39 刑法第三十九条の紹介:1999年日本映画。刑法39条1項心神喪失者の行為は、罰しない。2項心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する。心神喪失を扱ったこの刑法39条を軸に争われる本格法廷サスペンス。監督はサスペンス映画の雄、森田芳光。法により守られる加害者の権利と虐げられた被害者の感情の相克を真正面から描いた重厚な物語。
監督:森田芳光 出演:小川香深(鈴木京香)、柴田真樹(堤真一)、名越文雄(岸部一徳)、小川祐子(吉田日出子)、工藤実可子(山本未來)、工藤啓輔/砂岡明(勝村政信)、ホームレスの手塚(笹野高史)、中村刑事(竹田高利)、畑田修(入江雅人)、畑田恵(春木みさよ)、館林刑事(菅原大吉)、裁判長(田村忠雄)、漁村の村松(井上博一)、犬山の警官(ラッキィ池田)、柴田利光(國村隼)、長村時雨(樹木希林)、草間道彦(江守徹)、藤代実行(杉浦直樹)、ほか
サスペンス映画のあらすじ
「39 刑法第三十九条」のネタバレあらすじ結末
「レイクサイド マーダーケース」のネタバレあらすじ結末
レイクサイド マーダーケースの紹介:2004年日本映画。愛情とエゴが複雑に絡み合うミステリー作品。湖畔の別荘で行われる勉強合宿に参加した3組の親子。そこに並木俊介の愛人高階英里子が突然現れた。彼女はその夜に殺害され、犯行を自供したのは並木の妻美菜子だった。他の親達は子どもの受験に影響を及ぼさないようにと、事件の隠蔽を図る。原作は東野圭吾の小説『レイクサイド』。
監督:青山真治 原作:東野圭吾 出演者:役所広司(並木俊介)、薬師丸ひろ子(並木美菜子)、柄本明(藤間智晴)、眞野裕子(高階英里子)、豊川悦司(津久見勝)ほか
「アメリカン・クライム」のネタバレあらすじ結末
アメリカン・クライムの紹介:2007年アメリカ映画。実在した当時16歳で亡くなった女性、シルヴィア・ライケンスの虐待死を「ジュノ」で一躍有名になった女優、エレン・ペイジが熱演。シルヴィア本人の生き写しかと思うぐらい容姿が似ているエレン・ペイジの熱演を見逃さないで!
監督:トミー・オヘイヴァー 出演:エレン・ペイジ(シルヴィア・ライケンス)、キャサリン・キーナー(ガートルード・ヴァ二シェフスキー)、ジェームズ・フランコ(アンディ)、フェイリー・マクファーランド(ジェ二ー・ライケンス)、アリ・グレイナー(ポーラ・バニシェフスキー)、ジェレミー・サンプタ-(コイ・ハバード)、ほか
「ヒッチハイク」のネタバレあらすじ結末
ヒッチハイクの紹介:1976年イタリア,アメリカ映画。けんかの絶えない取材旅行中の夫婦が、強盗事件を起こした凶悪犯をヒッチハイクで乗せたために最悪の事態に巻き込まれてしまうという話のセクシーバイオレンス映画です。『O嬢の物語』のコリンヌ・クレリーの美貌が光る問題作です。
監督:パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ 出演者:フランコ・ネロ(ウォルター・マンチーニ)、コリンヌ・クレリー(イブ・マンチーニ)、デヴィッド・ヘス(アダム)、ジョシュア・シンクレア(オークス)、カルロ・プリ(ホーク)ほか
「ミッシングID」のネタバレあらすじ結末
ミッシング IDの紹介:2011年アメリカ映画。ある日、失踪児童サイトに自分の写真を見つけた高校生が、突如国家的陰謀に渦に巻き込まれ、謎の組織から命を狙われ、必死で逃走する中で真実の自らの出生の謎に迫っていく様子をスリリングに描いたサスペンス・アクション映画です。キャッチコピーは「偽りの日常か、真実の自分か。」
監督:ジョン・シングルトン 出演:テイラー・ロートナー(ネイサン)、リリー・コリンズ(カレン)、アルフレッド・モリナ(バートン)、ジェイソン・アイザックス(ケビン)、マリア・ベロ(マーラ)、ミカエル・ニクヴィスト(コズロフ)、シガーニー・ウィーヴァー(ベネット医師)、ほか
