーディン 出演者:ジェレミー・スコット、デヴォン青木、マイリー・サイラス、レディー・ガガ、ニッキー・ヒルトン、パリス・ヒルトン、ペレス・ヒルトン、ジャレッド・レトー、エイサップ・ロッキー、リタ・オラ、ケリー・オズボーン、ほか
「幼い依頼人」のネタバレあらすじ結末
幼い依頼人の紹介:2019年韓国映画。2013年に韓国で実際に発生した「漆谷継母児童虐待死亡事件」を基にしたクライム・サスペンス作品です。出世だけを望んでいた弁護士志望の男が、ひょんなことから知り合った10歳の少女に幼い弟の殺害容疑がかけられたことを知り、真相解明と少女を救うために奔走する姿を描きます。
監督:チャン・ギュソン 出演者:イ・ドンフィ(ユン・ジョンヨプ)、ユソン(ジスク)、チェ・ミョンビン(キム・ダビン)、イ・ジュウォン(キム・ミンジュン)、コ・スヒ(ミエ)、ソ・ジョンヨン(ムンジョン)、ウォン・ヒョンジュン(キム・ジョンナム)、イ・ナラ(ソジョン)、チョン・ジュンウォン(ゴヌ)、イ・ヒョンギュン(ビョンジュ)、イ・ジフン(ヒョンソク)、イ・ロウン(チャンホ)、イ・ボム(担任)、チョン・ヒデ(ドンチョル)、キム・シヨン(検事)、ピョン・ジュヒョン(班長)、ペク・スンチョル(国選弁護士)、キム・ボヨン(判事)、チョ・ドッキュン(キョンジェ)ほか
「金融腐蝕列島〔呪縛〕」のネタバレあらすじ結末
金融腐蝕列島〔呪縛〕の紹介:1999年日本映画。ベストセラーとなった高杉良の同名小説を映画化した作品。腐敗した大銀行を再びよみがえらせるべく立ち上がった中堅行員達の活躍を描いています。役所広司や仲代達矢、椎名桔平らの大御所の出演も話題になりました。
監督:原田眞人 出演:役所広司(北野浩)、仲代達矢(佐々木英明)、椎名桔平(片山昭雄)、風吹ジュン(北野今日子)、若村麻由美(和田美豊)、三浦春馬(北野浩一)、矢島健一、遠藤憲一、中村育二、根津甚八、本田博太郎、石橋蓮司、黒木瞳、ほか
「無頼 人斬り五郎」のネタバレあらすじ結末
無頼 人斬り五郎の紹介:1968年日本映画。名振会の会長を弟分の昌彦と殺して、刑務所に服役していた五郎が仮出所します。五郎は刑務所で死んだ昌彦から「姉のしのぶに会って渡してくれ」と、押し花を預かっていました。久しぶりに石浜に帰った五郎が見たものは、以前にも増して悪行で支配する名振会の姿。偶然出会った由紀という女性と行動を共にしながら、しのぶを探す五郎でしたが、名振会のいやがらせが、由紀やしのぶにまで及び…という内容の渡哲也主演のアウトローアクション無頼シリーズ第四作です。
監督:小澤啓一 出演者:渡哲也(藤川五郎)、松原智恵子(磯村由紀)、佐藤慶(白山周介)、小林千登勢(林田しのぶ)、藤竜也(林田昌彦)、小池朝雄(海藤賢作)、岡崎二朗(石丸鉄男)、南原宏治(牧野昇次)ほか
「六本木バナナ・ボーイズ」のネタバレあらすじ結末
六本木バナナ・ボーイズの紹介:1989年日本映画。六本木を舞台に、幼馴染の二人が町のヤクザとケンカをしながら難題を解決していくというコメディ映画です。『ビー・バップ・ハイスクール』シリーズで主演を務めた仲村トオルと清水宏次朗が再びコンビを組み、二人を取り巻く俳優陣は、今では大物ばかりの面々です。
監督:成田裕介 出演者:仲村トオル(夏目涼太郎)、清水宏次朗(岩田哲男)、森川由加里(高見小百合)、カトリーヌ・ケーシー(ジュディ・エストラダ)、RIKACO(京子)、香川照之(渡辺)、栗田貫一(前島)、木之元亮(今井)、ジミー大西(アキラ)ほか
「渋谷ミッドナイト・ウォー 暗黒街」のネタバレあらすじ結末
渋谷ミッドナイト・ウォー 暗黒街の紹介:2001年日本映画。渋谷を根城にする愚連隊の重光らでしたが、新宿から中国マフィアの下に付く英明らのグループが進出してきます。抗争を繰り返す英明らですが、重光と英明は子供時代に一緒に暮らしていた仲でした。重光との争いを避けたい英明は、重光を仲間にしようとしますが、ヤクザの銀狼会の若松が間に入ってきたことから、中国マフィアvs銀狼会の抗争に発展し、重光と英明も巻き込まれていき…という渋谷を舞台にした若きアウトローたちの抗争を描いた作品です。
監督:藤原健一 出演者:三上大和(重光)、並川孝太(英明)、菅原加織(若松)、ガダルカナル・タカ(伊達)、宍戸錠(父親)、菅田俊、愛染恭子、ほか
「落葉とくちづけ」のネタバレあらすじ結末
落葉とくちづけの紹介:1969年日本映画。大学時代演劇部のヒロインだった信子は卒業後CM女優をしていました。信子の周りには大学時代から付き合いのある水谷たち5人組がいつもそばにいます。そんな時、信子の彼氏だったというジュンという青年が現れます。覚えのない信子にジュンは2年前に記憶喪失になっているんだと言いますが…という内容のヴィレッジ・シンガーズ、オックスの共演とヒット曲に合わせたラブストーリーです。ラストはミステリー映画並みのどんでん返しがあります。
監督:斎藤耕一 出演者:ヴィレッジ・シンガーズ、オックス、尾崎奈々(田代信子)、藤岡弘(ジュン)、香山美子(亜紀)、早瀬久美(田代悦子)ほか