地の群れの紹介:1970年日本映画。井上光晴の原作を熊井啓が映画化。被差別部落と被爆者という題材から大手の映画会社では企画をはねられ続けたが、発足したばかりのATGの協力で製作が実現化した。キネマ旬報ベストテンでは5位に入選。
監督:熊井啓 出演:鈴木瑞穂(宇南)、松本典子(英子)、瀬川菊之丞(宇南の父)、寺田誠(信夫)、ほか
ドラマ映画のあらすじ
「地の群れ」のネタバレあらすじ結末
「秋のソナタ」のネタバレあらすじ結末
秋のソナタの紹介:1978年スウェーデン映画。巨匠ベルイマンが同じスウェーデン出身の大女優イングリッド・バーグマンと唯一コンビを組んだ秀作。ベルイマン映画の常連リヴ・ウルマンがその娘を演じている。母と娘、女同士の苛烈極まる会話が見どころ。
監督:イングマール・ベルイマン 出演:イングリッド・バーグマン(シャロッテ)、リヴ・ウルマン(エーヴァ)、ハルヴァール・ビョルク(ヴィクトール)、レーナ・ニイマン(ヘレナ)
「鏡の中にある如く」のネタバレあらすじ結末
鏡の中にある如くの紹介:1961年スウェーデン映画。巨匠ベルイマン監督の「沈黙」「冬の光」と並ぶ「神の沈黙」三部作のひとつ。精神を病んだ女性の近親相姦を思わせる場面が話題となった。アカデミー賞外国語映画賞を受賞したほか、脚本賞にもノミネートされている。
監督:イングマール・ベルイマン 出演:ハリエット・アンデルセン(カリン)、グンナール・ビョルンストランド(ダビッド)、マックス・フォン・シドー(マーチン)、ラーシュ・パッスコード(ミーナス)
「わが命つきるとも」のネタバレあらすじ結末
わが命つきるともの紹介:1966年イギリス映画。「アラビアのロレンス」の脚本などで知られる劇作家ロバート・ボルトが自らの戯曲をシナリオ化。巨匠ジンネマンが見事な演出で映画化した秀作。史上有名なトマス・モアの処刑事件を緊密な構成で描く。アカデミー作品賞受賞。
監督:フレッド・ジンネマン 出演:ポール・スコフィールド(トマス・モア)、ウェンディ・ヒラー(アリス・モア)、レオ・マッカーン(トマス・クロムウェル)、ロバート・ショウ(ヘンリー8世)、オーソン・ウェルズ(トマス・ウルジー)
「いつか晴れた日に」のネタバレあらすじ結末
いつか晴れた日にの紹介:1995年イギリス,アメリカ映画。19世紀のイギリスを舞台に、貴族が遺した3人の娘の切ない恋愛模様を、遺産相続の問題などを絡めて描きます。主演のエマ・トンプソンが脚本を手掛けており、アカデミー賞で脚色賞を受賞しています。
監督:アン・リー 出演者:エマ・トンプソン(エリノア・ダッシュウッド)、ケイト・ウィンスレット(マリアンヌ・ダッシュウッド)、ヒュー・グラント(エドワード・フェラース)、アラン・リックマン(ブランドン大佐)、ジェマ・ジョーンズ(ダッシュウッド夫人)ほか
「ティエリー・トグルドーの憂鬱」のネタバレあらすじ結末
ティエリー・トグルドーの憂鬱の紹介:2015年フランス映画。「ベティ・ブルー/愛と激情の日々」(1986)で好演、「母の身終い」(2012)で二度目のセザール賞主演男優賞ノミネートを果たしたフランスの名優、ヴァンサン・ランドン主演作。現代のフランスが抱える深刻な失業問題を、真正面からとらえたシリアス・ドラマ。フランス国内で大ヒットを記録した。50才を過ぎて突然会社を解雇されたティエリー。1年半の無職生活の末、ようやくありついた仕事はスーパーマーケットの監視員だった。毎日毎日、万引き犯を見つけ出すという仕事に彼の心はすり減っていく。
監督:ステファヌ・ブリゼ 出演者:ヴァンサン・ランドン(ティエリー・トグルドー)、カトリーヌ・ドゥ・ミルベック(ティエリーの妻)、マチュー・シャレール(マチュー)、イヴ・オリィ(カウンセラー)、グザビエ・マチュー(同僚)、カトリーヌ・サン=ボネ(銀行融資係)ほか
「パリ、恋人たちの影」のネタバレあらすじ結末
パリ、恋人たちの影の紹介:2015年フランス映画。ドキュメンタリー映画の監督の夫ピエールと、献身的に映画製作を助ける妻マノン。二人は同じ目的に向かっているはずだったが…。夫は若いフィルム保存係のエリザベットと肉体関係をもち、妻も心の隙間を別の男で埋める。ピエールとマノンの関係は、そして二人の作る映画はどうなるのか。
監督:フィリップ・ガレル 出演者:クロティルド・クロー(マノン)、スタニスラス・メラール(ピエール)、レナ・ポーガム(エリザベット)、ヴィマーラ・ポンズ(リサ)、ほか
「偉大なるマルグリット」のネタバレあらすじ結末
偉大なるマルグリットの紹介:2015年 フランス映画。1900年初頭、アメリカで有名になった大富豪夫人フローレンス・フォスター・ジェンキンス。とてつもない音痴で話題を呼んだ彼女の実話をもとに、フランスで映画化されたのが今作。アメリカでは同時期に「マダム・フローレンス!夢見るふたり」が制作されている。パリ郊外に豪邸をかまえるマルグリット・デュモン男爵夫人。音楽をこよなく愛し、自らも歌うことが大好きな彼女の最大の欠点は「音痴」。その事実に全く気付かない本人をめぐり、さまざまな思惑を抱えた周囲の人間達が巻き起こす騒動をシニカルに描く。