「第3逃亡者」のネタバレあらすじ結末
第3逃亡者の紹介:1937年イギリス映画。日本でも翻訳の出ているジョセフィン・テイのミステリー「ロウソクのために一シリングを」をヒッチコックが映画化。ラスト近くのダンスホールを横切る長いワンショットが有名。
監督:アルフレッド・ヒッチコック 出演:デリック・デ・マーニー(ロバート)、ノヴァ・ピルビーム(エリカ)、エドワード・リグビー(ウィル)、パメラ・カーメ(クリスティン)
「THE FORGER 天才贋作画家 最後のミッション」のネタバレあらすじ結末
THE FORGER 天才贋作画家 最後のミッションの紹介:2014年アメリカ映画。ジョン・トラボルタの主演作で、2014年のトロント国際映画祭で上映されて好評を得たクライム・サスペンス。画家志望だった男が悪事に手を染め、贋作画家となり刑務所に服役していた。愛するひとり息子がガンで余命いくばくもないと知った時、男は新たな罪を犯して仮出所を手に入れる。息子との絆を取り戻そうとする彼に、新たな贋作の仕事が舞い込んでしまうが…。共演は、「人生はビギナーズ」(2010)でアカデミー助演男優賞を受賞したクリストファー・プラマーほか。
監督:フィリップ・マーティン 出演者:ジョン・トラボルタ(レイ・カッター)、クリストファー・プラマー(ジョセフ・カッター)、タイ・シェリダン(ウィル・カッター)、アンソン・マウント(キーガン)、アビゲイル・スペンサー(キャサリン/ペイズリー刑事)、ジェニファー・イーリー(キム)、マーカス・トーマス(カール)ほか
「誘拐の掟」のネタバレあらすじ結末
誘拐の掟の紹介:2014年アメリカ映画。だらしない風貌だが刑事のマットは酒に溺れ、重大な判断ミスをしてしまい辞職する。酒を断ち、探偵の真似事をする彼に、断酒会で出会った男が仕事を頼んでくる。その仕事は妻を誘拐され惨殺されたその男の弟が犯人を捜して欲しいという依頼だった。彼はその依頼を通し、過去の罪を継ぐない、自分の新たな一歩を踏み出す為に奔走する。リーアム・ニーソン主演の重厚なクライムスリラー映画。
監督:スコット・フランク 出演者:リーアム・ニーソン(マット・スカダー)、ダン・スティーヴンス(ケニー・クリスト)、デヴィッド・ハーバー(レイ)、アストロ(TJ)、ダニエル・ローズ・ラッセル(ルシア)、ほか
「リピーターズ」のネタバレあらすじ結末
リピーターズの紹介:2010年カナダ映画。その日は久しぶりの外出許可が出たカイル。久しぶりに妹に会いに行くも彼女はほとんど口を交わさず去ってしまう。同じ施設で暮らすソニアとマイクも良い1日ではなかったようだ。その日は激しい嵐、施設は突然停電する。次の日カイルが目を覚ますとなんだか様子がおかしい。その日から3人は異常な1日に憑りつかれることになる。同じ1日を繰り返すことになるSFサスペンス映画。
監督:カール・ベッサイ 出演:カイル(ダスティン・ミリガン)、ソニア(アマンダ・クルー)、マイク(リチャード・デ・クラーク)ほか
「ザ・サークル」のネタバレあらすじ結末
ザ・サークルの紹介:2017年アメリカ映画。全世界に30億人のユーザーを持つ超巨大SNS企業〈サークル〉は、誰もが憧れる最先端企業。運良くサークルに採用され日々奮闘する新入社員のメイ。ある出来事をきっかけにカリスマ経営者ベイリーの目にとまり、新サービスの実験モデルに大抜擢されることとなる。このプロジェクトにより至る所に超小型カメラを設置し、自らの24時間をネット上に公開したメイは、瞬く間に1000万人を超えるフォロワーを獲得し、アイドル的な存在になる。背負った人気と膨大な善意の渦に挟まれながら悲劇の波へとのまれていく。そしてメイはサークルの重大な欠陥に気づいていく。原作は全米で一大センセーショナルを巻き起こしたベストセラー。エマ・ワトソンとトム・ハンクスの二大ハリウッドスターを主演に迎え、近い未来に待ち受けるSNS社会の光と闇を描いた作品。監督は28歳で長編映画デビューを果たし2年連続でサンダンス映画祭審査員特別賞を獲得したジェームズ・ポンソルト。先ごろ急逝したビル・パクストンがメイの父親役を演じていることでも話題になった。