監督:グザヴィエ・ジャノリ 出演者:カトリーヌ・フロ(マルグリット・デュモン)、アンドレ・マルコン(ジョルジュ・デュモン)、デニス・ムプンガ(マテルボス)、ミシェル・フォー(アスト・ペッジーニ)、クリスタ・テレ(アゼル)ほか
「火の山のマリア」のネタバレあらすじ結末
火の山のマリアの紹介:2015年グアテマラ,フランス映画。南米メキシコの南に位置する、グアテマラの大地に逞しく生きる人々。過酷な自然の中、教育も文化もない生活を営む少女マリアは、アメリカに行きたいと夢見る青年ペペに惹かれていく。だがそれは恋愛というより、ここではないどこかへ逃げ出したいという彼女の心の叫びだった。そんな中、裕福な農園主との結婚話が持ち上がり、戸惑うマリアは思い切った行動に出る。第65回ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞。さらにグアテマラ史上、初の米アカデミー賞外国語映画賞にエントリーされるという快挙を果たした、ハイロ・ブスタマンテ監督による初の長編映画。
監督:ハイロ・ブスタマンテ 出演者:マリア・メルセデス・コロイ(マリア)、マリア・テロン(フアナ)、マヌエル・マントゥン(マヌエル)、フスト・ロレンソ(イグナシオ)、マルビン・コロイ(ペペ)ほか
「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」のネタバレあらすじ結末
インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌の紹介:2013年アメリカ映画。世界イケメンランキング2016年の5位であるオスカー・アイザック。世界的イケメンが相当なダメ男を演じます。かっこいいのに何だかちょっと嫌いになりそうなくらいダメでついていないフォークシンガーが最高です。
監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン 出演者:オスカー・アイザック(ルーウィン・デイヴィス)、キャリー・マリガン(ジーン・バーキー)、ジョン・グッドマン(ローランド・ターナー)、ジャスティン・ティンバーレイク(ジム・バーキー)アダム・ドライバー(アル・コーディ)ほか
「トリコロール/青の愛」のネタバレあらすじ結末
トリコロール/青の愛の紹介:1993年フランス,ポーランド,スイス映画。トリコロール三部作の第1作で、音楽家だった夫を事故で失った女性と彼女に想いを寄せる夫の仲間との人間関係を軸に描いた人間ドラマです。
監督:クシシュトフ・キェシロフスキ
出演者:ジュリエット・ビノシュ(ジュリー)、ブノワ・レジャン(オリヴィエ)、エレーヌ・ヴァンサン(ジャーナリスト)、エマニュエル・リヴァ(ジュリーの母)、フロランス・ぺルネル(サンドリーヌ)ほか
「揺れる大地」のネタバレあらすじ結末
揺れる大地の紹介:1948年イタリア映画。イタリア・ネオリアリズモを代表する一本。現地の労働者がシチリア方言で全ての役を演じている。漁師と仲買人の階級闘争、漁師一家の没落、そして悲劇にもなお誇りを捨てない人々。
監督:ルキノ・ヴィスコンティ 出演者:アントニオ・アルチディアコノ(ウントーニ)、ジュゼッペ・アルチディアコノ(コーラ)、ネッルッチャ・ジャンモーナ(マーラ)、アニェーゼ・ジャンモーナ(ルチア)、二コラ・カストーナ(二コラ)ほか
「魔術師 (1958年)」のネタバレあらすじ結末
魔術師の紹介:1958年スウェーデン映画。科学の世紀である19世紀の半ば、ヨーロッパを旅する魔術師ヴォーグレル博士の一座がある館に逗留を命じられる。魔術を見下す町のおえら方に芸を見せなければならない。彼ら一座はどうやって危機を逃れるのか。
監督:イングマール・ベルイマン 出演者:マックス・フォン・シドー(魔術師ヴォーグレル博士)、イングリッド・チューリン(アマン/マンダ)、ナイマ・ウィフストランド(ヴォーグレルの祖母)、ビビ・アンデショーン(サーラ)、グンナール・ビョルンストランド(医師ヴェルゲールス)ほか
「リトル・ブッダ」のネタバレあらすじ結末
リトル・ブッダの紹介:1993年イギリス,フランス映画。師の転生者探索を使命とするチベットの高僧と、その候補者となったアメリカに住む少年とその家族との交流を、若き日のブッダの物語を織り交ぜながら、神秘の赤と現実の青のシーンで構成された作品です。
監督:ベルナルド・ベルトルッチ 出演:アレックス・ヴィーゼンダンガー(ジェシー・コンラッド)、キアヌ・リーヴス(シッダールタ王子)、ブリジット・フォンダ(リサ・コンラッド)、クリス・アイザック(ディーン・コンラッド)、イン・ルオチェン(ラマ僧ノルブ)、ほか
「ビルマの竪琴」のネタバレあらすじ結末
ビルマの竪琴の紹介:1985年日本映画。ビルマ(現在のミャンマー)で亡くなった日本兵を鎮魂するために現地の僧侶となった、竪琴の名手である日本兵の物語。1956年に作られた映画の脚本を元にしており、同じ監督によって製作されている。原作は評論家の竹山道雄が執筆した児童向けの文学作品で、彼は毎日出版文化賞と、芸術選奨文部大臣賞を受賞した。
監督:市川崑 出演者:石坂浩二(井上隊長)、中井貴一(水島上等兵)、岡田上等兵(小林稔侍)、北林谷栄(物売りの老婆)、菅原文太(三角山守備隊隊長) ほか