監督:ジェームズ・ポンソルト 出演:エマ・ワトソン(メイ・ホランド)、トム・ハンクス(イーモン・ベイリー)、ジョン・ボイエガ(タイ・ラフィート)、カレン・ギラン( アニー・アラートン)、エラー・コルトレーン(マーサー)、パットン・オズワルト(トム・ステントン)、グレン・ヘドリー(ボニー/メイの母)、ビル・パクストン(ビニー/メイの父)ほか
「東京湾炎上」のネタバレあらすじ結末
東京湾炎上の紹介:1975年日本映画。田中光二の小説『爆発の臨界』を映画化したパニック・サスペンス巨編です。巨大タンカーがテロリスト集団にシージャックされ、立ち向かう乗組員たちとテロリストを欺くための奇策ともいえる情報操作に乗り出した政府の駆け引きを描いています。
監督:石田勝心 出演者:丹波哲郎(宗方船長)、藤岡弘(館次郎)、金沢碧(未知子)、宍戸錠(小佐井機関長)、水谷豊(ムンク)ほか
「十階のモスキート」のネタバレあらすじ結末
十階のモスキートの紹介:1983年日本映画。毎年昇任試験にも落ち万年主任で交番勤めの警官が、妻と子供に逃げられ、サラ金に借金したことにより、借金地獄に陥って破滅してゆく様を描いた作品です。内田裕也が主演ですが、脇を有名俳優が固める豪華布陣です。
監督:崔洋一 出演者:内田裕也(主人公の警官)、小泉今日子(RIE)、吉行和子(TOSHIE)、中村れい子(KEIKO)、宮下順子(スナックのママ)、風祭ゆき(婦人警官)、アン・ルイス(万引の女)、ビートたけし(競艇場の予想屋)ほか
「刑事ジョン・ブック/目撃者」のネタバレあらすじ結末
刑事ジョン・ブック/目撃者の紹介:1985年アメリカ映画。殺人事件を目撃してしまったアーミッシュ(ドイツ系移民によるキリスト教非主流派系の宗教集団)の少年とその母を保護するために奮闘する刑事の闘いを描いたサスペンス映画です。
監督:ピーター・ウィアー 出演者:ハリソン・フォード(ジョン・ブック)、ケリー・マクギリス(レイチェル・ラップ)、ルーカス・ハース(サミュエル・ラップ)、ジョセフ・ソマー(ポール・シェイファー)、ダニー・グローヴァー(ジェームス・マクフィー)ほか
「新幹線大爆破」のネタバレあらすじ結末
新幹線大爆破の紹介:1975年日本映画。新幹線に爆弾を仕掛けて巨額の身代金を要求した貧しき犯人グループと彼らを追う警察、爆弾を食い止めようとする国鉄職員らが織りなす人間模様を、豪華キャストのもとスリリングに描いたパニック・サスペンス巨編です。日本以上に海外で高く評価されたことも話題となりました。
監督:佐藤純弥 出演者:高倉健(沖田哲男)、千葉真一(青木運転士)、宇津井健(倉持運転指令室長)、山本圭(古賀勝)、織田あきら(大城浩)ほか
「フォーカス」のネタバレあらすじ結末
フォーカスの紹介:2015年アメリカ映画。敏腕詐欺師のニッキーはある日、三流スリの女ジェスと出会う。ジェスはニッキーの腕を見込んでスリのやり方を教わるが、さらに近づきたいと彼の統べる詐欺集団に加わることに。ジェスは見る見るうちにスリをうまくこなせるようになり、しかもニッキーの心をも掴んでしまう。ところが詐欺に「情」は禁物、とあるミッションを境にニッキーはジェスの元を去ってしまった…。そして3年後、二人は思わぬ場所で再会するのだった。
監督:グレン・フィカーラ、ジョン・レクア 出演:ウィル・スミス(ニッキー)、マーゴット・ロビー(ジェス)、ロドリゴ・サントロ(ガリーガ)、ジェラルド・マクレイニー(オーウェンズ)、ロバート・テイラー(マキューエン)、ほか